「宝物の週末」 まゆこ

8月3日

 土曜日、日曜日と、週末は本当にあっという間で、充実しています。みんなと海にいかせていただいたり、畑、嫁入り、朝食当番など、みんなとの時間が本当に宝物だなと感じています。

 土曜日は、天気にも恵まれ、私は生まれて初めて『海』を身体と心で感じる事ができたと思いました。お父さんお母さん、みんなとだから、感じられたのだと思います。
 私は青森県野辺地町、海沿いの町で育ちました。立派な浜育ちでした。中学校からは海がみえました。
 でも、海に行って、楽しいと感じたことも、気持ちが良いと感じた事もありませんでした。(海の何がいいんだ? ただの水たまりと砂場じゃないか。)と思っていました。
 みんなと海に行かせていただき、私は、こんなにも海が気持ち良くて、お魚や海草がかわいくて、砂はこんなに気持ちが良いんだ、と心から思いました。心にしみました。
 
 海に入ったときの少しひやっとして、だけど心地の良い温度を感じながら、ボートによりかかり、りかちゃんやゆずちゃんと「このまま寝られるね」って良いながら、波に身を任せてゆらゆらと揺れていました。お母さんが「まゆこ~!」と綺麗な笑顔で崖の上からよんでくださり、アイパッドで写真を撮って下さいました。恥ずかしかったけれど、嬉しかったです。

「ここ、魚の群れがいる!」
 とお父さんが教えて下さったスポットにいくと、アニメの『スイミー』のように、群れてすばしっこく泳ぐ魚たちがいました。とてもかわいくて、追いかけると、ピューンとあっという間に逃げていってしまいました。
 お父さんが海にもぐり、魚を捕まえて下さいました。「とった!」と大きな声でお魚が入ったあみを掲げて教えて下さるお父さんが、格好良かったです。

 

 みんなと宝探しや、砂でお城を造ったり、スイカ割りをしたり。私は、海で遊ぶことを知らなかったし、こんなに楽しいことだということも知らずに生きてきていたんだな、と思いました。
 お父さんお母さん、みんなとだから、心から安心していられて、おもいっきり楽しめたと思います。みんなのおかげで、私は人間にしてもらって、生きていられるのだろうな、と思いました。

 帰宅すると、古吉野で桃の梱包をしてくれていたあんなちゃんが、笑顔で迎えてくれました。とても、綺麗な笑顔でした。
 美味しい夕食のカレーを家族みんなでいただきました。安心して帰る家があるって、家族がいてくれるって、本当に何にも変えられない幸せだと思いました。

 

 日曜日は、さきちゃんのお誕生日でした。
 私はさきちゃんが大好きです。さきちゃんは、食事のとき、いつも自分の言葉で表現して、みんなに嬉しかった事、発見を伝えてくれます。
 いつも変わらず、誠実で、前向きな姿勢を崩さないさきちゃんが、格好良いなと思います。
 卓球部で、さきちゃんとラリーをさせてもらうと、さきちゃんの真剣さ、緻密さを感じます。さきちゃんとラリーをさせてもらえる時間が、大好きです。
 さきちゃんが以前、ピーマンの収穫に誘ってくれたとき、とても柔らかな笑顔で誘ってくれて、収穫のときも、明るく、ハキハキした声で、誰の事も急かさずにリードしてくれていました。さきちゃんのピーマンを好きな気持ちや優しさを感じました。

 みんなとさきちゃんのお祝いをさせていただけて、嬉しかったです。

 日曜日は、朝はアスパラの収穫から始まり、1日を通してキャベツなどの定植の準備や、定植をさせていただきました。
 日中の(特に午前)のキャベツの植え穴準備は、気温が高めだったため、お茶がとても美味しく感じました。どれみちゃんが持ってきてくれたつめたーい麦茶。この麦茶は世界で一番おいしい麦茶だと思いました。熱い身体に染み渡る麦茶は、身体全身に行き渡っていくのを感じました。

 汗が絶え間なく流れましたが、この瞬間の暑さをこのメンバーで、感じるのは、一生のうち、今しか感じられない、と思うと、暑くてもとても愛おしい時間に感じましたし、暑さも味わい尽くしたい、と思いました。

 1日を通し、まえちゃんリーダーで定植準備や定植が進んで行きました。足りない所にみんなが臨機応変に入り、定植が進んで行きました。まえちゃんは、全体を見て、頭をフル回転させて、人の割り当て、作業の進め方を考えて、指示をしていました。

 ラインひき、畝作り、苗置き、植え付け……。いろんな役割が必要で、かつ、繊細で、スピードをもって作業を進めないといけない定植。
 日曜日は1つの畑だけで定植をしていたわけではないけれど、流れるように作業が進んでいきました。そのときのメンバーでベストを尽くせるように、場合によって、その場にあった決断を瞬時にしてリードしていくまえちゃんが格好良いと思いました。
 心も頭も、畑やみんなの為に使って、まえちゃんのようにリードできる人間になりたいと思いました。

 定植の最後に、雨が降ってきたけれど、火照った身体には気持ちが良い雨でした。帰りにまりこちゃんと「気持ち良いね」と笑い合い、まりこちゃんの笑顔に、心が柔らかくなりました。

 夜はソフトバレーでした。いろんなメンバーでチームを組み直して何度もゲームが出来たので、とても新鮮でした。また、お父さんお母さんと一緒にできたら嬉しいなと思いました。

 

 私は、もっと、もっと、みんなの中にいたいです。もっとみんなのなかで、自分に足りない情緒を深め、なのはなの価値観を落とし込みたいです。もっともっと、なのはなの価値観を、落とし込みます。

 損得考えず、計算せず、利他心をもって動きます。1つ1つのことを、流さずに、大切にします。どんなときも、真面目に、誠実に、利他心をもって生きていき、日々、少しでも良くなれるように、自分を高めて生きます。守ってもらう人ではなく、守る人になります。いつでも、表現者であります。

 仕事がなかなか覚えられなくて、焦る気持ちがあります。毎日、役にたてなくて悔しいと感じます。分からないことばかりだけれど、諦めません。自分の為の悲しい気持ちは、持ちません。前向きに、諦めずに、仕事に臨みます。

 気持ちがあふれて、たくさんの事を書いてしまいました。急ぎ足で書いてしまい、読みにくい文章になってしまったと思いますが、読んで下さり、ありがとうございました。
 時間なので終わります。おやすみなさい。