山小屋便り

【山小屋便り9月号】「3種類のカボチャの収穫」 りんね

この夏は、エビスカボチャ、スクナカボチャ、粉雪姫カボチャの3種類のカボチャを育てています。

エビスカボチャはカボチャの王道、濃い緑で丸く大きいカボチャです。山畑一面で育てていて、大人数での収穫を行いました。

まず収穫できるものを刈り取って畝間に置き、最後にコンテナを持って回収していきました。

広い畑で畝間を広くとられていて、整枝も行っていたため、とても収穫しやすかったです。小高く独立した山畑に1品種だけだったので、ほとんど交配せず、美しい丸のエビスカボチャがたくさん収穫されました。軽トラ1台では乗り切らないほどでした。

スクナカボチャは少し風変りです。恐竜の卵のような、細長い形をした薄緑のカボチャです。なかもほんのり黄色くて、カボチャスープなどの滑らかな料理に向いています。下町川下畑の畑の半面に植えられています。

私が収穫に入らせてもらったときは、スクナカボチャはヘタが完全にコルク状になっていて、熟した1番いい状態で収穫されたものが多かったです。よく熟れて、日焼けや痛みも少なく、嬉しかったです。

粉雪姫カボチャは、小さくて、シンデレラの馬車さながらに白く、かわいらしいカボチャです。名前の通り粉感が強く、栗のような味がします。

お父さんは、粉雪姫カボチャを食べると、カボチャの概念が変わると話してくれます。お父さん一押しのカボチャです。池上三角畑に植えられています。

 

カボチャはうどん粉病が大敵ですが、粉雪姫カボチャは、自家製の納豆水で防除をしたので、うどん粉病が来ていません。納豆菌はとても強く、病原菌を寄せ付けないのです。そのため、病気に負けずに新しい実をどんどんつけて元気です。

前回の収穫では、一度に70個以上も収穫されました。なのはなの大家族でも、1人1個食べられます。童話に出てきそうなかわいらしさで、触り心地もすべすべしているので、収穫では胸がときめきます。

なのはなでは、粉雪姫カボチャを半分に切って、それを丸ごとお皿にしたグラタンが出ます。カボチャの皮まで食べられて、豪華で美味しいメニューです。調理が難しそうに思えるカボチャですが、台所の河上さんが煮つけやサラダなど、様々なカボチャメニューを作ってくださるので、美味しくいただけることがとてもありがたいです。

糖度を高めるため、収穫後のカボチャはしばらく貯蔵します。3種類の個性的なカボチャが、たくさん収穫できて、食卓を彩ってくれることがとても嬉しいです。