山小屋便り

「大人の女性として ――成人式の1日――」 もも

私は成人を迎え、勝央町成人式に出席しました。成人式の次の日から雨だったのですが、当日はよく晴れて風もなく、お天道さまも笑って見守ってくれていました。そして摂食障害で人としてギリギリのところまでいった私が、なのはなファミリーで成人式を迎えられた幸せを全身で感じることができた1日でした。
振袖は一生の思い出になるような、「これだ!」と思える素敵なもので、そんな振袖を着ることができて、胸がいっぱいになりました。なんだか、神様からのプレゼントのように感じました。

原田さんと村上さんが豪華で芸術作品みたいな着付けをしてくださって、新成人5人、それぞれ帯や帯締めも工夫してあり、お互いに見ても楽しかったです。
式で特に印象に残ったのが開会の辞で、新しい教育長さんがこれまでの人生のなかでの3つの出会いや利他の心の大切さ、大人になる面白さをお話してくださったことです。こういった畏まった式で心に残るようなお話を聞くことができて嬉しかったです。
新成人の人数は年々減っているらしく、今回、勝央文化ホールに集まった新成人は82人と、コンサートでテーマにしていたように、ここでも目に見えて人口減少の影響がきているな、と感じました。大人の女性として、少子化問題の歯止めの役目もしっかりと果せたらいいな、と思います。

岩美田の方まで行って、盛男おじいちゃんに振り袖姿を見ていただきました。盛男おじいちゃんから『青春』という詩のお話を聞けたり、津山の山田写真館では写真館のおじいさんが記念に外まで出て新成人みんなでの写真をサービスと言って撮ってくださったり、帰るとまたチームのみんなが撮影をしてくれて、今日だけの大切な振り袖姿でたくさん写真を撮ってくれたり、これ以上ないくらいに自分が大切にされて心から祝福されていることを感じ、大人になることがおめでたいんだと思わせてもらえました。

夕食には鯛とお赤飯が出ていて、美味しかったし、嬉しかったです。夜の集合では節目をつける大切さや生きていくなかでその時々に節目をつけて過ごしていくことの意味を教えていただきました。

これほど恵まれている自分を認めて、この幸福感をまた今度は次の新成人や自分の子供、これから繋がっていくたくさんの仲間に伝えていきたいです。また、日本の文化や地域活性化も受け継いでいきたいです。
振り袖を着てメイクアップもしてもらって大好きな家族に囲まれて、こんな幸せな気持ちで成人式を迎えられる、ということは普通の人でも得難い幸せです。なのはなファミリーと出会えたのだから苦しかった過去を否定しないでいよう、と思えます。

みんなが自分を大切に思ってくれて、それが自分の回復の力になることを実感しています。まだ本当の自立までは時間が必要だけど、ゆっくりでも、ちゃんと本当の大人になれるよう、子供のままの自分から離れ、新しい自分を大切にして生きていきます。

 

*ももちゃん 成人式お祝いフォト特集*


 

【平成28年度 勝央町成人式】



 勝央町では82名が成人を迎えました。
成人式には全員で参加し、1人ひとりが節目としました。
また勝央町成人式のなかでは、以前なのはなファミリーが町に納めた『勝央町の歌』が流れ、会場全体で合唱をしました。