山小屋便り

「”和”なロビーでお出迎え ――ウィンターコンサートのグッズの制作――」 ゆい

2017年のグッズは、和風がテーマでした。劇のなかにも七福神が登場し、その雰囲気にあわせた日本らしいデザインの小物を制作しました。

つまみ細工の髪飾りや、ストラップ、七福神のお人形、着物の生地で作ったコースター、そして陶芸作品。

全体が〝 和〟というテーマで貫かれ、コンサート会場で一番にお客さんをお迎えするロビーにもコンサートとの繋がりを演出できたのではと思います。 グッズ係として活動してきて、一番楽しさを感じたのは、やはり制作です。

つまみ細工では、ニミリほどのパーツを作って組み合わせたりと、細かな作業が連続しますが、リボンや布、紐などの色味を見ているだけで気持ちが高鳴りました。

作業は分業制にし、1つの工程を1人の人が徹底して極めて次の工程へ回すという流れ作業にすることで、全ての作品の質が保たれるようにしました。

みんなの手から手へ、作品が流れるごとに完成していき、でき上がった作品が並んでいるテーブルを見るのが好きでした。

七福神のお人形は、一体一体、丁寧に作りました

七福神にはそれぞれもたらす福がありますが、どのグッズも手元に置いておくことで、お客さんに何か良いことをもたらしてくれますように、と考えながら準備をしていると、心がしんと静まって穏やかになるのを感じていました。

また、初めての試みとして、ホームページのコンサート特集のサイトにも、グッズと喫茶のコーナーを設けることにしました。

コンサートに来てくださるお客さんが、楽しみを増やしてくださったらいいなと思い、作品の写真と紹介文をホームページに掲載しました。

■1つひとつを大切に

写真を撮っていると、ようこちゃんたちが作った七福神のお人形が、つぶらな瞳でレンズ越しにこちらを見つめているように感じ、1人で、「可愛すぎる……!」と何度も口に出してしまいました。七福神のお人形たちが持っている、鯛や釣り竿、琵琶なども1つひとつ、細かいところまで手作りで、愛おしく感じました。

1人ひとりの神様の特徴が出るように作りました

そんなグッズ係での作業も、実はスムーズにいくばかりでなく、走り出しが遅れ、実行委員のみんなにひっぱってもらったおかげで、間に合わせることができました。

コンサートまでの道のりは、演奏やダンスの練習、コンサート以外の日常のやるべきこともあり、限られた時間のなかで、いかに上手に仕事を回していくかの訓練の場だと思いました。また、みんなと協力することで、目標を達成することができるのだと感じました。

作品の包装は、得意な子たちが、それぞれの作品にあったデザインで、1枚、1枚の台紙を手作りし、美しくラッピングしてくれました。グッズ係のメンバーだけでは作ることのできなかったことが、みんなが手を貸してくださり、自分たちのこととして楽しみつつ、真剣に向き合ってくれたからこそ、良い形として実現したと感じています。

ロビーの飾りつけは、成人式のようなゴージャズさをイメージして、着物と浴衣の帯で飾りました。

盛男おじいちゃんが、ロビーに飾るためにと切ってくださった生のもみの木には、何人かの子たちが、キラキラしたサイコロのオーナメントを作ってくれ、和風クリスマスの飾りになりました。

盛男おじいちゃんからいただいたモミの木を飾りました
つまみ細工のストラップ

そうして迎えることができたコンサート当日のロビーは、たくさんのお客さんで賑わい、手作りのグッズやクッキーも大好評でした。

「ホームページを見て、楽しみにして来たんですよ」
と、予めホームページの特集を見てくださって、足を運んでくださったお客さんの声がとても嬉しかったです。

たくさんの方が、手作りのグッズを手にとってくださいました

グッズ係の1人として、グッズ作成からロビーの準備までを担当したことは、初めてのことが多かったですが、みんなの力で作りあげることができ、成功体験をさせてもらえたことに感謝しています。

 

ロビーを彩ったグッズたち

髪飾り。バレッタタイプのものやゴムタイプのものなど色々なバリエーションで作りました。

 

一輪挿しや、楊枝立て、朱肉入れなどの陶芸作品も並べました。

 

ピンクとブルーのフラガール人形。キラキラのレイをつけ、オーバースカートを身につけています。

 

かんざし。なかには桃の枝を材料として使って作ったものもありました。