山小屋便り

【山小屋便り2月号】「得点20倍!? ―― 2夜に渡る、大波乱のセブンブリッジ大会! ――」 りな

お正月遊び第1回目の大会は元旦の夜に開会されました。リビングに召集されて中に入ると、そこは、今回の干支であるネズミをモチーフにした飾り付けやレイアウトに変わっていました。農業の本が置かれていた棚には本がなくなってそのかわりにマジックに使うような大きなトランプがタワーになっていました。まるでおとぎの国のアリスの世界に迷い込んだのかのようでした。

今年はネズミ年……ということで、オープニングもミッキーが出てきたりと笑いが止まりませんでした。壁の柱のいたるところにミッキーの形をした色紙が貼ってあり、リーグ名もネズミの種類でした。その中でカピバラがあり、カピバラがネズミ科なのは初めて知りました。どのネズミの写真もとても可愛かったです。

私は同じチームのよしえちゃんとしなこちゃんとペアでした。同じリーグには、毎月セブンブリッジの実行委員をしてくれるしほちゃんがいて、「ゲームできるのがめっちゃ嬉しい」と言っていて私も嬉しくなりました。

セブンブリッジは、自分の番が回ってきたらトランプを引いて、その中に七か、同じ数字のカードが3つある、あるいは同じマークの数字が3つ続けてあると、場に出すことができ、これをお店を出すと言います。最後に捨て札を捨てます。

この捨て札をもらうと同じ数字のカードが3枚そろうようなら、「ポン!」と鳴いて場に出すことができます。同じマークの数字が3つ続くとこれは「チー」になります。鳴いたら自分の番になって、誰が1番早くカードが無くなるか、を競うゲームです。

そのため、他のチームの捨て札に賭けて場に出さないギャンブラーが出てきます。しかし、1チームが上がった時点でそのゲームが終了し、持ち札の数字を合計した点がそのチームの失点になるので、とてもスリルがあります。私達のチームは賭けることはせず、地道に持ち札のカードを減らしていく作戦でした。だから、勝つことはなくても、失点を最大限に抑えることができました。

でも、ある時カード1枚になった時に引いたカードがジョーカーでした。ジョーカーは7以外のカードの代わりができる最強のカードですが、欠点が1つあります。それは決して捨ててはいけないことです。カード1枚の時にジョーカーが出ると、永遠に数字の方のカードを捨てなければいけなく、上がることはありません。しかもジョーカーの失点はかなり大きいです。こんなタイミングの悪くジョーカーが現れたことに愕然としました。

■ミラクル

私達が熱戦をしている間、実行委員のあやこちゃんとあけみちゃんがお馴染みのトリビアを語ってくれていました。あやこちゃんとあけみちゃんの話してくれることがとても面白かったし、初めて聞く情報も知って驚くこともたくさんありました。

私達のリーグは特に大きな勝ちはなくて、こつこつと失点されていきました。他のリーグからはものすごい悲鳴や喜びの声が聞こえてきて、私たちのチームが勝っているのかどうか、とても気になりました。そんな時、お父さんお母さんが奮闘していたカピバラリーグから8000点の得点という情報が流れました。詳細を聞くと、私達のチームのれいこちゃんペアがお父さんお母さんから、6000点をとったという事でした。その現場があったリーグはさっき起きた出来事が夢だったかのように呆然としていて、そこだけ時間が止まったかのようでした。

毎月セブンブリッジをしていますが、8000点というのは聞いたことがなく、史上最高でした。全リーグの前半後半合わせてもこれほど言ったことはないと実行委員さんは言っていました。そんな得点を1つのチームが、1回のゲームでとったというのは本当にミラクルで、セブンブリッジの歴史に刻まれるだろう事件だと思います。

れいこちゃんペアは初めに捨て札を出すチームだったのらしく、配られたカードがすでにそろっていて捨て札を出す前に上がってしまったということでした。お父さんお母さんの持ち札も7が2枚、ジョーカーが1枚の最強の札で、番が回ってきたら一発上がりできたカードでした。しかし、失点が大きかったのです。7は失点が2倍、ジョーカーは5倍、一発上がりなので2倍、さらにこれは前半最後のゲームで5倍だったので、全部で100倍でした。

この事件があって、1位がだんとつ私達のチームになり、最下位はお父さんお母さんチームになりました。あまりにも点数の差が大きかったので、実行委員さんが「救済クイズ」というのを作ってくれて、クイズに答えられたチームがこの回で勝つと点数は2倍になるというものでした。

お父さんは物知りなので、ほとんどお父さんチームが救済ボーナスを取っていきました。でも、数字感覚がマヒしていて、何百点の失点をしても小さく感じました。

■運命の結果発表!

後半戦最後のゲームは2020年をちなんで実行委員さんが、「得点20倍!」と言いました。まさか、とは思ったけれど、もうカードを配り始めているときでした。

最後の回はほんとうに心臓がバクバク言って、今にも止まるんじゃないかと思うぐらい緊張しました。一発上がりこそなかったものの、少しのカードでも大きな失点となり、前半の最高得点があっても最終結果は何が起こるか分からなくてハラハラドキドキしました。

集計が終わり、順位の発表です。3位、2位、4位、と順に発表されていきました。あと残り私のチームとお父さんお母さんチームが残りました。「5位、お父さんお母さんチーム!」の声でリビングに悲鳴と雄叫びが響きました。いつも、お父さんお母さんのチームは1位でした。だから、お父さん、お母さんは呆然とされていました。

罰ゲームは、「モナリザになりきって今年の抱負を言う」でした。メンバーの中にはなおとさんもいて、今年のウィンターコンサートの本家モナ・リザだったのでとても盛り上がりました。額縁やかつらも用意されていて、本当にみんなモナ・リザのように見えました。

普段見られないようなみんなの姿が見ることができるので、罰ゲームを見るのはとても好きだし、絶対にみんなふざけないで本気に演じるみんなのことが大好きだなあと思いました。

■救済クイズ

2回目は1月4日の夜に行われました。これが、お正月遊び最後の締めです。この点数で最終のお正月遊び全体の得点が出されます。私のチームはお正月遊びで最下位になることが多かったので、これが最後のチャンスだと思って燃えていました。対してお父さんチームは、前回の6000点の失点(実際は7が2枚あったので200倍で1万2000点でした)をふまえて、ギャンブルはせずにできるだけ失点を少なくする作戦でした。

今回はネズミ年の有名人がリーグ名となっていました。西郷隆盛など私でも知っている人がたくさんいて驚きました。

今回は一発上がりを狙いたい! と思っていましたが、最初のゲームから相手のペアに一発上がりを取られて四百点もの失点をしてしましました。その後も勝つことができずにマイナス点がどんどん膨らんでいきました。

実行委員さんがまた救済クイズを出してくれて、ゲームで勝てないのなら! とクイズの解答に勝負をかけました。でも、とても難しくて、お父さんチームに解答権を取られてしまい、上手くいきませんでした。他のリーグからも同じチームの悲鳴が聞こえたりして、ひやひやしました。

前半の結果で私のチームは最下位でした。リーグ交代があり、今度こそ、と気合を入れなおして後半に臨みました。

でも、後半でも負けてばかりいました。持ち札がいつも同じような微妙な数字で、7も1枚もなく、ジョーカーもありませんでした。だから、お店を出そうにも出せない、賭けようにも賭けることができなくて相手のペアの思った通りにゲームが進みました。

やよいちゃんのペアは七も場に出すのを戸惑うようなギャンブラーでした。でも、一発上がりをいっぱいしていてリーグでトップの座を競っていました。お父さんはギャンブラーは負ける確率が高いと言っていたけれど、ギャンブラーでも勝つときは勝つんだなと思いました。

とうとう1回も勝てずに最後のゲームになってしまいました。やはり最後のゲームは得点20倍でした。自分の番が回ってこないままゲームが終わることが多々あったので、番だけは回ってほしいとすがるように願いました。

番だけは回ってきたものの、最後の最後で勝つという夢に見ていたことはとうとう起こりませんでした。1回ぐらい勝ちたかった! と、とても悔しかったです。

■みんながいるから

思っていた通り、最下位は私のチームでした。罰ゲームの内容が発表されるのをハラハラしながら待ちました。

お題は、「1人獅子舞をし、最後に抱負を言う」でした。実行委員さんが獅子舞の動画を見せてくれました。獅子舞はくねくねしながら跳ねたり回ったりしていました。これをどう1人でしようかと悩みました。初めのほうの人を見ると、髪の毛をバサバサさせていたり、尻尾を作っていたり人によってさまざまでとても面白かったです。私はとにかく大きく頭を動かして飛び跳ねようと思いました。いざみんなの前に立ってみると頭が真っ白になるぐらい緊張しました。それに、思ったよりも動きが激しくて目が回りました。でもみんなが笑って見てくれて、最後に抱負を言うと、みんなが拍手してくれてとても嬉しかったです。こんなに面白いことができるのも暖かく包み込んでくれるお父さんお母さん、みんながいるからだなあと思って心が暖かくなりました。

お正月が過ぎても、セブンブリッジ大会は、月に一度あり、またみんなで遊べるのが楽しみです。

 

***

獅子舞がなのはなにやって来ました!

いつも、なのはなファミリーを支援して下さっている、永禮さんが会長をされておられる、『美作の国一宮 中山神社御祭禮神事保存会』の方々が、獅子舞を披露しに来て下さいました!

獅子の頭は、金の歯がオス、黒の歯がメス(お歯黒)であることや、15キロの重さがあることなどを教えてもらい、実際に頭を持たせてもらいました。

舞いを見せていただいたあとは、1人ずつ、厄払いとなる獅子に頭を噛んでもらいました