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「ずっと欲しかった答え」 のん




11月11日

○夜の集合
 夜の集合でのお父さんのお話で、どうしても書いておきたいと思ったことがありました。お父さんは、硬式バレーをするとき、選手のみんなに「勝て」と言って、そのための練習をさせる。お医者さんに講演をしたときに、傷ついた子に対してそれはいけないのではという質問が出た。でも、今の社会で言われているような、傷ついた子が苦しかった「勝つため」「一番になるため」に頑張ると、お父さんの言う「勝つため」「優勝するため」に頑張るということは、違うのだと。

 負けても何でもいいからと言ってとりあえずやっても何にもならない。「勝つ」という目標に向かってその人の全力で、精一杯で頑張ることが意味のあることで、精一杯やったのなら、結果として勝とうが負けようがどうでもいいのだと。傷ついた子が苦しいのは、名誉のためとか、そんなもののために一番を求められるからだと。

 私が欲しかった答えの全てだった気がしました。一番にならなくちゃいけない、誰より評価されるために、誰より好かれるために、兄姉の誰より親に認めてもらうために、勝ち続けなくちゃいけない。

 死ぬほど苦しかった。いい結果を得た瞬間、次はもっと良い結果を出さないといけないと思うと、目の前の良い結果を喜ぶことさえできなくなって、きっとこれがエンドレスで続くのだと思うけれどそれを考えることも放棄しました。

 姉が一番で大学に入って、学費が免除になったのだと聞いたり、兄が良い大学に入ったり、兄が優秀で奨学金をもらったんだと聞いたり、兄姉が就職していくと、私は頑張って頑張って大学に入ったけれど、ここからまた奨学金をもらえるくらい優秀にならなくちゃいけないのか、良い職業に就かなくちゃいけないのか、と感じて、もう無理、と思ったのだと思いました。

 なのはなに来てからも、頑張ることが怖かったです。結果を出せないことが怖くて、頑張ることが嫌だった。ひたすら縄跳びやのぼり棒での逆上がりを練習したり、面白がって算数の問題を解いていたあのころと何が違ってしまったのだろうと思っていたけれど、お父さんのお話を聞いて、納得しました。

 名誉とか、評価のためなんかじゃなく、ただ、一生懸命頑張ってできるようになることが、ただ精一杯で頑張ることが楽しかったんだと。一番になることを、評価されることを求めることで「できない」ということが怖くなってしまって、できないことを頑張ることまで苦しくしてしまったのだと思いました。時々勉強をしていて、訳も分からず苦しくなるのはそれが残っていたからだと思いました。

 でも、なのはなで「頑張る」というのは、あの楽しかった「頑張る」なのだと思いました。評価のためとかじゃなく、ただ、自分を高めるために頑張って良いんだと思えました。勉強だったら、合格を目標に頑張るけれど、合格できたかどうかは言ってしまえばどうでもいいのだと思いました。できないことを楽しんでいいのだと思いました。

 苦しい理由がはっきりして、すっきりしました。私のずっとずっと欲しかった答えでした。ありがとうございました。お休みなさい。

 

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