特集-ウィンターコンサート2019

脚本で辿る ウィンターコンサート2019【1】

2019年12月7日公演 ウィンターコンサート 脚本(バージョン11/29)

幕が開く

演奏 バッド・ロマンス
――レディ・ガガ
【編成】ボーカル、サブボーカル2名、エレキギター2名、キーボード、ウィンドシンセサイザー、ドラムス、カウベル、電子ドラム
ダンス(コーラス)48名

照明5割落として、ダンサーがはける。
照明を戻してから、
精霊の衣裳のキョウコ、上手から出る。手には剣を持っている。

キョウコ
ウォーッッホッホッホ……。
(下手に向かって)ガー、ガー、ガーッ。
(上手に向かって)ガー、ガー、ガーッ。

地球の温暖化は、ものすごい早さで進んでいる。
人間の世界は、いよいよ、オ、ワ、り、に近づいているというのに……。

だ~~れも、わかっちゃ、いないのよね、これが。
ガー、ガー。

このひろーい、ひろい地球、まるごと、阿鼻叫喚(あびきょうかん)の生き地獄が、始まるってわけ。
気温38度、45度、いやいや気温50度以上の、サウナの中で生きられるのか?

 下手から、アカリ登場。剣を持っている。

アカリ
まちな!
そこの精霊! 何を血迷ったことを言ってるの?!
そこの人間界は、私たち、精霊が守る。
それが私たちの使命じゃないの。
いつまでも弱気で不貞腐れた(ふてくされた)ことを言うなら、
(ここで剣を振り上げる)
そんな精霊は、いっそ私が成敗(せいばい)してやる!!

キョウコ
ほざくんじゃないよ、セーラームーンか、プリキュアじゃあるまいし?

アカリが斬りつける。
キョウコがそれをやすやすとかわす。
そして、アカリの胴をひと突き(客席からは胴を突き抜けたように見える)する。
(キョウコが剣を抜くと)アカリ、たまらず膝をつく。

ダ・ヴィンチ
待て待て待て、(舞台最前まで出てから)まて!(小さく見栄を切る)
きみたち、チャンバラごっこはやめたまえ。
きみたちは精霊だ、切られても死ぬことはないんだよ。
(すっくと、キョウコ、アカリは立つ ゴメンナサイという感じ)

そりゃ、きみたちがイライラするのは、よくわかる。
人類文明が崩れることを予測した私は、
500年前に文明崩壊を防ぐための、3つの機械を設計した。
さらに、それぞれの機械に精霊を宿らせた。
その精霊が君たちだ
今にいたって、まだ活躍できていないのに、
イライラするのはよくわかる。
私の名は、レオナルド・ダ・ヴィンチ!
かくして私は(ドンと足をついて見栄をきる)、
人類を救うために甦った……。

キョウコ
いよっ! ダ・ヴィンチッ!

アカリ
レオナルドッ!

ダ・ヴィンチ
いかん、いかん、悪い癖が出てしまった。
そういえば、もう1人、いたはずだがな。
もう1人はどうした?

キョウコ
また迷子になったのかしら。

アカリ
いつもどこかにいっちゃうから。

ダ・ヴィンチ
きみたち精霊も私とともに甦ってもらったが、
精霊のままでは人間からは、見ることができない。
きみたちを人間の姿を変えることにしよう。
ただ、そうすると誰が精霊かわからなくなる……。
……そうだ、精霊である印を付けておこう。
右手首を出したまえ。

(☆型のマークを手首内側に貼る。目立つようにラメシールで)

ダ・ヴィンチ
これを見れば、自分の役割を思い出すはずだ。
これから人間界に入って、人類を救うために頑張ってくれ。
では、頼んだぞ。

照明5割ダウン。役者はけ。演奏者が入る。
演奏者が前に出てくると同時に、照明をつける。
照明がついたら、演奏スタート。

演奏 サクソフォン・シャンソネットⅡ. ミュゼット(Short ver.)
――作曲 福田洋介
【編成】ソプラノサックス1名、アルトサックス3名、テナーサックス2名、トランペット1名、バスクラリネット1名、テナーバストロンボーン1名、ドラムス1名

照明 5割ダウン
上手6番にピンスポットを当てる。そこにキョウコが入ってから台詞
キョウコの台詞中に準備が整ったらステージ全体に照明を戻す

骨董品明石(なお)と、上品そうな客(キョウコ)
古美術「センチュリー・アート」店頭

キョウコ
何か、いいものが入っていないかしら。
ほら、今年はレオナルド・ダ・ヴィンチの没後500年に当たる年でしょう。
こちらは、世界でもトップクラスの美術商、
センチュリー・アートと鑑定家の明石小次郎先生ーー、
何か、掘り出し物は、ない?!

明石
これはこれは、コレクターのキョウコさま、
没後500年を記念してダ・ヴィンチ由来の品をお探しとは、さすがにお目が高い。
もちろん、ございます。
レオナルド・ダ・ヴィンチ、ですよね。
こちらをどうぞ、ご覧ください。

キョウコ
あら、何かしら?

明石
くじらの骨でございます。ちょうどクジラのヒレの小指部分、ですね。
これはレオナルド・ダ・ヴィンチが若い時にフィレンツェ郊外の洞窟で発見した、
くじらの骨、そのもの、です……。(じろり、とキョウコを見上げる)

キョウコ
くじらの骨……。うーん、価値があるものなのかしら。

明石
もちろん、もちろん。ダ・ヴィンチが地球に対して偉大な疑問を持つ、
そのきっかけとなった偉大な骨です。
なぜ、海を泳いでいたはずのクジラが、こんな山の上にいるのか?
クジラが山まで歩いてきたのか? 地球がクジラを山の上に押し上げたのか?
ダ・ヴィンチは生涯をかけて、その疑問と向き合い続けたわけです。
あ……わかりました、わかりました。
クジラにはあまり興味がないようですので、
その時、同時に洞窟の中でもっと古い、古い地層から、
レオナルド・ダ・ヴィンチが発見した、といわれるのが、こちらの2点……。

キョウコ
これは、何かしら?

明石
地球史上最強にして、もっとも美しい恐竜界の帝王、ティラノサウルスの歯。

キョウコ
歯?! それと、卵かしら?

明石
いかにも、いかにも。これだけりっぱなティラノサウルスの歯は、
大英博物館にあるものと、
ここにあるコレ、コレだけです。
さらにさらに、タ・マ・ゴ。こ~んなパーフェクトな卵は、極めて貴重。

キョウコ
これは、本当にきれいね。
……ねえ、これをじーっと抱いて暖めていたら、
やがてティラノサウルスの赤ちゃんが……。

明石
それは、もちろん、おぎゃあと……。
いや、そんなわけないでしょう。化石ですから。

キョウコ
でも、ほんと美しい。存在感があるわ。最高の置物になるわね。
で、おいくら?

明石
ダ・ヴィンチ発見のティラノサウルスの卵、
という付加価値がそれはもう、極めてお高い……。
1500万クローネ! といいたいところですが、
いつもごひいきにしていただいているので、
1800万クローネということで。

キョウコ
え? ひいきの客にはふつう安くしない?

下手から、荒々しい足取りで、バットを持ったアカリが出てくる。

アカリの母
アカリ、待ちなさい。一体、何をしようっていうの。
お母さん、アカリに何か悪い事、言った? 教えて。待ちなさい……。

アカリ
うるさいわね。ついてこないでよ。

アカリの母
だから、もう、乱暴はやめてほしいの。お願い、乱暴しないで。

アカリ
乱暴しないで、だって?
私はね、今、乱暴したい気持ちなの。
何もかもぶっこわしたい気持ちで、一杯なの!
ヤダ、ヤダ、ヤダ、ムリ、ムリ、ムリ。もう、止められないの!

2人はそう言いながら舞台中央に、さしかかる。

アカリの母
あら、ごめんなさい、お見苦しいところをお見せしてしまって。

明石
いえ。別に。

キョウコ
で、1800万クローネ、でしたっけ?

アカリ
あら、とっても安いのね。
お母さん、これ、いますぐ買って。


え?! 1800万クローネなんて、とんでもない。

アカリ
おじさん、これ、私、買ったわ。

明石
は? はい?……(母親のほうを見る)

アカリ
よいしょ(卵の入った箱を、舞台中央に押し出す)

舞台上手を向いて、おもむろに、大きくバットを振り上げる。
そこで、ストップ・モーション。


待って!

明石
それは!! ダ・ヴィンチの!

キョウコ
いやーっ!(叫び)

3人
ああーっ(3人が同時に)

時間が止まる。(照明がクルクル回る)

アカリ
あらよっと。 (バットを振り下ろす。卵が砕け散る)

3人
あーーーーーーっっっ! (割れた卵に3人が駆け寄る)

ブルー暗転。
役者がはけて、小道具もはける。ダンサースタンバイ。
照明が上がっていく。照明と同時ぐらいにさとみから演奏スタート。

演奏 ネバー・ギブアップ
――シーア
【編成】ボーカル、サブボーカル2名、多人数コーラス、エレキギター、アコースティックギター、キーボード、ウィンドシンセサイザー、電子ドラム、ドラムス、トライアングル
ダンス4名

最後のダンサーが3番すぎてから、徐々に照明5割ダウン
ダンサーが入ると同時に小道具を出す。
古美術「センチュリー・アート」の店先
照明を戻して台詞

キョウコ
先日は、大変な目にあいましたね。

明石
いや、形あるものは、やがて壊れ、別の姿に変わっていく。
自然の摂理ですな。
世の中というものは、いつの時代にも、
同じところに留まることはできない。
人間も同じですよ。
地球もそうです。氷河期、ちょっと暖かい間氷期、そしてまた氷河期……
そして暖かくなり、暖かくなり、暖かくなりすぎ、猛暑で滅亡……。

キョウコ
え、なんですって?!

明石
いやいや、なんでもない。
骨董屋のたわごとです。
で、今日は、何をお探しで?

キョウコ
やっぱり、ダ・ヴィンチの何かをコレクションに加えたいのよ。
スケッチでも、メモの切れ端でも……。
ダ・ヴィンチが書いた文字というのは、
鏡に映したようにハンタイだったんでしょ。
素敵だわ、そんなカ・ガ・ミ・モ・ジ、のメモが手に入ったら。

アカリの母とアカリが来る

アカリの母
先日は、たいへんなことをしでかしまして、
今日はそのお詫びに家宝のツボを持ち参じましたの……。
(そういいながら、風呂敷からツボを出す)
これで弁償ということにさせていただけないかと。
ほら、アカリ、謝りなさい。

アカリ
……。

明石
ああ、いいんだ、いいんだ。
割りたくなるようなところに商品を持ち出していた私も悪いんだ。
気にしないでください。

キョウコ
気にしないでくださいって、私には1800万クローネだといってたのに……

明石
どれどれ、鑑定してみよう。

(バンド なんでも鑑定団のテーマ)(長く演奏、ダンスをつける)

明石
ふうん、実に良い仕事をしている。
(花瓶が客席に見えるように、客席のほうに出てくる)
土と金属の歯車、そして硝子の絶妙な融合が、崇高な境地へとツボを導いている。

キョウコ
え? なんですって? まいいわ。それで鑑定額は?

明石
……1800万クローネ! (ドラムの効果音をつける)

アカリの母
あー、よかった。
(客席に1歩踏み出して、はっきりと大きな声で。しかし、ヒソヒソ声っぽく)
さっき、ホールのロビーで買ってきたのよ!! 

キョウコ
ほんとに1800万もするの? いい加減に言ってない?!

明石
お嬢さん、本当に、気にしなくていいよ。
あんた、お母さんと相性が悪いようだ。
もし、気詰まりでなかったら、私の店でアルバイトでもしないかね。
美術品に囲まれていると、
日々、古(いにしえ)の芸術家と対話しているようで心はやすらぐぞ。

キョウコ
そんな人のいいこと言って、
店のもの、全部、バットで割られてもいいの?

明石
バカなこと言いなさんな。どうだい、お嬢さん?

アカリ
お願いします。手伝わせてください。

明石
ああ、それじゃ、決まりだな。よかったら、今日からにしないかね。

そこにジャンが来る。

ジャン
あの、古美術「センチュリー・アート」はこちらですね。
あなたはオーナーの?

明石
いかにも、オーナーで鑑定家の明石小次郎です。

ジャン
私は、フランス、ルーブル美術館のキュレーターをしているジャン・ケイタです。
謎解きに関しては、明石先生の右に出るものはない、
と聞いたものですから、やってまいりました。
では、問題です。(ジャ、ジャン、という効果音) 
朝、白い服を着てやってきて、翌朝、透明になって帰るものは?

明石
……、宅配の牛乳!
では、問題です。(ジャ、ジャン、という効果音) 
焼き肉、しゃぶしゃぶ、お寿司、この中で探偵が好きなものはなーんだ?

ジャン
お寿司。酢が入っている。酢入り。推理。探偵は推理が好き。
では、問題です。(ジャ、ジャン、という効果音) 
上半分が魚、下半分が動物。この花の名前はなーんだ?

明石
あじさい。あじとさいで、あじさい。
では問題です。(ジャ、ジャン、という効果音) 
シャツとパンツ、淡い恋をしているのは?

ジャン
シャツ。はかないから。

(なぞなぞの応酬に、キョウコ、アカリも反応する言葉を出す)

明石・ジャン
なかなか、やりますね。

ジャン
先生は、謎解きに関してはスペシャリストのようですね。
では、鑑定のほうは……。そうだ、私の腕時計を鑑定してもらえませんか。

(腕時計をはずして明石に渡す)

ジャン
ま、先生なら要らないかもしれませんが、ヒントを差し上げましょう。
私は普段はパリに住んでいます、このたび用があって日本に来ています。
さ、鑑定をお願い致します。

明石
(虫眼鏡で腕時計をじっと見る) なるほど。

ジャン
なるほど?

明石
2019年10月14日の夕方、4時35分ごろ、
パリ凱旋門を背にしてシャンゼリゼ通りを南に進み、
1、2、3、4、と5つめの角を左に曲がり
10メートル先の右側にある時計店の
ショーウィンドウ飾られていたこの腕時計が、
値札105ユーロと書いてあるのを見て、中に入ったあなたは、
95ユーロなら現金で買う、といって10ユーロまけさせた。
この時計は、95ユーロで買ったものです。
(ひとこと、ひとことに、ジャンはそのしぐさをストップモーションで)

ジャン
素晴らしい!! まったく、その通りです!
まるで千里眼のような鑑定力、おみそれしました。

ジャン、明石、アカリ、キョウコのダンス(アカリ母ははける)
照明、明るさに変化なし。

演奏 ワット・ドゥ・ユー・ミーン
――ジャスティン・ビーバー
【編成】ボーカル、サブボーカル、多人数コーラス、エレキギター、アコースティックギター、キーボード、ウィンドシンセサイザー、ベース、電子ドラム、ドラムス
ダンス6名(役者によるダンス)

ジャン
明石先生、(ダンスが終わった後、1歩前に出て)
明石先生の世界トップの推理力、鑑定力を見込んで、
実は、折り入ってご相談が……。

明石
わかりました。どうぞ、こちらへ(とジャンをセンタードアに案内する)

3人は応接室の中へ

ジャン
私はルーブル美術館のルネッサンス期の美術を担当しておりまして、
実は、この10月、没後500年記念の、
ダ・ヴィンチ展を開いたのです。

アカリ
キュレーターっていうのは、何をする人なんですか?

ジャン
ああ、キュレーターは日本では学芸員ともいいまして、
美術品の管理や買い付け、展覧会の準備をしています。

明石
ルーブル美術館ンのダ・ヴィンチ展は知っていたよ。
私も行きたかったが、今回は行けなかった。盛況だっただろう。

ジャン
はい。何しろ、いつものことですが、年間入場者1000万人のうち、
800万人はダ・ヴィンチのモナリザを目当てにくるものですから。
で、話しはモナリザじゃないんです。
ダ・ヴィンチ展で展示していたダ・ヴィンチの作った道具が、
……盗まれてしまったのです。

明石
盗まれた、だって?

ジャン
盗まれた、というわけではないかもしれない。
……煙のようにかき消えた、といってもいいかもしれない。
その盗まれた道具を見つけ出し、
使い道が何だったのか、教えて欲しいのです。
ダ・ヴィンチが後世の我々に、何かを伝えたかったのかもしれない。

アカリ
その道具って、どんな形をしているものなんですか?

ジャン
水晶玉と、その後ろについている板……、とでもいいましょうか。
ああ、そうだ。これが(懐から写真を出す)その写真です。

明石
ふうん。ただの美術工芸品でもなさそうだね。

ジャン
そうなんです。明らかに何かを目的にした道具なんですが、
何に使うのか、どうやって使うのか、わからない道具、なんです。
ご相談に上がったのは、ちょっと奇妙なことがあるからなんです。

明石
奇妙とはどういうことかな。

ジャン
同じ時期に、大英博物館と、エルミタージュ美術館でも、
ダ・ヴィンチの道具がそれぞれ1つずつ盗まれているんです。

明石
それはどんな道具だ?

ジャン
1つは、凹面鏡とそれを支えるアームです。
もう1つは、ダ・ヴィンチのヘリコプターと言われている丸い帆がついたものです。
その2つとも、こつ然と消えた、と聞いています。
ただ、ダ・ヴィンチに関して、我々、学芸員の間では、密かに、
しかし、大きな危機感を持って語られていることがあるんです。
それがヒントになるかもしれない、とは思っています。

明石
それは何だね。

ジャン
ダ・ヴィンチ・クライシス!
つまり、ダ・ヴィンチの予期したこの世の終わりです。

明石・アカリ
ダ・ヴィンチ・クライシス!?

ジャン
ええ、ダ・ヴィンチのメモの1つがこれです。
(影のマイクで、なおとが読む)
「川の水は涸れ、地表から植物が消える。もはや田畑に作物が茂ることもない。
牧草がなくなり、動物が死に絶える。
肥沃で豊かな地球は火事によって終焉を迎える。
地表は灰燼に帰し、地球上の自然はことごとく消え去る」
ダ・ヴィンチはメモにそう書き残しています。

明石
ふうむ。地球上の自然はことごとく、消え去る……。

アカリ
川の水は枯れ、地表から植物が消える……。大変なことね。

ジャン
この3つの道具は、何のための道具なのか。
そして、ダ・ヴィンチ・クライシスの謎を解いてもらえないでしょうか。

明石
わかった、引き受けよう。
ダ・ヴィンチの足跡(そくせき)をたどれば、きっとヒントがあるはずだ。
きみ、いま、地球の危機があるとしたら、どんな危機なのか、
まずはそこから調べてくれ。

ジャン
はい、かしこまりました。

明石
お嬢さん、名前はなんといったかな。

アカリ
アカリです。アカリと呼んでください。

明石
アカリ、一緒にやってくれるな。

アカリ
もちろん! ワクワクするといったら不謹慎だけど、
なんか、やっと私の使命がまわってきたっていう気がする。頑張ります。

明石
ではダ・ヴィンチのことを
調べられるだけ、調べてみてくれ。
うちの書庫にもずいぶんダ・ヴィンチの本や資料がある。
そこに入って、読んでくれていい。

アカリ
わかりました。

照明5割ダウン で役者はけ、演奏者出る。
立ち位置に立ったところで照明戻し、それを合図に演奏開始

演奏 くるみ割り人形 行進曲
――作曲 P.I.チャイコフスキー
【編成】ソプラノサックス1名、アルトサックス1名、トランペット1名、トロンボーン2名、木琴1名

(パート2へ続く)

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