「スモモの国」 ななほ

7月5日 日曜日

 昨日の事になるのですが、ウィンターコンサートを見させて頂き、やよいちゃん演じるみちこの手紙のシーンで涙がこぼれ落ちました。
 みちこさんの強い意志、良い世界に、みんなが協力し合える世界に、誰もが苦しみを抱えなくてもいい世界に、という気持ちが私たちの目指す志なんじゃないかと思いました。

 あゆちゃんの歌う『君が生まれた日』で、一番最後にみちこさんとれいなちゃんが手を繋いだ時、理由はないけれど泣きました。
 どうしてと聞かれても答えられないけれど、もうヤケクソになって、誰にも顔を向けたくなかったり、今の世の中に納得がいかなくても、こうして仲間と助け合って、協力したら、大丈夫と思えました。

 夜にお父さんが志について話して下さり、私はどうなのだろうかと思いました。
 具体的な志がもてていないことに気が付いたのですが、漠然としているけれど、本当にこの苦しさを無駄にしたくはないという気持ちがあります。
 今もどこかに、苦しんで、求め続けている人がいて、私が摂食障害になって、なのはなの子になった以上、私にはまだ見ぬ誰かに共感できて、少しでも力になって、何ができてもできなくても、その人の気持ちを少しでも理解して、仲間になることはできると思います。

 年齢なんて関係なくて、同じ苦しみを持ってなのはなに辿り着いてきた仲間が居るから、私も救われて、生きることができて、私には今の時代に生きにくさを抱えたまだ見ぬ誰かに、これからなのはなに来てくれる同じ志を持った仲間に、生きる希望とか、絶対に治って、持つべきではない苦しさが無くなるということ伝える使命があると思いました。まだまだ未熟すぎるけれど、なのはなの軸をぶらさずに、どこまでも利他心で、誰かの為に自分の力を使って、真面目に誠実に生きていきます。

 

・スモモの収穫

 昨日は雨でスモモの収穫に行く事ができなかったのですが、今朝は眩しい光で目が覚める位、雨間のワンチャンスで、スモモの収穫に行かせて頂きました。
 玄関下に行くと、あんなちゃんの柔らかな笑顔があり、ふみちゃん、みほちゃん、えつこちゃん、えみちゃんがやってきました。

 久しぶりのスモモ畑。前に来た時は、まだスモモの実は緑色で、サクランボのように小さく、樹にびっしりと実がついていました。
 その日からまだ、1か月ほどしか経っていないのに、スモモ畑に着くと、真っ赤に染まったスモモが私たちを待っていました。
 朝露のせいか、雨水なのか、その両方だと思う水滴が、スモモの実や葉っぱに付き、キラキラと宝石の様に光っていました。

 この美しさ、きらびやかさが写真に収められるか不安になるくらい、みんなに見てほしいくらい、スモモ畑が綺麗でした。
 カメラを持っていったので、スモモの写真を何枚か取ったのですが、スモモが本当に綺麗で、見れば見るほど、スモモが好きになりました。
 スモモの樹の下に入ると、地面がスモモの陰でキラキラして、上を見上げると「これでもか」とスモモが鈴なりになっていました。
 私は脚立に乗って収穫をしていたのですが、少し葉っぱに当たると、水滴がぽたぽたと垂れて、私の手や頬を濡らし、気持ち良かったです。

 スモモの畑に来ると、スモモの未知な魅力に圧倒されて、不思議の国に迷い込んだような気分になります。
 スモモの木に登って、本を読みたくなったり、ブランコを吊り下げたくなったり、スモモの木の下でティーパーティーも良いかもしれません。
 春には真っ白な花を咲かせるスモモ。スモモの甘酸っぱさが、桃とは少し違う、無邪気でちょっぴり大人の雰囲気を感じさせてくれます。

 何となく、今の自分の気持ちがあるような、共感できるような所があり、
 梅でもなく桃でもない、スモモの子供でもなく大人でもないような雰囲気が、私と重なるのかもしれません。
 あんなちゃんが「大豊作」と呟いてしまう位、今年はスモモが鈴なりになっていて、あんなちゃんと剪定をした時の事を思い出します。
 今朝はスモモが採っても、採っても、採りきれないくらい収穫ができて、何と5、6発泡スチロールいっぱいにスモモが収穫できました。
 また機会があったらスモモの収穫に行きたいし、みんなで甘酸っぱく、真っ赤に染まったスモモを頂けるのも楽しみです。

 

・雨間のワンチャンス

 今日は晴れていて、朝から畑作業が進みました。
 午前はパイプ運びをした後に、アスパラ畑の草取りをして、11畝のアスパラ畑の畝間の草を、1時間ほどで取り切りました。
 終わるか心配だったのですが、日曜日でお仕事組さんもいて、スムーズに草取りが進みました。
 無心になって、手を動かし、カマを動かし、一言も声が出ない位、集中して草を取りました。

 段々と気持ちが弾み、楽しくなってきて、みんなと終わらせることができて気持ち良かったです。
 その後は1人だったのですが、ゴーヤの誘引を進め、1時間で3畝の誘引ができて、ベストを尽くせた感じがしました。
 また雨後に誘引講習会を開いて、よしみちゃんやチームのみんなと誘引ができたら、もっと効率よくできるかなと思いました。

 朝食後、昼食後もゴーヤの誘引に行かせて頂き、なぜか蚊に15か所もさされてしまったけれど、久しぶりの晴れが嬉しかったです。
 午後は、田んぼの草取りをして、少し足を切ってしまい、途中で抜けたのですが、田んぼの中が気持ち良かったです。
 草を取るのもザクザク進み、畔際だけだったので15分程度で1枚の畑の草取りが終わり、そのスピード感と、足のドロドロ感がまた楽しかったです。

 4時からは小豆の種蒔きの作業に入らせて頂き、まえちゃんやまりのちゃん達と種蒔きをしました。
 小豆の種蒔きは初めてだったのですが、大豆とやり方は同じで、でも小豆は小さく、おへそを下に向けるのも難しかったです。
 私は拘りが強いのか、どうしても間隔とか、小豆の列とかをビシッと真っすぐに、均等にしたくなってしまうのですが、スピードも意識して作業をしました。

 ツヤツヤの小豆も可愛くて、写真を撮ると小豆が本当に宝石に見えて嬉しくなりました。
 種を蒔いた後は、培土をかけ、水やりをしたら、籾殻燻炭をかけ、最後はポールを立てて寒冷紗をかけました。
 雨後で土がゴロゴロしていた所は、培土でサンドウィッチするように種を蒔き、最後にまえちゃん達と手をポンポンと叩き、「芽が出ますように」とお願いしました。

 古吉野に帰ってきた頃には5時45分になっていたのですが、無事に雨の合間に小豆の種を蒔くことができて嬉しかったです。
 まえちゃんも「時期はベストだった」と話してくれて安心したし、心を込めて、祈りながら種を蒔いたので、芽が出てくれたらなと思いました。
 夕方は野菜切りの掃除に行って、洗濯物当番をして、気が付いたら夕食の放送が鳴ってしまったのですが、熱々の桃入りカレーが贅沢で嬉しかったです。

 今日は昼食の時に、今年初めて「はなよめ」の桃を頂き、とても甘く上品な香りが贅沢でした。
 また、外国パプリカの収穫とか、リュウさん特製のトマトとキュウリと卵の炒め物も嬉しかったし、夕食も豪華でエネルギーが湧いてきました。
 そして、何よりも嬉しいニュース。今日の午前にあやこちゃんがなのはなを出発しました。
 あやこちゃんがなのはなの気持ちで卒業して、なのはなの気持ちで新しい家庭を築き、優しい世界を広げていくと思うと嬉しかったです。

 あやこちゃんと紅白に出られないこととか、セブンブリッジができないこととか、洗いができないのは寂しいけれど、紅白には旦那さんも一緒に帰って来てくれたらいいなと思うし、あやこちゃんの笑顔や幸せそうな表情が嬉しく、あやこちゃんの卒業が本当におめでたかったです。
 私も気持ちを新たに頑張りたいし、こうしてなのはなを卒業して行く仲間がいるのが希望だなと思います。

 今日も一日ありがとうございました。