特集-第27回津山加茂郷フルマラソン全国大会

「フルマラソンで学んだこと」 まゆ

○私の走る目的

私は、第27回津山加茂郷フルマラソン全国大会に出場させてもらい、42.195キロを完走することができました。
私が完走できたのは、なのはなのみんなの存在と、みんなと過ごしたこれまでの日々、お父さんやお母さんの言葉があったからです。
「基本に忠実に」「どこまでも謙虚に」「奢る気持ち、競争心は持たない」
教えてもらったことを心に入れていました。

私が走りながら大切にしていたのは、みんなと心を添わせて、みんなとの心の繋がりを感じること。楽しんで走ること。一歩一歩に今をしっかり感じることです。
みんなそれぞれに走る目的や意味があったと思います。
それは、「○○ちゃんよりも速く走って、○○ちゃんよりも良いところを見せたい!」などではなくて、自分自身の中にある目標や超えていきたい何かだと思います。

私は一緒に走っている仲間、応援してくれる仲間や地域の人を1人ひとりしっかりと見て、感じられるだけ感じようとしました。
独りよがりの走りではなく、周りの景色や空気を感じながら走りました。そうすると、しんどい気持ちや辛い気持ちに少しもならずに、最後まで本当に楽しみながら走ることができました。

○マラソンと生きること

私は走りながら、今走っているマラソンと、今生きている人生が重なっていました。このマラソンのように、人生も独りよがりではなくて、色んなことを周りの人と共有したり協力しながら、心を添わせて、どこまでも謙虚に生きていくことが大事なんだと思いました。
歩いてもダメ、走ってもダメ、一歩一歩を確実に、決してサボらない、止まらないけど、疲れすぎないように、何にも惑わされないで、誰とも競わないで、自分や周りを信じて、自分のペースで着実に進む。
そう思いながら走っていました。

人生も、こんな風に生きていくのがいいんだと思いました。自分だけが調子よく独走して、ゴールできればいいなどと思っていたら、私は走りきれていなかったと思います。
人生も同じで、自分や自分たち家族だけが良ければいいと思っていると、生きていけないと思いました。今まで、何でも誰のことも疑ってばかりいて、警戒していました。不安で周りを威嚇をしたり、独りよがりでした。それは苦しいことだと思いました。

自己否定したり、自分も誰も信じられないで、全部1人で抱え込んでしまうのは違うんだと思いました。走っていると、色んな応援の声や気持ちが聞こえてきて心に届いてきました。私も感謝の気持ちやお礼を伝えながら走りました。
人生も、今こうして今応援してくださっている人たちのような存在や、温かい心に救われたり支えられて成り立っているんだと思いました。そして私も誰かにとっては支える側の1人でもあるんだと思いました。

走り出してからずっと「○○キロ地点」などの表示を見るたび、「あと○○キロで終わってしまう」と考えていました。謙虚であること、信じる気持ち、今に精一杯になること、全てを感じることを意識し続けました。
今この瞬間にただ流されるんではなくて、心を添わせようと集中していました。ずっと、良い緊張感とわくわく感がありました。だけど不安はありませんでした。心は穏やかで晴れ晴れとしていました。


○達成感

折り返し地点に向かっているとき、なのはなの仲間の何人かとすれ違いました。
「ファイト!」「あともうちょっとで折り返しだからね!」「すごい! 頑張ってね」
と声をかけてくれました。
お互いに応援し合って、「あとで会おうね」とまたそれぞれのペースでゴールに向かいました。
グラウンドに入って行くとき、お父さん、お母さん、みんなが私の名前を呼んでくれました。
みんなの顔を見ると嬉しさと、もうゴール地点にいるという感動で笑顔になって、だけど泣き出しそうにもなって、微妙な顔だったんではないかなと思います。

グラウンドに入って半周走って、ゴールまであと1周ってときに、あけみちゃんが私の名前を呼びながら走ってきてくれました。あけみちゃんの顔を見た途端に、一気に安心して、ここまで走ってきたことをいよいよ実感して、とうとう涙が出ました。
周りの人に、「あと1周よ! 泣かんと! もうすぐよ!」と声をかけてもらいながらゴールしました。嬉しさと、安心と、感謝の気持ちとでいっぱいでした。

誰もが仲間のことを、自分のことと同じように思っていて、ゴールにたどり着いた喜びや嬉しさを共有しました。
走り終わってから、みんなが作ってくれたお弁当を食べて、お腹も心も幸福感や達成感でいっぱいになりました。

○今とこれからの未来

フルマラソンに向けての練習課程やフルマラソンは、私の今とこれからの未来と重なりました。フルマラソンに向けての練習課程は、今私がなのはなファミリーで過ごしている時間だと思います。
そして私が走った道のりは、これから生きていく人生のように思いました。これからも、なのはなで学んでことをずっと心にとめて、マラソンを走っているときのように、ずっと忘れないで生きていけたら、大丈夫だと思いました。

だからこそ今は、なのはなでみんなと過ごす時間や、なのはなでの全てを積み重ねていくことが大切なんだと思いました。マラソン練習と同じように、人生にも準備期間や心構えが必要なのだと思いました。
焦る必要は全くなかったです。自分のペースで進もうと思いました

フルマラソンを走らせてもらって、本当に良かったです。これからのなのはなでの日々を、どう過ごしていけばいいのか、自分の人生をどう生きていきたいのかが明確になりました。 走っている間ずっと、なのはなのみんなを感じていました。
みんなが私の一部で、私もみんなの一部でした。
普段気づけていないけど、本当はずっとそうなのだと思います。周りの人たちが存在してこその自分なのだと思います。
フルマラソンを走らせてもらって、改めてそのことを感じられてよかったです。ありがとうございました。

●第27回津山加茂郷フルマラソン全国大会【感想文集】●

「みんなとの積み重ねが力に変わる」るりこ

「みんなとの宝物」まなみ

「自分ではないこと」まゆみ

「フルマラソンで学んだこと」まゆ

「夢の初舞台」まち

「まだ見ぬ誰かに繋げるフルマラソン」のりよ

「ミニマラソンを終えて」れいこ