ベストオブ日記

「青空の下で思い切り」 あやこ

10月20日

今日は鵜の羽フェスティバルがありました。いつもお世話になっている大好きな永禮さんの地元で演奏させてもらえる、自分たちにとっても大切なイベントでした。
ずっと心配していた天気も、やっぱり味方してくれて、とても晴れていました。鵜の羽フェスティバルは、私の知る限りではいつもお天気がよくて、太陽の光が眩しいくらいに晴れているという日でることが多くて、これはお父さんの晴れ男パワーに加えて、永禮さんも晴れ男なのかもしれないと思いました。

今朝、先発組の私は、朝5時55分起床で6時30分朝食。マラソン大会並みの早起きでした。起きたときはまだ外が暗くて、でもそんな早起きであることがちょっとイベントチックでワクワクした気持ちと、ちょっとした緊張感を感じました。
会場に着いたのは7時半で、それでももうたくさんの人たちが準備をしていました。さっそくステージのセットをバンドのみんなの中でやらせてもらいました。
先日、ステージの配線のシステムをまえちゃんから教えてもらって、私もそのメンバーに入らせてもらいました。誰がどの役割で、どのケーブルを繋げていくのかが明確に決めてくれてありました。これなら、迷うこと無くスムーズに配線が出来ると思いました。
そのやり方の初日であった今日は、まだ少し上手くいかなかった部分もあったみたいですが、それでも、これから今日のことも踏まえてまた、コンサートに向けての配線システムがどんどん良くなっていくのだと思います。私も、自分の意思を持ってしっかりと、役割を果たしていこうと思います。

準備をしている中で、永禮さんの大きなダンプが会場に入ってくるのが見えました。永禮さんの大きな大きなダンプの荷台には、たくさんのテントのパイプが積まれていました。
これは、このお祭りで出される出店のためのテントでした。東一宮の地域の方たちのなかで、消防団の服を着て地域の中で大きな役割を果たしている永禮さんは、いつも知る永禮さんのようで、またいつも以上に格好良くも見えました。
みんなから、「むっちゃん、むっちゃん」と慕われて頼りにされていて、本当に永禮さんの人柄の良さだと思いました。ちさとちゃんから、なのはな企画の出店でもたくさん協力してもらったと聞いていて、本当にありがたいです。

話は演奏のことに戻ります。先発組だった私は、少し待ち時間がありました。着替えのテントで待機をしていました。外から賑やかな声が聞こえてくるなか、ブルーシートで囲まれた青い世界の中で待機している時間は、実際の時間とは裏腹にそんなに長くは感じませんでした。
イベントのときにあるこの待ち時間は、私は結構好きでした。とても静かに、誰もおしゃべりすることはなくて、でもみんなの気持ちはきっと同じであるこの時間は、なのはなでいつも一緒に暮す仲間だからある空気だと思います。
本番で、『グロウ・ウーマン』でステージに立ったとき、とても眩しかったです。目が開けられなくて、私は瞬きをいっぱいしてしまいました。でも、その向こうには、ニコニコして歌を口ずさみながら聞いてくれているあゆみちゃんの姿が見えたり、カメラを構えるまきちゃんの姿が見えたり、応援組のみんなの姿が見えたり、それから、私達のステージを見てくれているたくさんのお客さんたちがいてくれたりして、とても嬉しい気持ちでした。
『ディス・イズ・ミー』のダンスが終わったとき、お母さんの「ヒューッ」という声が聞こえてくると、「ああ、よかった!」と思いました。

『ディス・イズ・ミー』のダンスで、手を掲げて上を見たとき、その向こうに今日の青い空が見えました。こんなに大きな青い空の下で、こんなに思いっきりダンスを踊ったり、演奏したりすることができて、本当に気持ちがいいと思いました。自分は生きている、ということを実感できるような気がしました。
この大空の元で、こうして気持ち良くこの『ディス・イズ・ミー』を演奏できるのも、もしかしたら今日が最後かもしれないと思いました。鵜の羽フェスティバルで夏から行ってきた8曲のプログラムは一区切りです。ちょっと寂しい気もするけれども、今日の演奏をみんなとさせてもらえたことがとても嬉しかったです。

片付けを終えて駐車場から出るとき、永禮さんがとても笑顔で手を振って見送ってくれました。永禮さんにも、地域の方にも喜んでもらえたようで、私も嬉しいです。

午後には、キャベツと水菜と空芯菜の収穫と嫁入りをしました。収穫から嫁入りまで、のりよちゃんが出発したいというタイムリミットがあって、最後にそのピッタリの時間に全てを終わらせてることができました。のりよちゃんの「じゃ、行ってきまーす」という笑顔をお見送りできて、とても気持ちがよく感じました。

最後になりますが、お父さんが脚本書きが始まったと聞いています。今も、きっと深いところに入っていると思います。私も、毎日の練習も、毎日の生活も、お父さんに心を沿わせるつもりでコンサートに向って精進したいです。