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「強く願うこと」 ゆきな
12月22日
2012年ウィンターコンサートを見て
・変わらない思い
コンサートのブルーレイを見たとき、画面の中だけれども、そのときのホールの空気が分かりました。 その空気が、前のコンサートの空気と同じで、訴えようとしていること、言いたいことその土台は変わっていないように思いました。
卒業生がそこにはたくさんいました。私が知らない方もいます。 コンサートを見たとき、こんなにも卒業生がいて、演奏も、ダンスも、演劇も舞台美術も、高いところで求めて作るステージ。それが全部、今年のコンサートに繋がっているんだと思いました。 普段は忘れがちになってしまうけれども、コンサートを見て、改めてそれを強く感じました。 当たり前のようにしていたことも、土台を先輩方が作ってくださって、それに恥じないような生き方というか、生活を忘れたくないと思いました。それにずっと変わらすにたくさんの方に支えられていることも感じて嬉しかったです。
・新しい枠
間違った道に進んでしまった日本。本当にこれでいいのか。というとき、コンサートの中で2200年の世界へと行きます。 じゃんけん結婚、40歳で行われる離婚セレモニー、子供を交換する制度、(こんなことしてもいいのか、そういうことをしていいんだ)と思ってしまうような制度ばかりで、斬新でした。 これはこうあらねばならない、という考えを飛び抜かされたような感じでした。でも、どれも好きでした。
農民制を出された人々は、その3年間が夏休みのようだと話していました。 林業、農業、漁業。競争や成績、ステータスに囚われないで過ごす様子が、今回のコンサートの心の中の世界を広げる場面と似ていて、間違った価値観での競争や空気とか、自分で自分を尻を叩いて苦しめるような思いや期待など無しで、本当にそんな制度があったら、と思いました。 でも、今、なのはなでこころの中の世界を広げさせていただいています。
お父さんがどうしようと判断に迷ったとき、それをしたときのメリットとデメリット、それをしなかったときのメリットとデメリットを考えること、大きな判断であったら、時間(縦)と場所(横)の軸で考えると良いと教えてくださいました。 それを客観的に出したら、誰が見ても、その答え・判断が良いと分かるということも話してくださいました。 日々の生活の中で自分の手助けにもなったり、何かをするときに必ず必要なことで、いつも本質を見失わずに、あるべき答えを見つけて判断できるようにしたいです。
・強く願うこと
主人公が本当に自分がいた時代を変えることができるだろうかと話したときに、あゆちゃんが(言葉は少し違うのですが)そうできるということを強く願うこと、と話してくれました。 その言葉が自分のなかでは印象に残っています(あゆちゃんがあゆちゃんの深さで話してくれたこともあると思います) 。どんなときもなのはなのウィンターコンサートで、強く願い祈るような気持ちがあります。
実際、最後までコンサートを見て本当はまだ続きがあるような感じがして、なんだかもどかしかったです。 でも、それを作るのは紛れもなく自分なんだと感じました(自分ができるのだろうか、と思ってしまう気持ちがやっぱりあるのですが)。 周りのみんなも、卒業生も同じで新しい社会・枠組み・関係を作る1人で、私はどんなに小さくても自分の周りから広げられるような人でありたいです。
今日、コンサートを見る時間を設けていただいて嬉しかったです。大切なものがまた1つ増えたように感じました。
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