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勝央文化ホールでサンサン学園向け オリジナルコンサートを行いました。 今回はなんと、お父さんの講演のあとに演奏 という初めての形で、 緊張と、どんな風になるのだろうという わくわく感がありました。 |
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お父さんの講演が始まるころ、 ダンサーは幕の袖に、 バンドメンバーは中割幕の後ろに待機していました。 私は上手袖にいて、 お父さんが講演をしているときに、 ライトに照らされたお父さんの方を見ていると、 その黒い幕の後ろには寒色系の光に バンドメンバーが静かに照らされていて、 反対側の暗い袖には ダンサーのみんなが整列していて、 お父さんの講演に気持ちを同じくして 聞き入っているのを感じました。 |
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摂食障害になる人が、引きこもりになる人が、 なんで出てくるのか。 それは世の中が利他心の文化から 我欲の文化になったから。 摂食障害や引きこもりや依存症をなくすには、 もう一度利他心の文化にしなくてはいけない。 そんな言葉を聞いて、 そのお父さんの言葉を 裏付けることができるように、 利他心を持って生きようと 見た方が思ってくださるように、 演奏しようと思いました。 |
お父さんが捌けるのと同時に 1曲目の演奏が始まり、 みんなの気持ちがひとつになっているのを 感じながら演奏に臨めました。 久しぶりの眩しい照明が当たる感覚、 ホールの客席の景色、 真剣に見てくださっているお客さんの空気。 1つひとつの感覚に気持ちを 上げてもらいました。 |
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舞台裏の着替えスペースでは、 ヘルプの人が全力でサポートしてくれたり、 緊張感も高揚感も途切れることなく 1時間は過ぎていきました。 この日のためにギリギリまで 変更が加えられたフォーメーション、 みんなで統一した表情、 近くのみんなとの間隔、 神経を研ぎ澄ませて意識して踊りきりました。 充実した濃い時間でした。 |
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人に見てもらうことで、見せると思うことで、 自分が創られていくということを感じました。 今日の演奏を自分のなかに積み重ねて、 また次のことに進んでいきたいと思います。
(のん)
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