山小屋便り

【山小屋便り新春号】「大人数の力を活かして 黒大豆の葉落とし」 さき

黒大豆は、全部で57アールと、広い面積でたくさん育てています。

なのはなの黒大豆は、ぷっくりとした大粒の黒大豆で、煮豆や味噌として美味しくいただきます。

今回、黒大豆も白大豆も、たくさん豆がついていました。

夏の暑いなかでも、定期的な水やりをかかさなかったことがよかったのだと思います。

そのおかげで黒大豆の莢がたくさんつき、葉と茎が枯れてきた頃、乾かすために葉落としを行いました。

私は、葉をひたすら落とすという、普段はできないような思い切った作業にドキドキしました。

葉落としは、黒大豆を乾燥させるのに通気性をよくするために行います。

最初は茎も全部取っていたのですが、お父さんが、「風通しをよくするためだから葉だけで大丈夫だよ」と教えてくださいました。

それから、葉っぱだけ落とすようになり、作業のスピードがグンと上がりました。

だんだん慣れてきてみんなのスピードも上がり、ますます楽しくなってきました。

今回はやよいちゃんが全体を見て進めてくれて、楽しくできるようにと、毎回なぞなぞも出してくれました。

なのはなではすっかりなぞなぞブームになっていて、私もなぞなぞが好きになりました。

1畝終わることに「次、進みます!」と誰かが言うと、みんなで「テレン!」と言うのが面白かったです。

途中でやよいちゃんが、「テレン! では問題です!」と言ってたくさんなぞなぞを出してくれました。

こうして頭を使いながら手を動かして、体も心も温まりました。

なぞなぞが気休めになって、とても楽しく作業をすることができて嬉しかったです。

葉が落とされた畑は、まるで別世界でした。作業後は散髪したあとのようにスッキリとしていました。

どんなに広い畑でも、なのはなのみんなの力で何でもこなすことができています。作業をするとき、いかに1人の力が大きいかを実感しました。

年が明けたら、黒大豆の刈り取りがあります。刈り取りをしたら、みんなで莢出しをして選別をして、そして美味しい黒大豆をいただきたいです。