約半年、細々と練習を重ねてきたクイーンの、『バイシクル・レース』という曲を発表しました。夜の発表ということで、会のタイトルは『A night of bicycle』でした。
音楽室の黒板や壁が華やかに飾られ、6台のギターアンプとバンドセットが備えられました。

ギタリストたちは、みくちゃん、はるかちゃん、なおとさんが考案してくれた、カウボーイ風の衣装を着ました。
曲が2分半しかなかったのですが、会を盛り上げるために、なおちゃんとまえちゃんが、寸劇と『We will rock you』にのせて、6人のギタリスト紹介をしてくれました。本当に面白くて素敵な演出を作ってもらいました。
ギタリスト紹介では、メンバーそれぞれの好きなコードと、ギターの名前を紹介し、メンバーの替え歌をなおちゃんとまえちゃんが歌ってくれました。
ギターの名前は、やよいちゃんの赤いギターが『さなえ』、はるかちゃんの白いギターが『プルメ』、盛上さんの赤いギターが『ひろし2号』、私の黒いギターが『ガーネット』でした。
はるかちゃんのギターは、ネックがメープルになっていて、くっきりとしていて前に出る、いい音が鳴ります。そのメープルから、『プルメ』と名付けられています。
私のギターは、ギターの黒地に赤いノブがついているのを、赤い恒星に見立てて、『ガーネット・スター』という恒星から名前を付けました。
■1番よくできた
替え歌は、指遣いの美しさだったり、ギターへの愛情だったり、メンバーの個性が歌となっていました。なおちゃんとまえちゃんの優しさを強く感じました。
盛上さんは、紹介で、かっこいいアドリブを披露してくださいました。盛上さんのギターは本当にかっこよくて、もっと聴きたいと思いました。
私も、盛上さんのようにギターを自分のものにしたいです。

本番は大成功でした。今までの練習のなかでも、1番よくできた気がしました。
盛上さんにも、本番でもしっかり弾けていて、すごいと話してくださいました。緊張もありましたが、みんな、ウィンターコンサートやイベントで培っている本番の強さを活かせました。
聴いてくれたみんなも、終始、あたたかい笑顔で見守ってくれて、力をもらいました。盛上さんの息子さんも、1番前で聴いてくれて、とても嬉しかったです。
お父さんも大きな笑顔で、久しぶりにエレキギターの音の良さを感じたと話してくださいました。
なのはなファミリーでは数年ぶりに復活した『バイシクル・レース』だったので、お母さんもとても喜んでくださいました。
なのはなバンドの原点であるクイーンの曲を、こうしてエレキギターで演奏させていただき、とても嬉しかったです。
発表会という形で、エレキギター教室に節目を迎えることができ、心がすっとしました。
これから新曲練習が始まります。自分たちの可能性を広げていけることにわくわくします。新たな挑戦が楽しみです。