山小屋便り

「みんなと楽しむ、セブンブリッジ大会」 のん

年が明けて2日目、3日目の夜は、お父さん、お母さん、みんなとリビングでセブンブリッジ大会をしました。ABCDEの5チームにわかれ、今年の干支である、犬の種類の名前のついたリーグに各チームから1ペアずつ出場して、戦いました。
私はなるちゃんとペアを組ませてもらいました。なるちゃんも私も大きな賭けに出るよりは、確実に1枚でも減らしていくやり方だということがわかって、同じやり方の人で良かった、と2人でほっとしました。

セブンブリッジは、二夜に渡って繰り広げられました。

■波乱を呼ぶカード

ゲームが始まると、すぐに、「わー!」とか、「えー!?」という歓声や悲鳴が聞こえてきて、一発上がりのペアがどこかのリーグで出たのがわかりました。
実行委員の人が、「○○ちゃんと○○ちゃんペア、○○点ー!」という実況中継をしてくれて、自分のしているゲームが淡々としていても、リビングが盛り上がった空気に包まれていて、そのなかでゲームできるのがすごく楽しかったです。

ジョーカーのカードは、使い道によっては上がりを狙えるチャンスのカードなのですが、負けたときに持っていると、引かれる点数が5倍になってしまうので、最初に配られたカードを見て、ジョーカーが入っていると、ただのゲームのはずなのにすごくドキドキしてしまって、自分の番になる前に誰かが上がってしまったらどうしようと思ったり、鳴けるときに鳴いてさっさと手放してしまおうかと思ったり、でも上がりを狙ってみたい気持ちもあったりで、ゲームにも心にも波乱を呼ぶカードでした。

地道にカードを減らしていくやり方だと、負けたときのマイナスは少なくて済むのですが、ゲームが長引くので、みんな手持ちのカードが少なくて、勝ったときのプラスも少なくて、たまに良いカードが来たからちょっと攻めてみようかなと思っていると他の人が上がってしまって大きなマイナスになったり、どうしたらいいんだー! と言いたくなるくらい何が起こるか分からなくて、でもそこがすごく面白くて、必死に祈りながらカードを引いていました。

 

■仲間がいる幸せ

ゲームといえど、試合運びにその人の性格が出たり、ジョーカーが回って来たときにそれをピンチと捉えるのか、チャンスと捉えるのかとか、小さくしかトライしないと小さくしか得られないとか、なんだか抽象化された人生をプレイしているような感じがしました。

自分がもうちょっと! と思ってカードを捨てると、「ポン!」と嬉しそうに言われしまって、瞬く間にそのペアが上がってしまうなんてこともあったりして、1つひとつのカードの動きは本当にゲームの運命を左右するもので、自分の何気ない一手がゲームの流れを変えてしまったり、本当に何が起こるか分からなくて、ずっとドキドキしていました。

地道にカードを減らすか、それとも大きな賭けに出るか……。 1枚のカードが、ゲームを左右します。

最初に配られたカードが全然揃っていなくて、ペアの人と唸ってしまったり、良いカードを引いたときには、これはいけるかも! と一緒に希望を持ったり、負けたら嘆いたり、勝ったら喜び合ったり、忙しい程の一喜一憂をペアの人と共有していられる時間があたたかくて、幸せでした。
以前はペアの人なんていない方が楽だと思っていたのですが、同じ気持ちで一緒にやってくれる人がいるって嬉しいことだなぁと思いました。

前半・後半ごとに、得点が更新され、リーグ内での順位が発表されます。

 

エクセルの計算表を用い、計算に間違いが出ないようにしました

 

■終わるのが寂しい

結果の集計をしている間には、実行委員の人が、リーグの名前になっている犬の説明やクイズをしてくれて、間が空いてしまったりすることもなく、ずっと楽しい気持ちでいられました。私のいたチームはあんなちゃん、はるかちゃんペアがたくさん得点を取ってくれて、なんと1位になりました。

最下位のチームには罰ゲームがありました。ゲームの途中で、最下位になるかもという人は、今年の抱負を考えていてくださいねという実行委員さんの言葉があって、罰ゲームにしては簡単そうだなぁと思っていたら、実際の罰ゲームは、犬の鳴き声で、ジェスチャーを交えて抱負を言うというものでした。
みんなが抱負の気持ちを乗せて犬の鳴き真似をすると、「ワン、ワン」としか聞こえないのに、なんとなくその人がなにを言いたいのかわかるなぁと思いました。
それでもちょっと照れながら必死に犬の鳴き真似をしているみんながすごく面白かったです。あっという間に終わってしまった三が日が少し寂しくもありましたが、あたたかい気持ちでいっぱいのまま、お正月を終えることができました。