山小屋便り

【山小屋便り11月号】 「想いを届けるステージ ―― 津山市立大崎小学校での演奏 ――」 のん

津山市立大崎小学校で、子供たちや親御さん、先生方に向けて演奏をしました。

今回の演奏は、大崎小学校の校長先生が昨年のウィンターコンサートを見てくださっていて、その劇のなかに出てきた『神様ポスト』に入れる願いと称して、なのはなファミリー宛に大崎小学校での演奏を依頼してくださり、実現しました。

その話をお父さんに聞かせてもらってから、大崎小学校で演奏できること、素敵な願いを投函してくださった校長先生にお会いできることを、すごく楽しみにしていました。

小学校に着いたとき、校長先生が笑顔で出迎えてくださって、その姿から、なのはなのことを本当に好きでいてくださっているのだと感じました。

本番直前、舞台袖で控えているとき、子供たちの声が聞こえました。

あゆちゃんのMCが始まると、子供たちが元気に答えてくれているのを感じました。

1曲目、ダンサーが出て行き、曲が始まると、そのざわめきの波が静かに引いてくのを感じました。子供たちが私たちの演奏に、私たちの表現に、見入っていくのを感じました。

後半、さやねちゃんの弾く『ナユタ』に被せて、あゆちゃんのMCが入るところがありました。

私たちなのはなファミリーの1人ひとりが、この間違った競争の時代の危険を知らせるカナリアであること。

生きにくさを抱えている人がいても、それは恥ずかしいことではなく、優しい世の中にしないといけない、と世の中に知らせるためにそうなっていること。

優しい世の中を作るという思いを胸に、私たちは自立していくのだということ。

その仲間を集めているのだということ。

舞台袖にいても、会場の空気が澄んでいくのを感じて、私たちの想いが、伝えたい気持ちが、『ナユタ』に乗って子供たちに届いていくのを感じました。

そのあとの『ミリオン・リーズンズ』でもその空気が続いていました。なのはなファミリーのオリジナル曲『君が生まれた日』でも、れいこちゃんが一輪車のパフォーマンスを披露し、子供たちに大人気でした。

最後の『ディス・イズ・ミー』では、子供たちが手拍子をして聞いてくれていて、その懸命な手拍子が、私たちの気持ちが伝わった証拠だと思いました。

演奏後に校長先生のお話があり、校長先生が、どうしてなのはなを好きなのかを話してくださいました。

そのお話を聞かせていただいて、校長先生は、私たちの演奏だけでなく、畑作業、スポーツ、いろいろな活動を通しても、新しい世の中を作っていく気持ちや志を、尊く思ってくださっているのだと感じました。

演奏の数日後に、校長先生がなのはなファミリーに来てくださり、子供たちからのメッセージが詰まった冊子を持ってきてくださいました。

1年生から6年生の1人ひとりから、「演奏、歌、ダンスがとても奇麗で素敵でした」「オリジナル曲が心に残っています」「ドラムやギター、一輪車をしてみたいです」「今年のウィンターコンサートも見に行きます」と、たくさんのメッセージが綴られていました。

そして、校長先生からも、「皆さんの笑顔に出会えたことが最高の喜びでした」「想いが子供たちに届いたことを確信しています」とメッセージをいただきました。

なのはなファミリーに共感してくれる、大切な仲間がいてくれる。なのはなの輪が広がっていく。そのことが、優しい社会を目指して自立に向かうなかで、本当に心強いと思いました。