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アスパラの手入れ ――アスパラ畑は大都会に、しかし! 広幡さんのアスパラ畑は私が最初に来た頃から大きく姿を変えている。青々とした枝たちが風に揺れて太陽の光を浴びている。それはまさに大都会の様相を呈していた。アスパラの花はベルのような小さく可愛らしい形をしておりハチたちが屋台に立ち寄るように、そしてはしごをするように次から次へと蜜を集めていく。都会には人が集まる。虫やカエルたちもアスパラを住処にすべく集まってきている。枝々もひしめきあっている。以前と比べて賑やかになってきているのは誰が見ても明らかであった。
アスパラ畑を担当していた木村さんがアドバイスをくださった。1つ目は間引きをした方が良いということ。30センチのスパンで株が植えられておりそこから今4から6本のアスパラの茎を伸ばしている状況である。上のほうで混み合ってしまっているということで細いものや茎と茎の間がほとんど空いていないものは間引いていくことにした。 収穫を20分で手早く終わらせると早速私たちは間引きに取り掛かった。ペアを組んでひと畝ずつ両サイドから確認していく。間引きというものはアスパラたちが今後梅雨を迎え夏の大豊作を迎えられるかどうかの大勝負であり、重要な作業だ。ペアでこれは切った方がよさそう、だとかここはいったん保留にしようとか話し合いながら進めていったのが楽しくもあり難しいところでもあった。
病気も見逃せない。一昨日は7本の病気のアスパラを発見して取り除いた。昨日は0で今日は2本。茶色の木目状の模様に黒い斑点があるのが特徴的だが、進行しなければ発見が困難であるのが手強い点である。 梅雨を上手く乗り切って夏の大豊作をもたらすのは私たちの努力と細やかな目次第である。害虫防除や灌水などもしっかり行なっておいしいアスパラをいただきたいものだ。そのためにできることをしっかりやっていきたいと思う。 (けいたろう)
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Bチームでの野菜の手入れ
Bチーム作業をしました。今回は3つの畑のでの作業です。 2つめはゆず畑のオクラです。草取りを、5人で目標時間を決めて1畝ずつ終わらせていきました。草は敷き草として、オクラのまわりに敷きます。近々、雨予報があります。泥はねが起きないように、株もとにしきました。 オクラの株は大きくて10センチ強の丈になっていて、オクラの実に似た蕾をつけています。もうそろそろ花が咲きそうな予感がしてきます。クリーム色のなめらかな花を見ることができる日が楽しみです。
3つめは発見畑のキャベツです。崖崩れ前上畑のキャベツに続き、ここでももう収穫できるサイズのものもあります。キャベツの頭を押してみたときのぎっしりと葉が詰まっている感覚。嬉しい感覚です。もうすぐで収穫だ、と思うと、みんなで育ててきた1玉1玉が愛おしく感じました。 夏野菜の手入れの作業が増えていきます。夏野菜が育つ様子を見ると、もう夏が来た、と感じます。この夏、Bチームでどんな野菜作りの物語がつくれるかが楽しみです。 (ゆきな)
また、夜にはソフトバレーボールの練習をしたり、川のそばを歩きながらホタルを見ることができました。 « ★前のページ 6月4日(火) 「イメージを形に ―桃の袋がけ&硬式バレー練習―」 || ★次のページ » 6月6日(木)「畑で動く、畑が動く――黒大豆、ササゲの植え付け」 |