そうだ、お父さんにきいてみよう!

第1回「縦軸と横軸について」 ―そうだ、お父さんにきいてみよう!

質問

先日お母さんが、縦軸と横軸があって、縦軸の時間軸について、 私たちは考えなければならない、と仰っていました。 
縦軸(時間軸)について、もっと具体的に知りたいです。 
何で時間が軸になっているの? 
縦軸が時間としたら横軸は何なのでしょうか? 

 

答え

こんな図を考えてください。 

縦軸の時間軸というのは、軸の上を未来、下を過去とします。 
真ん中が現在です。 
自分はいまどんなところに生きていくのかなと考えるときに、 
過去はどうだったのか順番に考えてくると、 この先の未来は、どっちの方へ行くか、とても分かりやすくなります。 
今回のミーティングでも、過去のおじいちゃんおばあちゃんたちの社会背景はどうだったのか、 
みんなのお父さんお母さんが育った時代はどんな社会だったのか、 そこから考えて、みんなが育ってきた環境を見れば、 自然と見えてくるものがあったと思います。 
つまり、なぜ私達は苦しいのか、という現在だけをみているとわからないことが、 過去に遡って順番に考えると、 経済が貧しい時代から豊かな時代になる一方で、 失われたものもわかります。

では、横軸はどうしたらいいのかというと、横軸は水平軸と考えて、 同じ時代の、ほかの国はどうなっているだろうか、ということを考える軸にします。 
左端に途上国、右端に先進国をとります。 
日本は先進国に入りますが、軸の中心に置きます。 

同じ今という時代でも、国によってかなり事情が違います。 
例えば、途上国では摂食障害がありません。 
日本より進んだ先進国には、イギリス、アメリカを置きましょう 
スエーデンは経済力はないかもしれないけど、社会制度は充実してて見本とするべきところがある。 
こんなふうに図にすると、これから日本はどっちに向かって行けばいいか、 という考え方もできます。

何かを考えるときには、いつもこういう軸のとりかたをするといいんじゃないでしょうか。 
縦軸に時間をとって過去を整理してから未来を考え、 同時に横軸に他の国との違いをとって、 縦軸と横軸で物事を考えて行くというのは、 物事を的確に把握するときにとても都合がいいと思います。