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盛男おじいちゃんが来てくださり、 門松の土台作りをしました。
昨日、盛男おじいちゃんの山で 採らせてもらった竹は、 直径およそ20センチくらいの太さの 立派な孟宗竹でした。 土台部分には、 2メートルの竹、3本分を使いました。 土台の高さに揃えて切ってから、 ナタを使って割っていきました。
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おじいちゃんがナタをふるい、竹を割ると、 すべての竹が均等に揃いました。 その美しい断面を見て、 竹を割ったような性格、という言葉が 思い浮かびました。
そうして、門松の土台となるパーツが 出来上がっていきました。
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おじいちゃんが、はじめて見る道具を 持ってきてくださいました。
おじいちゃんはまず、木の台に 20センチおきに印を刻んでいきました。 それから、麻紐を長く、4本切りました。 手で握れるくらいのサイズの糸巻き4つに、 麻紐を巻いていきました。 糸巻きの上に針金がついていて、 そこに紐をかけて、少し力を入れると、 クイックイッと針金が回って、 糸が繰り出されていく仕組みになっています。
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さっきおじいちゃんが付けた台の切り込みに 糸巻きをセットし、 竹のパーツを置いて、左右2本ずつの紐で 編んでいきました。
これは、こもを編む道具で おじいちゃん自身も使うのは何十年ぶりだと 話していました。 こもは藁で編んでいくので、 竹を編むのは少し難しいと、 おじいちゃんは言っていました。 しかし、やっているうちにコツを掴んでいき、 奇麗に竹を編むことに夢中になりました。 編み込むことに熱中していて、 気付いたら、 竹のパーツが帯状に出来上がっていました。
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門松にするのにちょうどいい長さで切り上げて、 おじいちゃんがぐるりと回してみると、 門松の胴体部分の枠組が完成しました。
こもを編む道具は、 簡潔な作りの道具なのですが、 昔の人の知恵や工夫が込められた 道具なのだと思いました。 このような道具の使い方をはじめて知りました。 おじいちゃんと一緒に、実際に使わせてもらえて、 とてもおもしろく、貴重な体験でした。
これから、出来上がった土台に、 土を入れて、飾り付けをします。 お正月のなのはなを飾る門松を、 おじいちゃんと一緒に作らせてもらえることが、 とても嬉しいです。 おじいちゃんの作業のやり方や、 おじいちゃんが教えてくださることを、 精一杯、吸収して、 良い門松を作り上げたいです。
(ゆりか)
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黒大豆の葉落としや、小豆の脱粒などの畑作業を進めました。 |
〈桃横畑、夕の子東畑、半分畑の3枚の畑の 黒大豆の葉落としをしました。 これで、古吉野周辺の黒大豆の畑全ての 葉落としを終えることができました〉 |
〈小豆の脱粒では、コンテナの底の網目を使って、 豆と鞘を分けていきます。 年内に脱硫、唐箕掛け、豆洗いまで進める予定です〉 |
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ユズの加工をしました。 |
〈ユズの皮と少量の搾り汁をフードプロセッサーにかけ、 それをお味噌と合わせて、 柚子味噌をつくります〉 |
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24日のお楽しみ会に向けて、 アンサンブルの練習を進めています。 |
〈クリスマスソングの3曲を練習しています。 管楽器に加え、タンバリンやベル、鉄琴も登場します〉 |
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