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「NEVER GIVE UP」 ななほ
10月26日
10月最後の音楽合宿、朝食前は収穫作業を進めました。 まゆちゃんが考えてくれて、今朝はお仕事組さんや何人かの人が音楽練習で、私たちはCチームさんのヘルプに入りました。 収穫作業なのですが、今季初めて中畑の水菜の収穫を、まゆちゃんとりんねちゃんと3人で進める事ができて嬉しかったです。 昨日の雨で中畑も崖崩れ畑も畝間かん水状態になっていて、歩くだけでも一苦労だったのですが、水菜を40株と紅法師の水菜を40株収穫できて嬉しかったです。
第1弾の再生水菜がとても可愛かったり、水菜が虫食いが無く、どの野菜も元気に育っていました。 レタスも100株くらいなのですが、キュートで畑に居ても瑞々しさを放っていて、私も見習いたいなと思いました。 予定では嫁入り作業を進めるつもりだったのですが、地這いキュウリのチームが戻って来ていたので、チームのみんなで梅林のキャベツの収穫に行きました。
いつも朝食後にキャベツの収穫や嫁入り作業が忙しいので、朝の時間に進められたのが嬉しかったです。 梅林のキャベツは手入れの段階から虫食いが少なく、土寄せもしっかりとしてあったので物凄く大きいです。 少人数だったのですが、80玉のキャベツを収穫して、坂もキャベツ運びをして、無事に農産倉庫まで戻る事ができました。
収穫が本当にスムーズに進んだので、ラストの20分は水菜の生薬と嫁入り作業をしました。 もうこの時期だと思うと少し不思議な感覚がしたのですが、まだ手がかじかむ事なく、水がぬるい程度で、水菜の生薬も楽しかったです。 朝食がギリギリになってしまったのですが、目標以上の作業ができて、充実した朝でした。 食堂に入ったら、お仕事組さんやまなかちゃん、りゅうさんもいて音楽合宿を家族みんなで迎えられるのが嬉しかったし、あゆちゃんが黒板に新しいテーマを書いてくれました。
・NEVER GIVE UP
今回のテーマは、「粘り強く、みんなでお互いを大切にし、そして、お互いを伸ばそう!」です。 このテーマを聞いた瞬間に、嬉しくてあたたかい気持ちになりました。 なのはなに来るまで、競争の社会、いつ誰かに落とされるか分からない環境に居て、お互いを伸ばす空気を感じられませんでした。 でも今は、競争も無くてみんなが助け合って、利他心の気持ちで、1人1人がなのはなの子として、仲間として生きています。 簿記の授業の時に村田先生が、「簿記は競争じゃないから、みんながレベルアップできるように」と話して下さるように、なのはなファミリーとして私たちがあります。
本当に1人1人が大切で、1つの歯車としてウィンターコンサートに向かっていけることが嬉しいし、偶然にお母さんとあゆちゃんの考えが一致して、粘り強さをテーマに向かっていけるのも嬉しいです。 午前の最初にOMTをして、今回のテーマについてとこれからの課題などを話しました。 「粘り強さ」と聞いて、私はまだ粘り強さが足りないかもしれないと思いました。 特に最近は身体が疲れやすくて、集中力が切れやすくなっている自分が居ます。 でも誰かと比べたり、間違った価値観を捨てて、自分から離れてウィンターコンサート、今回の音楽合宿に向かいます。 大人子供になるのではなく、14歳としての責任感と精神と生き方で、自分に与えられた役割を精いっぱい果たします。
お母さんがお昼の集合で今年のウィンターコンサートのテーマを発表してくださいました。それは、「NEVER GIVE UP」、「決して諦めない」です。 これはウィンターコンサートでも、人生でも同じです。 なのはなに来た時、何度も挫けそうになって諦めかけた時、お父さんとお母さんは私の事を最後まで信じて、待っていてくれました。 その時の諦めなかった後の嬉しさや、幸せを忘れないで、その延長としてもウィンターコンサートまでの道のりを、大切に諦めずに、最後まで真剣に向かいます。
お母さんが、「お父さんが、僕は絶対に諦めないから、喧嘩にも負けないんだよ」とある日の出来事を話して下さいました。 いつも死ぬ気で生きて、最後まで決して諦めないお父さんの姿や生き方が本当に素敵で、私もそう在るべきだと思いました。 強くて、粘り強くて、少しの事で挫けたりしないで、希望を持って生きていきます。「知恵・勇気・夢」を持って、まだ見ぬ誰かの為に生きていきます。 私はまだ漠然な夢しか無いのですが、お母さんが、「夢を持つ事は、宇宙規模なんだよ」と話して下さって、誰かの為になる利他心の夢を探して、持ちたいなと思いました。
お父さんとお母さんのお話が無くても、常に前向きで明るく生活ができるように、もっとなのはなの気持ちや価値観を自分の中に入れていきたいです。 このウィンターコンサートの過程が、なのはなの気持ちや価値観を入れるチャンスなので、最後まで粘り強さを忘れずに、諦めません。 午後の合わせの時、思いっきり全力で、粘りの気持ちを持って、今までの練習の成果を全て詰めて踊り、歌い表現しました。 見ていたお母さんを圧倒させてしまう位、自分から離れて曲の気持ちになって表現すると、本当に楽しくて、気持ち良くてスッキリしました。
本当はいつもこうあるべきなんだろうなと思うし、毎日この気持ち次第で、最高に楽しくて生きがいを感じられると思うと嬉しくなりました。 お母さんのお話が本当に嬉しくて、またお母さんのお話もたくさん聞かせて頂けたら嬉しいなと思います。 お父さんに聞いてみようやハウスMTも1週間近くできていないので、お父さんに会うのが楽しみです。 思いっきり表現すると、今まで以上に汗も出るし、気持ちがワクワクして本当に幸せでした。 また、あゆちゃんが、『ネバー・ギブアップ』の歌詞を教えてくれて、本当になのはなのみんなの気持ちと会っていました。
ずっと求めて、本当の幸せを知りたくて、自分の居場所がなかった私が、今は大勢の仲間に囲まれて、目標を持って生きています。 いつでも、私がなのはなの子である限り、帰る場所や家族があって、それだけで安心するし、今も未来も大丈夫と思えるのが本当に有難くて、嬉しいです。 『ネバー・ギブアップ』の歌詞を常に頭に入れて、これからの人生を生きていきたいです。
・小悪魔と、上品なアルトサックス奏者
午前はOMTの後に、柔軟体操・ストレッチ・筋トレに、バットロマンスのガーガーウォークの練習をしました。 今日はお仕事組さんと学校組さんもいて、活気のある体育館が嬉しかったし、ガーガーポーズも統一できて、みんなで揃えると本当に迫力がありました。 その後はダンスバディで、『バッド・ロマンス』の練習をして、れいこちゃんやチームのみんなと細かい部分、美しく見えるポイントなど、今まで習った振りを最初から最後まで復習しました。 回るときに、足を延ばすだけで緊張感と美しさが変わったり、目力もビーム光線のように出すことができて面白かったです。
その後の1時間半であゆちゃんに『バッド・ロマンス』を見て貰って、とても疲れてきつかったのですが、もう倒れても良いから、粘って最後まで頑張ろうと思って練習をしました。 途中で目が回ったり、崩れそうにもなったのですが、気持ちを正して、あゆちゃんに言われたとおりにすると、どんどんみんなと揃っていくのを感じて嬉しかったです。 また急にあゆちゃんが、「ニヒヒヒヒ」と笑って、『バッド・ロマンス』を踊るときの気持ちや表情を教えてくれて、みんなと小悪魔になりきって踊ると、疲れも吹き飛んで楽しかったです。 みんなで「シャー」と言いながらカウントを合わせたり、演じながら踊ると、やっぱり疲れる気持ちやキツイ気持ちが良い緊張感と面白さに変わって、練習が楽しかったです。
本当に体が限界値をいっていて、ダンス練習が終わった後は真っすぐに歩けない位、全身が筋肉痛で足の筋が痛かったのですが、すごく充実した練習でした。 昼食にりゅうさん特製の「キュウリと卵の中華炒め」が出ていてとても元気が出たし、メインのお肉もりゅうさんのニンニクパワーで力が湧いてきました。 午後はお母さんのお話やウィンターコンサートの合わせの後に、楽器練習を進めました。
合わせでバンド・ダンス・コーラスを何曲も合わせると、もうウィンターコンサートがもうすぐに感じて気持ちが高まりました。 またお母さんが、「お父さんとお母さんは、できる人とできない人を比べるんじゃなくて、その人ができると思っているから、言うんだよ。相対的じゃなくて、絶対的な評価なんだよ」と話して下さいました。 そのお話が印象的で、私も自分の評価を気にするのではなく、全体を良くする為に、お父さんとお母さんが注意してくださるような生き方と潔い心を持ちたいです。 『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』も今日は何度も合わせて、最後までみんなと詰める事ができて良かったです。
途中でお母さんが見に来て下さって、お母さんが「今、みんなに言えるように原曲聞いてきたんだけど、みんなの方が良い」と言って下さって嬉しかったです。 あゆちゃんが「みんなが持っている楽器は、1つが何十万もするくらい、高価なもので、本当は良い音が出るんだよ」と話してくれました。 そう思うと楽器に申し訳なくて、自分のできる最大限の美しさと上品さを持って、楽器が出したい、私の楽器に相応しい演奏をしたいです。 また、みんなと合わせていて今まで指が追い付かなかったところが、ポンとできていてとても嬉しかったです。 「ラシドレミソファ」と速いテンポで演奏する所が続く時にいつも追いつかなかったのですが、今日は初めて全部が通すことができました。
これからももっと練習を積み重ねていきたいし、パートリーダーさんに教えて頂いたように、タメと最初と最後のタンギングをしっかりして、区切りをつけて次に進めるように、演奏をしたいです。 個人練習の時に暗譜の練習をして、鏡を見ながらホールをイメージして、立ち姿勢や態度も見せる意識を持つようにしました。 そうすると音も出やすく感じたし、楽器練習も楽しくてあっという間に時間が過ぎてしまいました。 また一番居長したい所を、fではなく、全力のfffでと言われて、その表現が分かりやすくて、まよちゃんと全力で演奏したら、さとみちゃんが「いい!」とにんまりとした笑顔を向けてくれて嬉しかったです。
今夜は洗いの後に、『バッド・ロマンス』のダンスバディで1時間15分練習をして、教えてもらった振りを確実にしていけたことが嬉しかったです。 午前は身体が限界を超えていたのですが、夕食のりゅうさん特製なのはなカレーでパワーアップして、夜も全力で楽しく練習ができました。 まだまだ練習が必要なのですが、私たちのチームはベテラン組がいっぱい集まっていて、その中で練習させて頂けるのも嬉しくて、覚えた事を確実にしていきたいです。
少し長くなってしまったのですが、消灯です。今日も1日ありがとうございました。
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