第259回「寝相について(前半)」

 

【質問】
 寝相について

 最近、自分の寝相が気になります。目が覚めると、体が上へ、上へと上がっているのです。自分の布団から、肩くらいまで頭がはみ出しています。おっと、と思って、体勢を取り直し、身体を布団の中央に戻しても、また目が覚めたときには頭が布団から飛び出しています。
 今まではそんなことなかったのですが、ここ1ヶ月くらい、こんな寝相をとるようになりました。どうして、こんな変化が起こってしまったのでしょうか。

 自分なりの答え
 ①ただ、暑くて無意識に布団から出ようとしているだけ
 ②上へ、上へ! と私の中の向上心がこのような寝相を起こしている
 ③ただ、だらしないだけ

 お父さんは、寝相とその人の心境や性格には、何か関係があると思いますか? お父さんの考えを聞かせてもらえると嬉しいです。

 
 

【お父さんの答え】
お父さん:
 ええと、寝相の悪いのが性格だとしたら、1か月前から急に性格が変わったということはないと思うんですね。
 一つの可能性としてあるのは、暑いから、ということ。かけている布団が暑い、というのは考えられるでしょうね。
 もっと大きいかなと思うのは、心身の疲れ、ですね。身体の疲れ、心の疲れ、もしくはストレス、イライラ。寝ているうちに、あーっ! あーっ!って言ってるうちに、布団を蹴って、上へ上へといってしまうとか、クソーッ! っと足で布団を蹴っている。どっちかというと、それが大きいのかなという感じがしますね。
 意外と、昼間の疲れは寝ながら直すんです。
 昼間、動いてものすごく大きく疲れると、夜ものすごく寝ながら暴れます。

 子供を育てたらすごくわかります。幼稚園生くらいの子供でも、おとなしく図書館で紙芝居を見てきたなんていうときは、おとなしく寝ています。
 どこかへ行って大暴れしてきたという夜は、バッタン、バッタン、ものすごい寝相になります。布団の中じゃなくて家の中を一周してきます、ほんとにね。ベッドからだったら、必ず落る。それくらい寝相が悪くなるんです。寝相で暴れながら、昼間の疲れを解消してる、そんな感じを受けますね。

 心の疲れも寝ながら取って、がーってやっている。僕はその両方なんじゃないかなという感じがいたします。
 だから昼間の働き方、動き方とか、昼間の精神的なストレスの持ち方がちょっと変わると、寝方が変わってくるかなというふうに思いますね。

 僕はね、お母さんと一緒になってから今まで、お母さんとずっと一緒に同じ布団で寝ているんですけど、お母さんは寝ていてもおとなしいんですよ。
 上を向いて寝ていたら、朝になってもまだ上を向いている、と感じれられるくらい動かない。実際には寝返りしているんですよ。で、最近はちょっと……、横向いて、あっち向いたり、こっち向いたりしていますけどね。
 どうして寝相がいいのかと聞いたら、緊張していたという。僕と一緒にいるから、って……。

 

お母さん:
 誰の話?! あ、お母さんが? 寝相が良いっていう話し?

 

お父さん:
 そう、最初、あまりに寝相が良くてびっくりした。
 あのね、女の人のことよく知りませんけど、お母さんは寝るときもブラジャーして寝ていた。それって、普通なの?

 

あゆ:
 半々くらいじゃない?

 

お父さん:
 ふうん。だから、きちんとしていたんだと思うんですよ。
 緊張が取れた頃から、ブラジャーをつけないでパジャマで寝るようになっていますけどね。だけど、寝相がおとなしい人だなっていうのが、最初の頃の印象ですよね。
 僕はずっと、寝相が悪い。お母さんにかなり迷惑かけています。
 やっぱり、あれですよね。寝相がどうかって、寝相が良くないと結婚して一緒の布団で寝てもらえないでしょうね。

 

お母さん:
 そういう問題かな。

 

お父さん:
 ちょっと問題が違いましたね。
 ともかく、昼間の疲れは、夜、布団の中で暴れながら解消している、そう思ってください。

 
 

(次回へ続きます)

 
 

(2020年7月9日掲載)









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