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「あゆみちゃんとたけひろくん」 ちさ




7月1日

〇あゆみちゃんとたけひろくん
 久しぶりにあゆみちゃんが来てくれました。あゆみちゃんの姿を見ただけですごく安心した気持ちになりました。そして、変わらない温かい笑顔を見るとすっごくうれしい気持ちになりました。さらにそれだけじゃなくて、腕には小さな小さなたけひろ君がいました。まだ4キロぐらいで本当に小さかったです。あゆみちゃんの優しいお母さんの笑顔と、すっぽりと安心して眠っているたけひろ君を見ると幸せな気持ちが広がりました。
 
 午前中のほんの少しの間、6年生教室でたけひろ君と一緒に過ごしました。私の小指ぐらいの大きさ(長さ)の足をしていて、手は、オッケーサイズぐらいで本当に本当に小さくて、かわいかったです。
 
 お人形を並べようかとみんなと話していたけれど、ミッキーのものなどになると、たけひろ君のほうが小さいね、と話していました。たけひろ君から見たらここはどんな世界なのだろうと考えました。私が見ているよりもいろんなものが巨人のように大きく見えているかもしれません。それでも生きていることは同じなんだなというのを感じました。ゆでだこのように顔を真っ赤にして、あんな小さな体とは思えないぐらい体の底から声を出して泣いていました。一生懸命何かをしゃべろうとしていたり、何かを伝えたいと手足を精一杯ばたつかせていました。そしてふとしたときふにゃっと笑います。
 
 生きるってこういうことなんだなと思いました。こうあるべきなんだなと思いました。雑念とかすべてなくして、ただ一生懸命になりたいと思いました。もっともっと体の底から全力で生きたい、と強く思いました。大きくなると、いろいろなことができるようになります。余裕も生まれます。プラスの余裕は必要だけれど、どれだけ大きくなろうと、たけひろ君のような一生懸命さを忘れてはならないなと思いました。

 

〇ピーマンの手入れ
 夕方に途中からでしたがピーマンの手入れの作業に入らせてもらいました。
 誘引と、少し混んできて風通しや日当たりが悪くなってきているのを改善するための剪定、最後に摘果をしました。
 誘引では、小さい時に行ったものは外して回収し、代わりに、支柱に篠竹を渡して本格的に誘引をしました。二十歳ぐらいのピーマンなのかもなと思いました。もう子供ではなく、大人になった証拠のように思えました。

 誘引してあったものをいかに早く、そしてピーマンにやさしくほどくか。それを自分の中でひたすら究めたり、篠竹が短かったために、所によっては2本を結び合わせたのですが、いかにがっちりとそれもスピード重視でできるかを究めることがものすごく楽しかったです。
 今何時何分です、と、小刻みにやよいちゃんがタイムキープをしてくれました。
 さっきの3分で2本しか篠竹の連結ができなかったけれど、この3分だと3本できた、という小さな喜びを感じていました。作業全体が終わった大きな達成感だけじゃなくて、そういう小さな目標やハードルをたくさん作ることができ、とても楽しかったです。終わるまでずっと新しい試練に向かっているような、トライアルをしているような気分でした。

 剪定では、求められているスピードと質はまた違います。数学のようなはっきりした答えがなくて、いい剪定と悪い剪定はあるけれど、どこまでやるのか、どこをやるか、答えはたくさんあって、心をとても使う作業でした。そして、一度切ったらもうつなぎ合わせることはできないから、やってみてバランスを考える、というようなことはできず、潔さが必要です。

 具体的には説明できないけれど、見たときに涼しそうで、日が気持ちよさそうだな、と思う形があります。そうなったときピーマンからのびのびとした気持ち、すがすがしい活気を感じます。最近、野菜切り、など、わかりやすい作業をしていることが多かったので、最初はこれで大丈夫なのか迷いがあったり、とても難しいと感じましたが、やっているとピーマンの声が聞こえてくるような気がしました。これだ、という完成形が確かにあるように思いました。

 そして最後に摘果を行いました。摘んでしまうのが惜しいような気がしたけれど、今の小さな実よりも、株全体のこれからのことを思って潔くみんなと摘みました。残り15分。この時間の中で選別まで終わらせたい。みんなが暗黙の了解で感じ取っていました。
 これ以上なく最速のスピードでやっているのに、やよいちゃんはもっと早くて、修行が足りない、と思いました。一人一畝制で、みんなで畑の端に向かってレースをやっているようで必死ではあったけれど心の中ではとても楽しんでいました。

 1時間ちょっとというとても短い時間ではあったけれど、すごく充実していました。また、今日こそ絶対に早く終わらせて畑に行きたい、と思うと、それだけで勉強のほうも集中できて、プラスだらけでした。
 たいして何もできなかったけれど、畑に行って、太陽の光を浴びて、みんなの活気のある空気の中にいさせてもらうだけで充電されました。何よりもパワーの大きい心の電源だなと思いました。

 

 読んでくださりありがとうございました。
 お父さんお母さん、みんなのことが大好きです。
 おやすみなさい。

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