山小屋便り

【山小屋便り5月号】 「花が潤う古吉野に ―― 夏に向けての園芸活動 ――」 みく

なのはなファミリーの正面玄関である古畑には、菜の花が満開に咲いています。紅清水、白鳳の桃の花と、それを囲むようにして咲く菜の花の眩しい黄色のコントラストに、通るたびに目が覚めるような思いになります。

■夏の花壇に向けて

そして、まわりにある桜の花の淡いピンク色が、目の前で一斉に広がります。その景色に触れるだけで心が満たされます。

菜の花は、10月14日、お父さんのお誕生日に種を蒔きました。今回は、例年以上に菜の花が元気に育ち、春の景色を楽しんでいます。

園芸部では、マリーゴールド、サルビア、ジニアをはじめ、夏に向けて花の種まきをしています。切り花では、ダリアやヤグルマギク、スターチス、ポピーなどの種まきが進んでいて、グラジオラスの植え付けも、なるべく長い間花を楽しめるように、時期を分けながら育てています。

ヤグルマギク、スターチス、マリーゴールド、ダリアが発芽しています

 

■先を見据えて

1年中、花の絶えない循環を作ることを、園芸部の目標の1つとしていますが、これまでの積み重ねをもとに、より校舎の周りで花の景色を楽しめるように、お母さんと一緒に新しい試みを考えていきます。同じ花を植えるのであっても、どのようにレイアウトをしたら綺麗に見えるのか、どうしたらより花の色合いなどもお互いに引き立つのかというのを、常に先を見据えながら、お母さんや園芸部の仲間と一緒に考えている時間が、私は楽しくて好きです。

■花に夢が広がって

この冬は暖冬で、例年に比べて温かい日が続いているため、夏に向けての種まきも2週間ほど早めて行なっています。野菜作りも同じですが、花も生きているものなので、天気、気温を見ながら、心を使っての応用問題ばかりです。これまでと同じというのではなくて、いつでも新鮮な気持ちを持って見て、花の気持ちになって育てることが大切だと感じています。花にも気持ちがあることを、日々感じます。

それから、この春は、地域の方から、マーガレットの苗やスイセンの球根を、たくさんいただきました。「なのはなさんで育ててもらえたら嬉しい」というふうに声をかけてくださり、そのことがとても嬉しかったです。

マーガレットは、初夏にかけて花を咲かせます。マーガレットは多年草であるため、うまく育てたら毎年、株を増やしていくことができて、開花時期も長いので、私たちにとってとても心強い花です。毎年、花を咲かせることを想像しながら、中庭にあがってくるときに見えるように、園芸部のみんなで植え付けました。

地域の方からマーガレットの苗とスイセンの球根をいただきました

スイセンは、本来は秋に植え付けますが、今回は、いただいてすぐに駐車場花壇に植え付けました。

マーガレットは、5月には花を咲かせます。スイセンは、来年の春に花を咲かせます。

色々な花が、順を追って咲いていくことに夢が広がって、自分たちのまわりに花が潤うことが嬉しいです。

花を見る人に喜んでもらえるように、そんな園芸部の活動になるように、自分のできる力を尽くしたいです。