【山小屋便り7月号】「作物の成長を感じる、水遣りツアー ―― 夏の水遣りシステムの確立 ――」 さくら

 サマータイムが始まってから、夕方の5時〜7時で水やりをしています。

 ある日は、けいたろうさんと、第1鉄塔畑に植わっている里芋の水やりをしました。

 なのはなに来て、初めて里芋の収穫をしたとき、「里芋の葉がトトロの葉っぱなんだよ」と教えてもらいました。里芋の葉が小さな雫をのせている姿を見ていると、どこか別世界に入り込んだような気がしました。

 里芋の葉の緑がしっかり濃くて、元気そうで嬉しかったです。

作物の成長に欠かせない作業の1つ、水遣り。 常設タンクを活かした水遣りシステムが、スムーズに回るように、タンクの補充状況が一覧でわかるマップを作りました。 「空き」のタンクに、軽トラックで補充に回り、夏野菜の水遣りを行っています。

 お父さんに、病気や虫を見るのではなくて、野菜を見ると教えていただくのですが、担当野菜ではない里芋を水やりさせてもらって、客観的に見ることができて、その後自分の担当野菜を見ると、見た目(葉の形、虫食い、病気など)ではなく、野菜の全体的な勢い、印象を感じることができました。

 土がカラカラに乾いていて、水をやると、土からパチパチシュワ—と音がしました。水がどんどんしみ込んで、里芋が喜んでいると感じました。

 ある日は、あんなちゃんとさやねちゃんと、開墾畑の桃の木の水やりをしました。

 近くの水が出てくるところから、消防用のホースを2つと、50メートルのサクションホースを1つつなぎました。

 あんなちゃんがホースの先について、桃に水をやり、さやねちゃんと私でホースの補助をしました。5分で500リットルくらい水がでていました。

 サクションホースを脇に抱えて水をやっていくあんなちゃんの姿は、消防団の人みたいで、とてもかっこよかったです。

 20人くらいで、白大豆、ニンジン、ショウガ、ゴボウ、里芋、アスパラの水やりもしました。

 まえちゃんがリーダーをしてくれて、お仕事組さんがいてくれて、ジョーロをもってすれ違うみんなの顔が、とても明るかったです。

 みんなと一緒に水やりをさせてもらっているだけで、野菜がどんどん好きになっていく気がしました。

 野菜にとって、この日の水は、熱々の輝く白米だったと思います。これから夏本番、野菜が嬉しいと感じるように、水やりしたいです。