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「心を使って」 ちさ




8月27日

 天然の鯛が仲屋さんから届きました。既に3枚に下ろしてある状態だったので、全体の大きさは分かりませんが、それでも1つ背中からお腹までが20~30センチ、首から尾までが50センチぐらいはあったと思います。
 透き通った白がすごく綺麗、とても贅沢でした。河上さんが幕を取って下さっていたのですが、「見て!」と、時々500円玉ぐらいの鱗をみせてくださって、その大きさにとても驚きました。本当に贅沢だと思いました。
 この前お父さんが鰺と秋刀魚のおろし型を教えてくださったり、蒲焼きにしてくれました。そのとき、お父さんのように背骨を薄く、平らに残すことが凄く難しかったです。1回目は分厚くなってしまい、2回目はお父さんのように平らに1枚、と言えるような形にならず、背骨の真ん中はあるけれど、左右は深く削りすぎました。凄く難しかったけれど、夢中になっていました。
 鯛をさばいた人、本当に綺麗だなと思いました。身がちゃんとプックリ綺麗に残っていました。魚をさばくのもなれ、練習だと河上さんが言っていて、私もできるようになりたいと思いました。
 魚をさばいているのを見るのも、やるのもすごくはまるというか、惹かれるというか、言い言葉が見つからないのですが、自分の中でキラキラした気持ちになります。
 それを身近で見たり、体験できたりすること、本当に新鮮な、おいしい魚を頂けることが改めてとてもありがたいことだと感じました。

 鯛の塩焼きを夕食に出せるように、みんなと協力して作業を進めていきました。
 魚の日に台所にいさせて貰うのは初めてで、今日は私は塩振りを担当させてらいました。
 やすよちゃんが切り身にしてくれたものを、キッチンペーパーを敷いた鉄板に並べます。塩振りをするので隙間ができるだけないようにと教えて貰いました。
 全部並べたら、魚の2,5%の塩を目の高さぐらいから、指の隙間から落ちるように(固まらないように)雪のようにふっていきました。
 端にあるものにも同じように辛すぎず、無味すぎず塩が行き渡ることを意識しました。塩が舞うのがすごく綺麗で、初めはまんべんなく、細かく塩がいくようにする手の使い方が難しかったけれど、やっていくうちにこんな感じなのかと掴めていきました。そんな風に塩を振っていると、自分が一流のシェフになったような気分になりました。簡単な工程ではあるけれど、これによって味のばらつきとか、全部が決まりのだと思うと緊張しました。
 裏返して、同じように反面もやり、完成です。
 塩を浴びた鯛はキラキラしていて、これでよし、と鯛が伝えてくれているような気がしました。
 そうしてできた切り身をなるちゃんが焼いてくれました。フワフワしていました。見ているだけでも嬉しくなります。夕食でみんなと頂き、すごくすごくおいしかったです。

 台所作業をする中で、河上さんが何度も「何でこの作業をするのかを考えること」といううことを教えてくれます。
 例えば今日河上さんが、野菜切りで1、2、3カットしてくれていたナスが薄すぎる、と仰っていました。これは醤油煮するためのなすです。薄すぎると崩れてしまいます。あと、1、2、3カット(3本線を入れる切り方のこと)をするのは、分厚いと真ん中まで味がしみこみにくく、しみこむようにするためだと思います。
 その形に切るのには意味があります。
 私は今までこのためのナスだから、この形、と方で覚えていた部分があったと思いました。だから、心の目で、というのが難しくなります。なんでこうなのか、ということを知っていたら、応用になったとしても、ちゃんと考えることができるけれど、言われたことをいわれたとおりにやっていたら何も身につかないなと感じました。さらに間違っていても疑問も持てないのだと思います。
 台所作業を特に思うのですが、一発勝負です。切ってしまったらくっつけることはできないし、味付けてしまったらやり直すことなんてできません。
 確認をちゃんとすることはもちろんですが、なんでそうするのか、ということをしっかり考えて、これであっているのか、いつも自分の心を使って作業に向かいたいです。
 また、効率もしっかり考えたいです。
 ナスを5ミリカットしていたときに、私は縦に半分にしたものを一つひとつやっていました。それをみて河上さんが「できるだけどうやったら早く終わるか考えて」と仰って、2つを並べてやるのだと教えてくれました。
 今まで1つずつやることを普通と思っていたというか、それ以上考えていなかったです。システム化するのは良いけれど、それとは違って、これが普通、と思い込まないで、いつもどうしたらいいのか考えたいし、これであっているのか、河上さんだったらどうするか考え、確認し、良いやり方を見つけていきたいです。

*部活

 今日は午前中に工業高校との合同練習がありました。
 工業高校のバレー部は強いです。スパイクもレシーブもトスも、一つひとつ全部が自分たちよりレベルが高くて、その中で混ぜて貰うと学ぶことがたくさんあります。
 技術的にいつも見てたくさん吸収させて貰っています。今日、それだけじゃなくて空気作りにすごい引っ張って貰ったのがすごいなと思ったので、少し書きます。
 いつもは工業対高専でゲームをするのですが、今日は人数が少なかったので、グッパーでチームワケをし、まぜこぜでゲームを行い、初めて工業の人と同じチームになりました。
 一番思ったのは切り替えがすごかったです。点を取られたときも、相手のペースに飲み込まれずに、強気でした。「よし、ここ切り替えよ」という声が、やられてめいっているから、というより、次は絶対とれるから、という感じで、ただそれだけですごく自分も強気になれました。
 特に私は自分のミスが多かったりすると、悔しさや、申し訳なさが出てしまって、すぐに相手のペースに飲み込まれがちです。それで崩れていくことが多いです。
 なので、そのリードにすごく引っ張って貰ったし、空気ってすごく大事なんだと感じました。上手いのは技術だけじゃなくて、試合でどう気持ちを保ったり、どう切り替えて、どんな空気がいられるか、というのもすごく大事なのだと思いました。
 その空気の中にいると、すごく前向きな気持ちでいられていました。
 特に今日は自分よりも上手い人が集まっていました。1年生だとしても中学からの経験者で、ボールに触っている時間が全然違う人たちの中です。前半の基礎練習の時、正直どこか焦っていました。けど焦れば焦るだけ上手くできなくて、むしゃくしゃしている自分がいました。
 ゲームにも今日の調子を引きずってしまっていたけれど、その空気やコートの中に入ると、上手いとか下手とか、強いとか弱いとかそんなの関係なくて、ただ自分にできる役割を精一杯果たせばそれでいいのだいうことを強く感じました。
 声を出して外向きにいるだけで、チームの空気が変わりました。プレイが変わりました。直接的に貢献しているわけではないけれど、そういう役割や、そういう力の使い方もあるのだと思いました。
 バレーだったら点を決めることだけのように思うけれど、実際はそうではなくて色々な形で力になれて、色々な役割があるんだと思いました。メインの役割を果たせないとしても自分にできる形で精一杯やればそれでいいのだということを感じて、嬉しかったです。
 勝つとか負けるとか抜いて、そういう空気でプレイできて、すごく楽しかったです。

 もうすぐなのはなでも秋の大会に向けて練習が始まると聞いています。とても楽しみです。

 今日もありがとうございました。
 お父さん、お母さんのことが大好きです。
 おやすみなさい。

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