山小屋便り

【山小屋便り12月号】「私たちがつくる世界、物語を表現するために ―― ウィンターコンサートに向けて、脚本の読み合わせ、通し練習 ――」 けいたろう

12月7日に勝央文化ホールで行う、なのはなファミリー・ウィンターコンサートに向けて、11月初旬、脚本の読み合わせをしました。総勢60人を越えるメンバーで、劇と曲を通して、物語を、そして気持ちを表現します

ウィンターコンサートに向けてなのはなファミリーみんなが一丸となって日々練習を重ねている。

お父さんの脚本が前編、後編とも書き上がった時は歓喜した。できたてほやほやの脚本をみんなの前で役者が揃って読み上げをしたときは緊張しつつも、どんな展開になるのかワクワクしながら演じた。やはり、お父さんの脚本は先が気になる面白さでどんどん読んでしまいたくなるのだ。

私はメインの役者の1人として練習をしている。他の主要登場人物を演じる役者はベテラン級の面々が揃っているように感じた。

脚本を読んで演じるのと、舞台や人前に立って演じるときは全く心持ちが違うのだということを立ち稽古をして気付かされた。

私は、認識が甘かった。一度、自分の中のイメージを崩して新たに再構築する必要があったし、改めて役を演じるという事の重大さを噛みしめることとなった。

夜の時間も、日中は勤めに出ているなおちゃんと演劇練習を進めています

はじめはワンシーンごとに脚本に沿って立ち稽古をしてお父さんに細かく見てもらう。お父さんの目が光る。目線1つ、動き1つにおいても、「これだ!」というものがありお父さんが熱く演技指導してくださる。その時間の、なんと濃密で有意義なことか。

そして集中力を極限まで高めあるべき形へと創り上げていく過程も神経を使うが充実している。そうやって動きをつけた練習をすることで段々とその登場人物へと没入していくのを少しずつであるが感じるのである。

一通りお父さんにすべてのシーンを見てもらうと、前編や後編の通し練習が開始された。ワンシーンごとが繋がり、1つの物語となる。

そして、演劇と演劇の間にはダンスと演奏があり、ダンスが演劇を、演劇がダンスを互いに引き立てることでさらに深みが出てくる。より一層作品へ入り込みやすくなり、伝えたい台詞やメッセージが観ている人の心へスッと溶け込んでいくようである。

その通し練習ではさらに厳しく演技や立ち位置、掃けるタイミングなどを見てもらうことになる。 通し練習を繰り返し行っていくと課題がどんどん出てきて、さらにブラッシュアップすべくそのシーンの動きや立ち方などをメンバーで復習する。

通し練習といっても前半だけ、後半だけの場合もあるし、全編通してすることもある。

特に全編含めた通し練習ともなれば、意識を高く保ち集中力を持続させなければならない。今まで教えてもらった部分も改善しつつ、さらにレベルアップした姿を披露していく。

土曜日や日曜日には、なのはなからお仕事や学校に通っているみんなもいる貴重な2日間だ。いつも以上に大事にしていきたいという気持ちで合わせに臨んでいる。

ウィンターコンサートが刻一刻と近づいている。

心の炎を徐々に燃やして大きくしていき、心からはみ出るか出ないかのファイアの状態で本番を迎えられたらどんなに素晴らしいだろうか。

その精神的に最高潮の自分を出すために今、忙しくも充実した毎日を送っているのだ。自分にそう言い聞かせてテンションを上げて、みんなで一丸となって、当日を迎えたいと思う。