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播種から9日が経ちました。 発芽するまでミラーシートで覆い、 日光や風から守ってきましたが、 2センチ、3センチ、4センチと 稲の草丈が伸びていきました。 朝夕の水やりのたびに、 稲が日に日に大きくなっていくのを感じます。
昨日からミラーシートを全て取り、 ネットに変えました。 グラウンドを横切るときや、校舎の窓からも、 青々とした緑の稲が広がっているのが見えます。 現在、草丈は5~7センチに生えそろい、 わたしは稲の緑が好きだなと思います。
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この日は稲の根の強化を行ないました。 木の板をつかって、上から押さえつけるように 苗全体をグッと押し倒しました。 野菜の苗だったら弱ってしまうけれど、 稲の苗は強く、すぐに起き上がってきます。 はじめは抵抗を感じるけれど、 痛めつけることでさらに強くなるそうで、 なるちゃんたちが1トレーずつ強化をしていきました。 |
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遠くからみると、 育苗トレーの前で作業するなるちゃんたちが 緑に囲まれていて、 まるで芝生のなかにいるように映りました。 苗はふさふさとしていて、 ミルキークイーンと紫黒米の境目となる グラデーションがきれいだなと感じました。 強化のあとは、防除をしました。
毎日朝夕と、水やりを行なっています。 硬化期に入るため、たっぷりとやっています。 今季は例年より育てる稲の量が多いですが、 みんなと並んで水やりをする時間が嬉しいです。 田植えまで、もうしばらくです。 みんなと良い苗を育てていきたいです。
(るりこ)
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〈岩見田の盛男おじいちゃんの畑に、落花生を定植しました。 古吉野でも、ゴーヤとキュウリの定植を行い、 畑が夏野菜に移り変わっていきます〉
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〈水やりツアーには、永禮さんが来てくださいました。 梅林手前畑で育てているソラマメも順調に成長していて、 6月に収穫予定です〉
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電気止め刺し機は、 元々はくくり罠にかかったイノシシや鹿を 駆除ために使用していましたが、 「止め刺し機の電気ショックで、 野菜に被害を与える害虫を駆除する」 と、お父さんが発案した画期的なアイデアで 止め刺し機で害虫対策を行っています。 |
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電気止め刺し機は本来、 罠にかかった獣を駆除するために使用するので、 1度で数秒しか電気を流しません。 しかし、畑では広い畑の畝を歩きながら針を刺していき、 使用時間は1時間を超えることもあります。 使用方法が異なるため、獣用の止め刺し機は すぐにバッテリー切れをおこしてしまい、 何度も使用するうちに、機械が働きづらくなってしまいました。 そこで、必要な部品を準備して、畑用の電気止め差し機を制作しました。 |
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50アンペアのバッテリーを 500ワット出力のインバーターに繋ぎ、 インバーターから電線で針まで繋ぐという仕組みです。 50アンペアのバッテリーと インバーターを繋ぐことで、畑で1時間以上、 電気を流し続けることができます。 野菜に被害を与える害虫を電気で駆除する。 大容量のバッテリーを繋ぎ、止め刺し機を作る。 お父さんの考えが新しくて、すごいと思いました。 |
さらに、バッテリーとインバーターは 止め刺し機だけでなく、 タンクに水をくむときにも利用できます。 この新しく導入された バッテリーとインバーターという組み合わせにより、 なのはなの農業がまた進化しました。 今回は、はじめて、 手作りの電気止め刺し機を畑で使いました。 効果が楽しみです。
(やよい)
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〈重量のあるバッテリーやインバーターを 畑にも持ち運べるキャリーカートも制作しました〉
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〈トラクターや草刈り機のメンテナンスをしてくださる池田さんが、 草刈りを6本、プレゼントしてくださいました。 みんなで大切に使っていきます〉
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