【山小屋便り8月号】「スピード感があって、楽しい大人数作業 ―― 10枚の畑に小豆の植え付け ――」 つき

なのはなファミリーで作る小豆はとても上質です。炊いているときに豆が浮いてこなくて、煮崩れもしません。味付けなしで、そのまま食べても美味しい小豆です。

なのはなファミリー自慢の小豆の植え付けがありました。

「晴れの国」と言われている岡山でも、梅雨で雨が続いていたため、なかなかできなかったのですが、苗が成長してきてしまっていたので、雨の合間で大人数で植え付けをしました。

植え付けは2日間にわたって行いました。

特に印象に残っているのは1日目です。四枚の畑の植え付けを終わらせることが目標でした。

あゆちゃんがリーダーで進めてくれました。最初の畑に着くと、あゆちゃんが篠竹で作った30センチくらいの棒を渡してくれました。株間を測る棒です。

すでに植え付けるところに溝が掘られていて、そこに2人1組になって苗を置いていき、棒を使いながら植え付けていきました。

畑の状況や苗の成長に応じて、その時々の状況で臨機応変に判断して対応していくのが農業の難しさでもあり、楽しさでもあるのかな、と思いました。

また、あゆちゃんが進行状況を見て、あとどのくらいの苗が必要かを判断して、苗運びの人と連携をとっている姿がとても格好良かったです。

永禮さんがトラクターをかけてくださいました

■血液型対決!

1枚目の畑があっという間に終わって2枚目の畑に行くと、先行して4人くらいで溝を掘っていてくれていました。

植え付け隊はそのあとを追うように1枚目と同様の方法で植え付けていきました。皆慣れてきて、さらにスピード感が増して2枚目もすぐに終わって、その速さにやっている自分たちも驚きでした。

目標まであと2枚というところで、あゆちゃんの提案で2グループに分かれていっぺんに終わらせよう、ということになりました。

そして、ちょうど残りの2枚の畑が同じくらいの広さだったので、競争をすることになりました。

チームは血液型で分かれました。あゆちゃんチームが「B型とO型」、のりよちゃんチームが「A型とAB型」でした。みんな、すごく盛り上がって、とてもワクワクしました。やるからには勝ちたいと思って、より一層やる気が出ました。

私はあゆちゃんチームで下町川の畑に行きました。溝は掘られていなかったのですが、土がフカフカでした。

のりよちゃんチームと連絡を取って同時にスタートしました。みんな、一斉に植え付けをして、移動するときも運動会のようでした。

結果は、僅差であゆちゃんチームの勝利でしたが、勝ち負けにかかわらず本当に楽しかったです。あゆちゃんの作ってくれる楽しくて明るい空気がとても心地良いな、と思いました。

予定では4枚の畑を回って終了だったのですが、みんなの勢いは収まらず、翌日に予定していた山小屋の2枚の畑も行けるのではないか、ということになり、そのまま山小屋に向かいました。

山小屋の畑は、下町川の畑に増して土がフカフカ、サラサラでした。一枚の畑は約十五分、二枚の畑も約十五分でした。すごい速さで、あっという間に終えてしまいました。

古吉野に戻ると、旅から帰ってきたような不思議な感覚でした。それほど充実した密度の濃い時間だったのだと思います。とても大きな達成感を感じました。

大人数で、みんなとできたから、楽しさも達成感も倍増でした。みんなの笑顔で明るい空気のなかで、小豆の植え付けだできたことが本当に嬉しかったです。

しかも、予定よりも速くたくさんの畑の植え付けができて、改めて速くて効率の良い作業や、明るく楽しい空気での作業は本当に楽しいな、と思いました。

常に前に進んでいる感じが面白さや楽しさに大きく繋がっているのだと思いました。

無事に全ての畑の小豆の植え付けが終わりました。これから、しっかりと手入れをして、秋には美味しい小豆を収穫したいと思います。みんなで美味しくいただけるのを楽しみに頑張りたいです。