ベストオブ日記

「ゆだねて毎日を」 ますみ

9月12日

 今日は、1日暇でした。
 小説を読んだりして時間を潰していましたが、落合信彦さんの『アメリカよ! あめりかよ!』と伊藤左千夫さんの『野菊の墓』を読んだ後に、これといってピンと来る小説がなく、今は村上春樹さんの『ダンス・ダンス・ダンス』を読んでいるのですが、難しくて挫折しそうです。
 『野菊の墓』は、とても可憐で胸にツンと来るような切ないお話で、お父さんがかつて朗読したそうですが、私も大好きです。
 『アメリカよ! あめりかよ!』は、落合信彦さんのすばらしい行動力に胸を打たれて一気に読んでしまいました。
 この2つの作品は、私を文章の世界に入り込ませてくれたのですが、その後の本がなかなか見つからなく、困りました。
 お父さんのお勧め本の中からできれば選びたいと思っていますが、『フォレスト・ガンプ』がいいかなあと思っています。
 映画は見たことがあるのですが、ちょっと本を手に持って開いて見ると小説のほうが面白そうだと思いました。

 夜は、桃花部の女の子たちと笑いながら折り紙をすることができ、少し自分も菜の花になじんだかなと思うことができました。
 こんなふうに1日は過ぎていきます。
 1日1日過ごしていくうちに、すべてが当たり前で皆を家族みたいに思えるようになれたらいいなあと思います。

 菜の花にいて驚くことは、畑も音楽もダンスもバレーも、すべて皆全力で本気で取りかかっていることです。
 私は、自分1人が手を抜いてもいいだろうと思ってしまいそうです。
 みんなみたいになれる自信はありませんが、こんな自分がどう変わっていくかは楽しみではあります。
 あと、30キロのお米を皆が運べることにもビックリしました。
 私も持たせてもらいましたが、とても1人ではかかえられなく、のりよちゃんやよしえちゃんに手伝ってもらいました。
 今は、畑では、クワでの作業など力のいる作業は見学させて頂いていて、軽作業しかやっていないのですが、自分が、いつか皆みたいに力仕事ができるようになるなんて想像できません。
 でも、自然にそうなっていくのかなと思うと、不思議な感覚になります。
 お父さんの言うように、ただ何も考えず、この身を菜の花にゆだねて毎日を重ねていこうと思います。