山小屋便り

「お母さんのお誕生日 イブ・イブセレモニー」 まゆみ

「プログラム1番、入場。ただいまより、お母さんのお誕生日イブイブセレモニーを始めます!」

1月21日に、お母さんのお誕生日の前祝いをお祝いすべく、小さなお楽しみ会を夜に開きました。仕事組さんの企画に、今回は子供会議のメンバーも入れてもらって、約2週間、少しずつ会の準備を進めました。

プログラム一番は、主役のお母さんの入場です。エスコートは、なのはな代表のお父さん。校長室の扉から食堂まで、みんなで花道を作りました。食堂で待っているみんなもいて、お母さんが席に着くまでの間、『ハッピーバースデイ』を歌いました。
花道を作っていたみんなも、お母さんに続いて食堂に入ります。お母さんに喜んでもらいたいと、ワクワクするような、でも少し緊張するような、そんな気持ちでお母さんのあとを歩きました。

食堂まで、お母さんを迎える花道を みんなで作りました

食堂の黒板には、アネモネと向き合ったお母さんの横顔が、蛍のような小さな光に包まれていました。テーブルには、カボチャのパウンドケーキと、レモンティが置かれています。紅茶に入っているレモンは、永禮さんからいただいたものです。

そのまま、プログラム2番の開式の言葉で、「いただきます」をして、3番のケーキの説明に入りました。
このケーキは万次郎カボチャを使い、仕事組さんと子供会議メンバーで作りました。もえちゃんに作り方を教えてもらって、カボチャのペーストを作るところから、最後のデコレーションまで、みんなで協力して完成させました。
等分されたケーキの上に、ホイップクリームをちょこんと載せて、その上にチョコペンで作ったパーツが載っています。菜の花、ハート、リボン、雪の結晶、小さなパーツたちは、まよちゃん、ちさちゃん、ゆうなちゃん、こうみちゃんがデザインしてくれました。

私は、まよちゃんと一緒に、お父さんとお母さんのケーキの、最後のデコレーションをさせてもらいました。みんなが作ってくれたパーツをどう組み合わせるかを考えながら、慎重に載せていきました。

お母さんのケーキのデザインは、まよちゃんとひなのちゃんがしてくれました。ホイップクリームを雲に見立てて、そこからチョコの虹が架かっています。
「大好き」の文字は、あいこちゃんが書いてくれました。ケーキの後ろには、2018、1、23、と書かれたチョコの紗々が立っています。
ひなのちゃんのアイデアで、まよちゃんが書いてくれました。

お母さんのバースディケーキは虹のデコレーションです

■思いを込めたケーキ

ケーキの中心がハート型にくりぬかれていて、そのハートにかたどられた小さなケーキが、脇に添えられています。そのハートからハートに橋が架かるように、チョコの虹を架けました。ちさちゃんの作ってくれた、淡いオレンジ色の菜の花も添えて。とても慎重で、緊張感の要る作業だったのですが、小さななのはなファミリーが目の前に出来上がっていくようで、とてもあたたかい気持ちになりました。

そしてプログラム4番、花束とカードの贈呈に移ります。やすよちゃんとみおちゃんが準備してくれた花束は、真っ白なアネモネと、白い菜の花のような花の中に、黄色とオレンジの花が色を添えています。
「白で落ち着いた雰囲気のなかに、少しお茶目な感じも加えて」
と、やすよちゃんが話してくれました。

花束に添えられたバースデーカードも、みんなで作りました。ひろちゃんを中心にデザインを考えてくれて、飛び出す花束のカードを作りました。
表紙はピンクで、「お誕生日おめでとうございます」の文字に、小さな黄色い菜の花がぎゅっと寄り添って咲いています。中は黄色い台紙に、ピンク、緑、紫などの、淡い色のお花がたくさん詰まった花束と、周りには蝶が飛んでいます。
「黄色が好きなんだ」
と、改めてお母さんが話してくれました。

カボチャのケーキも、紅茶に入った蜂蜜漬けのレモンも、お花もカードも、みんな黄色でした。少しずつ色合いは違っても、みんなお母さんの元で1つになっているように感じました。
予め想定して作っていた訳ではなかったのですが、自然とお母さんの好きな色が集まっていて、自分たちも驚きました。これがきっと、神様が導いてくれた、小さなあるべき姿なのかなと思って、また嬉しくなりました。

少し早めの、お母さんのプレお誕生日会。時間にすればたった30分弱でしたが、もっと長く、もっと濃い時間が詰まっていました。準備の時間も含め、みんなのなかで過ごせることが、改めて幸せだなと感じました。