7月29日(水)「畑で待っていました--エビスカボチャ収穫&輪踊りの練習」

7月29日のなのはな

空は見事な曇天模様……と思いきや、雲が過ぎ去り、太陽が見えた! と思いきや、また雨が降る。

雨が降ったり、止んだりを繰り返すこの数日間。なんとも言えないこのぐずついた天気。 
そんな中、「早く私を畑から収穫して!」と言わんばかりの様子の野菜がいました。

どっしりとした、深緑色に染まった楕円の球体、さて、その野菜とは……。 
それはエビスカボチャ!!

 

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 今日の午前中は、空の3分の2を雲がしめつつも、雨がもってくれて、カボチャの収穫をすることができました。 
崖崩れハウス前下に植わっている約200株のエビスカボチャたち。

直径1メートル20センチほどの大きなおまんじゅう型の畝に、渦巻き状にぐるぐるとつるを這わせ、畑に入る前の道路から見たら、実の姿は見えないけれど、カボチャの葉の下には、熟した立派な実が沢山ついていました。

その肌は若々しい濃い緑から、深く渋い緑色へと変わり、ヘタはコルクのようになって、縦と横に亀裂がはいりはじめていました。

 

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作業メンバーはなおとさん、まあちゃん、さきちゃん、私の4人。 
約1反ほどあるこの畑に等間隔に並ぶ200個のカボチャたち。 
1人1畝間にはいって、熟れたカボチャをへたの部分から、鎌でカットしていきました。 
はじめは、コンテナに入れていたけれど、コンテナに1杯になって、畝間に運ぶ、そして、また新しいコンテナを持って、続きの場所へと戻る。

これではなんとも効率が悪く、4人という人数でも手早くスムーズにできる方法はないか。 
しかも、今日、この午前という時間はワンチャンスでした。
畑で、カボチャが腐る前に、なんとしてもこの時間に今熟してとれるものを収穫してあげたい。 
カボチャも、そのことを望み、私たちも望んでいました。と思っていたころに、なおとさんが思いついた!

 

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収穫をする人は、コンテナに入れず、収穫に徹する。
ヘタをカットし、収穫したカボチャは収穫されたことが分かりやすいように、おまんじゅうの畝のてっぺんにおいておきます。 
それを回収係のなおとさんが畑中で、一輪車を走らせて、荷台にカボチャを回収。

荷台に載ったカボチャを待ち構えるように、畑の入り口に停めた軽トラックの荷台に、カラのコンテナを敷き詰める。 
なおとさんは、回収したカボチャをのせた一輪車で、軽トラックへとひた走り、荷台に載ったコンテナにカボチャを入れていく。

また、畑の中へ、走る。 
畝間に入り畝の上に乗ったカボチャを回収。 
軽トラへひた走る。その繰り返し。

そして、まあちゃん、さきちゃん、私は、草が茂った中に隠れる熟したカボチャを見つけ出し、見落としがないように、ひたすら収穫を。 
作業時間残り約40分、なおとさんが考えついた方法で、怒濤のようにカボチャの収穫をしました。

 

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そして、畑のすべての畝を見終えることができました。 
収穫と運びをし終えたとき、思わず顔を見合わせて、喜びました。 
収穫されたカボチャは体育館にブルーシートをしいて、広げました。 
次は、貯蔵をして、収納するのです。 
みんなと甘いカボチャをいただける日が楽しみです。

(やよい)

 
 
 
  ***  
 
 
 
先日の浴衣の着付け講座で、浴衣を身にまとったとき。 
この浴衣を着て、輪踊りが踊りたいと思いました。 
その思いが届いたかのようです。
 

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雨が降る午後、体育館で輪踊りの練習が始まりました。 
今年もいよいよ、この時期がやって来たんだと嬉しくなりました。 
夏だけに味わうことができる、輪踊り。 
日本の文化を感じられる機会でもあります。

この日は、新しい子の振り入れをメインに4曲の輪踊りを練習しました。 みんなで体育館に列をなして並ぶと、初めて輪踊りを体験する子の緊張する面持ちが見えました。

1曲目は、『勝央音頭』。勝央町のメインの踊りです。 
輪踊りにはいくつかの曲数がありますが、そのなかでも1番に覚える振りが多く、次から次へと移り変わっていくポーズが見所です。 
踊っていても楽しい、見ていても見応えがある踊りだと感じていて、わたしは『勝央音頭』が1番好きな曲です。

 

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初めて踊る子にとっては覚えるまでが大変かなと思いますが、振りが身体に入って、曲にのって踊れるようになると、きっと楽しいだろうと思います。

振り入れはゆりかちゃんがリードしてくれました。 
1つひとつのポーズを手、足の順で丁寧に確認し、それから手足を合わせて、振りを繋げていきます。

頭から終わりまで繋がると、今度は曲を流しながら、その場で2回踊り、最終的に大きな二重の円をつくって、全員で合わせて踊りました。

久しぶりに『勝央音頭』を踊りました。 
何度も踊っているから、振りはすぐに思い出すことができ、自然と身体が動きました。 
落ち着いた曲と、雨が降る午後のわたしの気持ちが一致して、心も身体も輪踊りの世界にはまっていくのを感じました。

 

2曲目は、『サンサン勝央』。 
「お月様」のポーズから振りが始まるのが、この曲の魅力。 
美しいポーズだと感じます。 
この曲には、勝央町が栄えるようにという願いが込められた印象的な振りがあります。
 

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腰を少しかがめたところから、手を腰の横、胸の前、耳の横へと三段階に分けて、上へ上へと叩いていく振りです。 
バランスを取りながら、美しく、きれいに両手を重ね合わせて叩く難しさはあるけれど、伸びやかさがあって、まさに振りのままに、上へ上へと栄えそうです。

振り入れは簡単に、あとは繰り返し踊り込んで、身体に入れていきます。 
理屈で覚えようとするよりも、身体で覚えてしまった方が1番。 
わたしも何度も何度も踊り込んできました。 
さあ、少し身体が汗ばんできたけど、3曲目に入ろう。

 

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3曲目は、『勝央ヤットサ節』。 
振りはシンプル。 
でも1つひとつは最も難関といって良いかもしれない。 
両手をおでこの前でこねるようにして回します。 
これには、みんなも苦戦しました。

そこでお父さんが、動きを片手ずつに分解して教えてくれました。ポイントは、指よりも手首を先行で動かすこと。そうすることで柔らかい動きに見せることができます。

「いち、に、さーん」という掛け声に合わせて、お父さんの動きをみんなで真似ました。 
手首を意識すると、ぎこちなかった動きも少しずつ滑らかになったように感じました。

しばらく練習をして、いざ曲に合わせて踊ってみると、自分の動きが少し変わったのを感じました。 以前よりも手が動かしやすい! と思いました。

もう1つ、この曲の好きなところに、円の中心を向いて、手を上下に勢いよく上げ下げする振りがあります。
なぜ好きなのかというと、踊るみんなの顔が見えるから。 
列になって踊っていると、前の人の後頭部しか見えないけれど、この時だけはずっと前にいる人、あるいはずっと後ろにいる人と、円の中心を隔てて、正面に向かい合わせになることができます。

ふと目が合うと、ちょっぴり照れくさいけれど、やっぱり嬉しくて、自然と口角が上がりました。 
前の人、後ろの人、横の人、少し遠くに並ぶ人……。 
みんなを感じながら、みんなと一体となって、振りを揃えることを意識しながら踊りました。 
お父さんも曲ごとにアドバイスをしてくれました。お父さんが見てくれていると、何だか安心した気持ちがしました。 

 

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最後の曲、4曲目は、『四つ拍子』。 
わたしにとっては、1番踊りこなすのが難しくて、いまだに苦手意識があります。 
でもこの夏はぜひ、『四つ拍子』をきれいに踊りこなせたらいいなと願います。

ちょっぴり落ち着いた振りから、大きく手を広げて勢いよく手を叩き、そして今度は腰の横で両手を思い切りかざして叩き……大胆でダイナミックな曲です。 
ここまで踊ってきた『勝央音頭』や『サンサン勝央』と比べたら、男性の動きを思わせるような激しさも含まれています。

1曲が長く、そのなかで3つに分かれた振りを繰り返しながら踊り続けました。 
何度も何度も踊ったことのある曲だけれど、この日は何だか、これまでよりも踊りやすい、楽しいと感じました。 
踊り終わったときには、汗をびっしょりとかいていました。

 

 

最後に、この日振り入れをした4曲の総まとめで、全曲を合わせて踊りました 
『勝央音頭』『サンサン勝央』『勝央ヤットサ節』『四つ拍子』。 
同じ輪踊りでも、テンポ、リズム、雰囲気、それぞれが全く違うと思いました。 
そしてそれぞれに、他の曲とは比べられない魅力、踊る楽しさが秘められていると思いました。

 

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その曲ごとに、曲の世界に入り込んで、気持ちを変えて踊りました。でもどの曲にも言えることは、踊ることが楽しいと思ったことでした。

練習を見てくれていたお父さんが、最後にアドバイスをしてくれました。 
「どの曲にも通ずること。それは、おへそからレーダー光線が出ていると思って踊ること」。

足を後ろに引き、後ろへ振り返るような動きが多く出てきますが、そういうときにしっかりとおへそから身体の向きを変えることで動きが全体に大きく見えると、お父さんが教えてくれました。

省略をしないで、身体をしっかりと使って、大きく見えるように踊っていきたいと思いました。 

「みんな、よく踊れていますよ。あとはとにかく踊り込んでいこう」 

そう、お父さんが言ってくれました。 
初めて輪踊りを踊った子たちも、みんなの円の中に溶け込んで、とても嬉しそうでした。

これからも継続して、輪踊りを練習していきます。 
1曲1曲をもっと噛み砕いて、その曲で1番魅せたいポーズが伝わるような踊りを目指したいです。 
夏の夜に浴衣を着て、輪踊りを踊る。 
なのはなで初めて体験しました。 
今では夏には欠かせない、楽しみの1つになっています。

(るりこ)

 

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夕食では、お父さんが捌いたヒラメの、昆布締めを頂きました!