« ★前のページ 9月16日(月)「感謝の気持ちを込めて -古吉野地区敬老会 & 2019年稲刈り完了!ー」 ||
★次のページ » 9月18日(水) 「心惹かれる作品を ―ぷっくりとした花びら “ワイヤーフラワー”」
9月17日(火)「役者オーディション&『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』演奏練習」
9月17日のなのはな

午後には、ウィンターコンサートに向けて役者オーディションをしました。 演劇係のやよいちゃん、なおとさん、れいこちゃんの寸劇から始まりました。 オーディションは1次審査と2次審査があって、 まず1次審査では1人ずつ台詞を言うものと、 グループになってのサイレント演技をしました。
サイレント演技のお題は、「ルーブル美術館に来たフランス人」で、 モナリザ役、カップル役、警備員役、 盗人役、観光客役になって30秒の演技をしました。 体育館にルーブル美術館を見て、 恥ずかしさを捨ててその役になりきるのは、すごく難しいと感じました。
 〈ウィンターコンサートの演劇係のみんなが オーディションを企画し、司会進行をしてくれました〉
 〈一人ずつ、ステージの上にのぼり、 これまでのウィンターコンサートの演劇から 抜粋された台詞を言いました〉
 〈ルーヴル美術館の人々を演じる、サイレント演技〉
2次審査は、男役や悪役、シリアスな台詞など、 7種類くらいの台詞のなかから自分で2つ選んで言う、と言うものでした。 自分の番を待っているとき、緊張と、 早くこの役を演じたい! というわくわくした気持ちがこみ上げてきました。 普段の自分じゃない人を演じる、というのは、すごく面白いことだと改めて感じました。
みんなが台詞を言うのを見たり、自分でも言う中で、最初にお父さんが話してくれた、 演技は何かを伝えるための演技なのだということを感じました。 台詞の意味や意志を伝えようとして言うのと、 声が出ていて上手くてもただ読むのとは違うのだと知りました。


恥ずかしいという気持ちを捨てて、 自分に籠もらず伝える演技をするのは勇気がいることだと思いました。 審査の前に演劇係さんが読んでくれた、 今日はお仕事に行っているなおちゃんからのメッセージにあった、 「普段の生活も、何者かを演じているのだ」という話を思い出して、 もっと生活のなかでも、その場で自分の演じるべき役を演じる、という意識をもとうと思いました。
自分じゃない人を演じるということの面白さや、 日常も演じることの連続なんだということを感じたオーディションでした。 コンサートに向かうなかで、劇の役だけではなく、 普段の生活も、あるべき役をみんなで演じられるようになっていきたいと思います。
(のん)
***

この冬、ウィンターコンサートの舞台で披露する、 なのはなファミリーの全員による楽器演奏、 『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』。
楽器の組み立て方、正しい構え、音の出し方、基礎練習を経て、 曲の練習に入ります。
はじめに、全員でリビングに集まり、 このような演奏がしたい、と楽器演奏のリーダーさとみちゃんが言い、 カラヤン指揮の、ベルリンフィルの演奏を聞きました。 管楽器やバイオリンなどの弦楽器の、高貴な豊かな演奏。 この曲を、私たちは、サックスをはじめとする木管、金管楽器、 大正琴、ベースギターや、パーカッションで、 なのはなファミリーのアイネクライネを作ります。
譜読みをしていくときは、 最初から1小節ずつ演奏できるようにして、 次の小節、その次の小節、そのまた次の小節。 4小節をつなげてできるようになったら、次に進む。 そのようにして進めていくのがいい、 そうさとみちゃんが教えてくれます。
今週のウィンターコンサートのテーマである、 出したい音のイメージを常に持ち、 きれいな音、豊かな音、正しい音程で小節を繋ぎ、曲を作ります。
(さやね)
 
« ★前のページ 9月16日(月)「感謝の気持ちを込めて -古吉野地区敬老会 & 2019年稲刈り完了!ー」 ||
★次のページ » 9月18日(水) 「心惹かれる作品を ―ぷっくりとした花びら “ワイヤーフラワー”」
|