「おじいちゃんが畑を見てくださって」 ゆりか

8月9日

 午前中、盛男おじいちゃん、ななほちゃん、なつみちゃんと一緒に、サトイモとゴーヤの畑を見に行かせてもらいました。
 おじいちゃんのお話がとても面白くて、ご一緒して畑を見に行かせてもらえて嬉しかったです。
 おじいちゃんが教えてくださったことを、忘れないように書きます。

○斜畑サトイモ
 おじいちゃんは、「作物については原産地から考えるといい」と話して下さいながら、サトイモの畑に向かいました。
 そして、サトイモは東南アジア原産の植物であることを教えていただきました。
 強い光が好きな、暑い東南アジアで生まれたサトイモだから、斜畑の日陰に植え付けられたサトイモは、光を求めて伸びてしまったのだとおじいちゃんが説明してくださいました。今の背丈の伸びた斜畑のサトイモを一言で表すと、「植える場所が間違っていた」と。

 おじいちゃんは、綺麗な青緑色をしたサトイモの葉を優しく手にとって、
「だから、葉がこんなに大きくなってしまった。光合成をするためにですね」
 と、教えてくださいました。
 これから芽かきをして、主の茎1本にすると、良い芋ができること。
 サトイモは茎の酸素供給が必要な作物なので、3回に分けて、5センチずつ、計15センチの土寄せをすると、これも芋が大きくなるということも、詳しく教えていただきました。
 おじいちゃんが教えてくださった、サトイモの出身地から考えると、その理由にすごく納得したし、自分の中にインプットすることができました。東南アジア出身のサトイモのことを理解して、植える場所を考えないといけなかったと思いました。

 

○白大豆
 第一鉄塔畑手前の白大豆は、花がやや終わりかけています。
 花が咲いたときに水が必要で、今のタイミングで水やりをしたらいいと、おじいちゃんに教えていただきました。
 小豆は、北海道の乾燥地帯で育つ作物なので、水は要らない。(花が咲くときは必要)
 黒大豆も花が咲いたタイミングで水やりをする。その作物によって、水が欲しいときが違うので、それを知っておくようにと、おじいちゃんは話してくださいました。
 明日、白大豆の水やりをすることにしました。
 黒大豆と小豆も、花が咲いたタイミングで、雨が降らなかったら順次水やりをしようと思いました。

 

○第一鉄塔のサトイモ
 第一鉄塔のサトイモも、芽かきをするといいと教えていただきました。
 芽かきの方法は、カマで土の中から茎を刈るようにして取るといいそうです。
 おじいちゃんが下さったサトイモ「大野芋」は、小芋を植え付けて2年経ったら、次は親芋を植え付けると、連作障害がでないということです。
 今年は収穫後、親芋を取っておいて、来年は親芋を植えるといいと教えてもらいました。

 貯蔵は、小芋はそのまま取らないで、ひっくり返して、水がたまらないような地面に穴を掘り、藁を敷いて、15センチ籾殻をかけて、藁を上にかけて雨に防ぐ。土の中に保存する方法がいいと、おじいちゃんは仰っていました。
 親芋を植えるときは、90センチの畝で、50センチ間隔。少し間隔を広く取る。
 東南アジア原産のサトイモには、この温暖化が嬉しいということです。
 太陽の日差しが強く、地面は少し濡れているところが最適だと教えていただきました。

 畑を移動するときに、食べられる草をおじいちゃんが教えてくださいました。
 オオバコは、タンポポの葉っぱが丸くなったような、少し肉厚な草です。雑草取りのときに、よく見かける草でした。
 少し肥料をやったら、茂ってたくさん育ち、食べられるということです。
 クローバーも食べられる。タンポポはコーヒーにする。
 岩手県ではヒエを育てている。(土地が痩せていても育つので)
 おじいちゃんのお話を聞かせてもらいながら、おじいちゃんの目を通して見ると、普段何気なく目にしている草木が意味あるものとして自分の目にも映り、とても世界が広がる感じがしました。
 教えてもらった食べられる草も、いつか食べるときが来ると思い、覚えました。

 

○野畑ゴーヤ
 ななほちゃんたちのチームが大切に育てているゴーヤは沖縄出身です。今の暑い気候が好きな作物です。
 葉が黄色くなっているのは全く問題ない。ツル科の植物はこういうふうになりやすい。
 病気ではないと、おじいちゃんがはっきりと言ってくださいました。
 ゴーヤはとても状態がよいと仰っていました。
 雨が降らなかったら水やりをするといいというアドバイスをいただきました。

 それから、おじいちゃんはゴーヤの畑に腰掛けて、ポポーの話をして下さいました。
 桃とメロンを合わせたような味の、瑞々しい、トロピカルフルーツ。
 手が掛からない。おいしい。病気にならない。日本では作っている人が少なく珍しい。
 北米の原産で寒いのが好きだけれど、ここでも育つことができる。

 おじいちゃんは、そんな夢のようなポポーの話をして下さって、私もおじいちゃんのお話を聞きながら、ポポーのことを夢見ました。そんな楽しく魅力的なお話をたくさん聞かせてくださって、おじいちゃんと畑をまわらせていただいた時間が、とても貴重で、楽しかったです。
 おじいちゃんが畑を見てくださって、たくさんお話を聞かせてくださって、とても嬉しかったです。
 担当の人が、おじいちゃんと一緒に畑をまわることができて、その作物の出身地から、今の状態、収穫や貯蔵のことまで、教えていただけることが、すごく貴重で嬉しいと思いました。
 おじいちゃんがまた来週来てくださったときに、みんなで交代で、畑を見に行かせてもらえたらいいなと思いました。