山小屋便り

「ハクサイの収穫」 のん

今いいとこ下畑の白菜が収穫期を迎えています。ぎゅっと詰まった白菜を作るため、今回は結球して育ち途中の白菜の、上の方をスズランテープで縛っています。その縛られた中で葉が成長していくことで、上に伸びられない葉が中で大きくなって、ぎっしり葉が詰まった白菜になる、ということでそうしています。

下葉も一緒に縛っているので、全体的にボリュームがあるように見えて、白菜が収穫基準に達しているかを判断するのが少し難しくなりました。目で見るのでは分からないので、これはぎゅっと詰まっているかなと、大きめの白菜を手で押してみて、判断していきます。下葉に包まれているので、感触で判断するのもなかなか難しかったです。

■ザクッという音とともに

縛った状態が球体に近いものは、すごく大きく見えるのですが、意外とまだ結球が甘い、成長途上のもので、縦長になっている、小さく見えるもののほうが、収穫してみるとずっしり重くて中身が詰まっていました。
これはいけると思う白菜を、倒すように力をかけて、根本の部分に包丁の刃を当て、グッと力を入れると、ザクッという音とともにそのしっかりした芯が切れて、その手応えに、これぞ収穫! という気持ちよさがあります。

コンテナに詰めると、4つくらいですぐにいっぱいになってしまいます。結球し出したころ、台風にやられてしまったときはどうなってしまうのだろうと思っていましたが、今何事もなかったかのように逞しく大きく育った白菜を収穫すると、すごく嬉しい気持ちになります。農産倉庫の一角を占める白菜の入ったコンテナを見ると、豊かな気持ちになります。

まだまだ畑には収穫されるのを待っている白菜がたくさんあります。収穫する自分たちも、食べる人も嬉しい気持ちにしてしまう白菜を、これからもたくさん収穫できるのが楽しみです。