12月5日(木)「厳しさの上にある、深く噛みしめる楽しさを―ホール入り4日目」

12月5日のなのはな

大がかりな舞台背景を組んだのが2日、
なのはなのみんなでホール入りしたのが3日、
そして昨日と今日はホールでの通し練習があった。
その1日1日が実に濃く、味のなくならないガムのような、
深く噛みしめる楽しさのようなものがあった。
もちろんそれは厳しさの上に成り立つ楽しさであり、
まさに大人の遊びと呼ぶにふさわしいものであった。

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舞台の上に立つ。
日常の延長線上の心持ちでは
まず押しつぶされてしまうであろう。
だが、自分の演じる登場人物の中に入り込んでしまえば
スッと違和感なく喋ったり、
動いたりすることが出来てしまう。
だが、それが難しかった。
何度も何度もシーンの練習や
前半後半の通しをしたからこそ、
またお父さんやお母さんの根拠ある演技指導が
あったからこそであり、
そこで初めてストーリーの中の
自分のキャラクターというものが誕生したのだと思う。

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今日がホールでの通し練習の2回目だったわけだが、
みんなが集中力や精神力をフルに使って
精一杯の姿をみせているのがよく分かるし、
自分も完全に役に入り込んだ通しとなった。
ダンスやコーラスの出捌け、
演劇の立ち位置やバンドの音響チェック、
そしてピンマイクの使い方などを繰り返し確認した。

体育館でやるのとは全くわけが違うということを
痛いほど理解した。
舞台は広い。
そして巨大な舞台背景を生かした
演劇やダンスの表現をすることが必要となってくる。

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照明も重要な要素だ。
かにさんが照明台本を書いて大竹さんや永禮さん、
白井さんやゆかこさんが
シーンに合わせた光を操作していく。
ライトで照らされると眩しい。
だが同時に自分の役が内側から湧き上がって出てくる。
光がそうさせるのか、高揚感によるものなのか。
照明の光というものは不思議だ。
人の心を動かしたり、
光そのもので感動を与えたりできてしまうのだから。

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ものすごい緊張感のなかで劇が進んでゆく。
一瞬一瞬が通り過ぎ、
1つひとつのシーンが気が抜けない。
しかしそれを楽しめなければ大人ではないのだ。
そういう気持ちで過ごしている。

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明日はゲネプロだ。
私は本番だと思っている。
そして明後日も本番なのである。
やり直しはきかない。
ほどよい緊張感と興奮でもって
舞台を完成させていきたい。
卒業生の皆さんにも胸を張って見せたい。
さあ、明日を迎えるんだ。

(けいたろう)

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