« ★前のページ  ||  ★次のページ »

12月16日(日)「仲間と共に、最高のショーを ――2018年ウィンターコンサート」




12月16日のなのはな

この仲間と共に、誰もが生きる歓びを感じられる、
新しい世界を作っていく――。
音に、歌声に、踊りに、セリフに、光に、
私たちの思いを乗せて、ショーを作り上げました。
一度限りのショー、
2018年なのはなファミリーのウィンターコンサートは大成功となりました。

IMG_9419

共演した勝央金時太鼓保存会のみなさん、
ホールスタッフの方、
地域のボランティアの皆さん、
たくさんの卒業生。
遠方からカメラやビデオ撮影スタッフとして来て下さる方も多くいます。
なのはなファミリーを応援してくださる方々のお力添えがあって、
この成功につながりました。

3時間半の物語がラストシーンを迎えたとき、
満員の勝央文化ホールにいたみんなが、
同じ気持ちで生きていく仲間になっていたのを感じました。

ステージに立つ私たちと、
見てくださる観客のみなさんの間に生まれた感動。
それは、同じ痛みを抱え、同じ願いを持ち、同じ理想を求めている人に出会ったような気持ちです。
本気で生きて、本気で表現したとき、気持ちを受け止めてくれる人に出会えます。
わかりあえる人に出会えます。
そのことを体験できたウィンターコンサートは、
私たちにとって何にも代えがたい生きる希望となります。

開演前の控え室での昼食は、総勢100人超。
このコンサートを作る仲間が一堂に会します。
(なんて心強く、幸せなことだろう)
コンサートを一緒に作り上げるたくさんの仲間の存在に、胸がいっぱいになりました。
コンサートを作ることは、人生そのものだから、こんなにも嬉しいのだと思います。
みんなのために自分の力を尽くしたい、という気持ちで生き、
お互いに支え合っていく仲間の存在です。

「練習のときのみなさんの真剣な姿に、自分ももっと頑張ろうと思った。
一緒にこの日を迎えられて幸せです」
昼食の席で、勝央金時太鼓のメンバーのみなさんが、こう言って下さいました。
私たちは、今回の共演で新しい音楽の世界を広げることができました。
そして、本番だけでなく、
コンサートに向かうまでの過程を共有できたことが、嬉しいです。

 
午後1時。
開演を告げる本ベルが鳴ります。
私たちのショーの幕開けです。
人がこの世界に生まれ落ちた瞬間に、
人生という名のショーの幕が開ける。
出会いに心躍らせ、夢に満ちあふれ、
生きることを楽しみに、人は生まれてくる。
そうなのよね?

幕前での、主人公のみちことれいなの口上で、
ショーははじまります。

『ザ・グレイテスト・ショー』。
色鮮やかで、心躍る、
素晴らしいショー(人生)がいま、幕を開ける。
オープニングは、全員で踊るこの曲です。
強い光を感じて踊る私たち自身の心も、
高揚していきます。
 

PC160062

PC160063
〈全員で踊る『ザ・グレイテスト・ショー』〉

 IMG_7050
〈一輪車のパフォーマンスを披露しました〉
レベル5と呼ばれる、
空の上の世界から地球にやってきた調査団の
登場から物語ははじまります。
サーカス団に扮し、
ショーをひっさげてやってきた彼らの目的は、
一体何なのか?
驚くべき言葉が、サーカス団長の口から語られます。
地球の生物を滅亡させるのか、それとも、助けるのか、
それを調査し、判断するために地球にやってきた、と。
この団長と執事のジーヴスのコンビが、
舞台回しとなり、
場面が展開してゆきます。
PC160139
PC160728
PC160280
私は、役者として団長役を務めました。
おっちょこちょいで、お調子者で、頼りない団長。
人情味溢れ、お茶目で、愛情深い団長。
どうにも憎めない、愛すべき、団長です。

私は、この役を演じていると、
演じ、表現する喜びを心の底から感じます。
どうしたら、
目の前の人に楽しんでもらえるか、と考えたとき、
誰かが喜んでくれるのなら、
私はいくらだって自分を離れて、
何者かを演じることができます。
団長は、自分そのものです。

いつも側にいて、
誰よりも団長の気持ちを理解して助けてくれる
世界、いや宇宙一の執事、ジーヴス君。
凜とした立ち姿、
風のようにふわりと優雅に動く、ジーヴス君。
困った団長を助ける知性豊かな、ジーヴス君。
ときには冷静沈着に団長をたしなめ、
ときには団長と一緒にお茶目な一面も見せる、
魅力的なジーヴス君。

ジーヴス君役の
なおとさんと一緒に練習を重ねるなかで、
互いの役を掘り下げてゆき、
私はすっかりと、
ジーヴス君に安心して心を開き、
団長とジーヴス君の関係になることができました。

困ったときには困ったと打ち明け、
嬉しいときには嬉しいと言い、
楽しいときには一緒に楽しみ、この役を作り上げました。
そんな風に、私自身と役が重なり、
このコンビを演じられたことが、私の大切な時間でした。

DSC_5224

IMG_7630

PC160086 団長とジーヴスで作ったお茶目な演出に、
本番のこの日、
観客席から笑いが起きる場面がたくさんありました。

団長とジーヴスが揃って宇宙人ポーズをする場面。
老若男女の声色を使い分けて
手紙を読み上げるジーヴス君の演技。
子供の遊びのジェスチャー、ラストシーン……。
シリアスな物語の中に織り交ぜるユーモアを、
お客さんが喜んでくれると、本当に嬉しかったです。

サーカス団ていうけれど、
実は宇宙人なんじゃないの?
女子高生の間には、そんな噂が流れます。
『スリラー』の妖しい雰囲気が、その謎を深めます。
この曲は、新しいメンバーでダンスを踊りました。
途中、ダンサーが
帽子を脱いだときに現われる衣装についた目玉が、
ますます宇宙人かと思わせるインパクトを与えます。

 IMG_7300
< 『スリラー』>
 
ストーリーとシンクロさせた、曲調と衣装。
今回は、全身を真っ白に包む、
この宇宙人をモチーフにした衣装が、特徴です。
頭の上についた目と、ぎざぎざの尻尾。
鋭角的に張った肩。
人間離れした、不思議なシルエットを出しました。
色違いも含めて、
色々なダンスや、コーラス衣装として登場します。
この衣装を着ると、自分じゃない自分、
人間じゃない何かになった気分になり、
この物語の世界に入ることができます。

PC160156

PC160164

〈『アイム・ゴーイング・スライトリー・マッド』〉

 DSC_5406 団長たちが出会う地球人の女の子2人、
みちことれいな。
みんなが生きることを楽しめず、
辛さや苦しみをたった1人抱えるいまの世の中に、
2人の心は強く危機感を抱いています。

小さい頃から競争の中にさらされ、
人より秀でること、上に行くことを、
周囲から期待され続けて生きてきた、れいな。

誰もが優しく、生きる歓びを感じられる
世の中になって欲しい、そのために
自分の人生をかけて力を尽くします、と祈るみちこ。

彼女たちは、生きにくさを抱えて、
摂食障害になった私たち自身であり、
そして、いまの時代を生きることに苦しみ、
答えを求める多くの人なのです。
演じるやよいちゃんとれいこちゃんの言葉には、
演技としてではなく、
自分の気持ちとして、心の声として
訴える強い力があります。

2人のセリフの一言一言が、
しんと静まる客席にしみこんでいきます。
お客さんが、その言葉を求めているのだと思いました。
みちこと同じ気持ちの人、れいなと同じ気持ちの人が、
目の前にたくさんいました。
あるいは、みちことれいなの言葉に、
何か、気付いてくれる人が。
袖にいても、同じ場面でステージに立っていても、
お客さんが耳を傾けている空気を感じることができました。

団長たちに助けられて、
サーカス団員の一員になったれいな。
転校した学校で出会った、れいなとみちこは、
気持ちが通じ合い、友達になります。

IMG_0532
〈サティ作曲の『風変わりな美女』など
管楽器管楽器アンサンブル、ミックスアンサンブルを
織り込みながら物語が進みます〉
IMG_84301 学校には、
グルグル、というITコンサルタントが現われ、
ネット授業を推奨し、
もう学校には来なくていいと、言います。
ももちゃん演じるグルグルの
軽快で説得力のあるセリフ回しには、
思わず引き込まれます。

地球の調査の進行。
どんな最終決断が下されるのか。
そして、団長たちとみちことれいな、グルグル、
それぞれの出会い、関わり。
謎解きの要素もからめて、ストーリーは展開します。

音楽をより深く伝えるための物語。
物語をより深く伝えるための音楽。
曲と劇が2本の糸となり1枚の布を織りなすように、
私たちの音楽劇は作られています。
私たちが伝えたいことを表現するための、
音楽と劇です。

卒業生で、
いま研修医として働いているりかちゃんが
振り付けをしてくれた新しいダンスがあります。
りかちゃんも、コンサートで一緒に踊りました。
『ジ・アザー・サイド』です。

振り付けの難しさに、
はじめは踊るのは無理かもしれない、と思われたこの曲。
ダンサーの4人が、
りかちゃんの振り付けで踊りたい、
新しいものに挑み、
新しいなのはなのダンスの世界を切り拓きたい
という思いで、振り付けをマスターしました。
踊れるようになります、
そんな願いと、祈りを持って、
毎日努力を積み重ねてきたのだと思います。

IMG_7801
〈なのはなで初めてのジャンル
「ワック」というダンスで、りかちゃんが振りをつけてくれた
『ジ・アザー・サイド』です〉

IMG_8412

PC160353
PC160338
一輪車を取り入れたダンスも、数曲あります。
れいこちゃんが一輪車で舞うとき、
サーカスのショーの世界がそこに広がります。
2人組の一輪車での大技を取り入れた
『オリエンタル・ウィンド』。

フープを使った演技や、ピエロも登場します。
非日常の世界、夢の世界、
心躍るワクワクする世界に、
観る人を連れて行くことができます。

曲が終わる度に、
客席から大きな拍手が起きます。
その拍手は、心からの拍手なのだとわかりました。
私たちが表現したい強さや、優しさ、悲しみ、
より良い世界を求める願い、祈り。
その気持ちを注いで全力で演奏し、踊るその思いを
真剣に感じながら、
観客のみなさんは見てくださいました。
だから起こる拍手も、
私たちの気持ちに返してくれる、
お客様からの気持ちでした。

大技が成功したとき、
「すごい!」「良かった、うまくいったね」
という声が、拍手から伝わってきました。
練習を積み重ね、
たった一度の本番での成功にかけて技に向かう演者と、
同じ緊張感で見守り、
そして成功に喜び、拍手を送ってくれました。

気持ちが伝わったとき、
この瞬間のために、何ヶ月間もかけて、
最後まで諦めないで作ってきたのだと感じます。
それはとても充実した一瞬、幸せな一瞬です。
ダンスや演奏に限らず、舞台背景であったり、
音響、照明であったり、
コンサートに関わるすべての表現がそうです。

IMG_0596
〈『ミリオン・リーズンズ』〉
IMG_0597 
前半のラスト、
神様ポストに届いたみちこさんの手紙を読み上げるシーンです。
みちこさんの、強い祈りに震える声が、
ホール全体に切なく響きます。

今の世の中で、
生きることを楽しんでいる人が、
いったい、どれだけいるでしょうか――。
みちこは、多くの人が、
人生というショーを楽しむことができない
世の中を、残念に思い、悲しみます。
みちこさんの悲しみは、個人の悲しみを超えて、
人に対する深い慈しみからくる悲しみです。
自分が苦しいからではなくて、
もっと大きな、言ってみれば人類の苦しみに対して、
深く悲しんでいます。

心優しい世の中にするために、
自分の人生をかけてお手伝いをします、
と神様に誓った、みちこの言葉に、
涙を流さずにはいられない、
そんなお客さんが何人もいました。

その涙を感じたとき、
私も、みちこさんのように、
強い祈りと覚悟を持って生きたいと思いました。
みちこさんの気持ちを表現するように、
のんちゃんがソロで踊るダンス、
『ネバー・イナッフ』で前半は幕を閉じます。
 

IMG_8197
 PC160386 IMG_8275 2
  
●*●*●
IMG_0615
〈後半の幕開け
テイク・ファイブ・ウィズ・ミッション・イン・ポッシブル』〉
IMG_8417
IMG_8401
欲に満ちモラルが地に落ちた人間たちの世界は、
もう元には戻せない、として、
地球滅亡のスイッチを頼む報告をした、団長。
その判断を知ったみちことれいなは、
愛しい地球、愛しい人間を守るために、
力を尽くしたいのに
手遅れになってしまった無力感に心を痛めます。

コンサートのために作ったオリジナル曲が、
2人の気持ちを歌います。
お父さんが作詞をしたこの曲は、
ダンスはついていません。
みちことれいなの2人が、ステージを歩いて横切ります。
ただそれだけの演技が、曲と合わさることで、
2人の本当に切ない思いを
表現するシーンとすることができました。
オリジナル曲は、お客さんにも好評で、
一番良かった、と言ってくださる方もいました。

団員募集の面接では、
自分の心を殺して、
耐えて我慢をする人生を過ごしてきた公務員、
結婚したら自分がなくなったと感じて
個性や自己実現を求める女性、
学歴やステイタスを得るためだけの受験勉強で、
あるのは劣等感だけの
心が空っぽの人間になってしまった学生、
といった人が集まります。

私たちの中にある感情、経験が
それぞれのキャラクターに重なります。
きっと、お客さんの中にも、何かしら、
自分自身の人生に重なるキャラクターが
いたのではないかと思います。  

 IMG_8420
DSC_5352
PC160541 夫婦の応募者のシーンでは、
卒業生のまみちゃんが夫婦でダンスを披露しました。
『リライト・ザ・スター』です。
アクロバティックな動き、
力強く激しい振り付けの中もある、
男女のペアのダンスです。

のんちゃん、りかちゃん、まみちゃん。
シーンに即したオリジナルのダンスを、
こうしてたくさんの卒業生と作っていけることが嬉しいです。 

団員募集に集まった人々は、
それぞれが生きにくさを抱えています。
それは、私たちであり、
いまを生きる多くの人たちです。
私は、客席にいる観客のみなさんも、
サーカス団に応募してきてくれて人たちだと思いました。
その気持ちで、セリフを伝えました。
客席を見渡し、
「集まってくださり、ありがとうごいます」
そして、一緒に新しい世界を作るためのショーを
作っていきましょう、と。
 

   
   PC160601 彼ら団員は、たった一度の人生を、
誇りある自分を生きていこうとします。
今回のコンサートの柱となる1曲である、
『ディス・イズ・ミー』が、その覚悟の曲です。
私たちにとって、大切な1曲。
傷付いたことがある、躓いたことがある、
それもすべて受け入れて、ありのままの自分を誇りに思うこと。

自分を受け入れて肯定するのは、誰でもない、まずは自分自身です。
そこから、よりよい人間へと、成長していきたい。
何ができてもできいなくても、誇りだけはいつでも失わない。
堂々と、胸を張って、これが私です、と。
みんなのダンスが、ホールをゆらし、観る人の心をゆらします。

戦い、挑むようなこぶしを突き出す振り付け。
誇りを示す、胸に手を当てるポーズ。
ひとつひとつ振り付けに、私たちの思いをありったけの力で
表現しました。

力強く、そしてなのはなのバンドの音を感じながら、
繊細にリズムを確かめながら、
全身を使って叩く力強い金時太鼓の響きが、身体の内側に届きます。
その響きは生きるエネルギーそのものに感じます。
勝央金時太鼓保存会のみなさんと共演できたことで、
伝えたい気持ちが、何倍にもなって届けられたと感じます。

PC160572 PC160564 400
〈『ディス・イズ・ミー』の演奏を、勝央金時太鼓の方々と作り上げました〉

IMG_8785

 

物語は、いよいよクライマックスへ……。
みちことれいなも、サーカス団の一員として、
地球再生のメンバーに加わりました。
地球を滅亡させるスイッチが押され、破壊のための
超大型台風が近づいてきます。

4人は、人間が間違ってしまった理由を知るため、
団長の案内で人の歴史をさかのぼります。

DSC_5393
〈勝央金時太鼓の方々による、『雷神の宴』
和太鼓の、大迫力の演奏が響きわたりました〉

PC160630

IMG_8934 影絵を使った舞台背景を生かした演出の、
100年前のフォードの自動車工場。
車の影絵に、人が入り、
流れ作業で車を組み立てる様子を影の形で見せます。

影絵も、今年ならではの背景です。
サーカスの動物、工場の動物など、
様々なシーンを入れ替えて表現することができました。
工場の流れ作業の一部となった
管楽器アンサンブルの演出も、工夫を凝らしました。

流れ作業で効率を上げたものの、
ものをつくるやりがい、
働く歓びを失い始めた、人間。
一行は、続いて紡績工場で働く女工を
買い集める手配師がいる時代へと
サーカステントを使って飛びます。

働く喜びを失い、ものを買い集め、
楽をすることこそ幸せと思いはじめた時代から、
豊かさを追う競争が始まります。
今回の脚本を作るに当たって、
産業革命について詳しく調べました。
その事実関係を物語に取り入れて、
これらのシーンはできました。
理屈を説明する説明も多いシーンだけれど、
背景やBGM、エキストラの演技があることで、
お客さんも楽しみながら見ることができました。

 
経済的、物質的な豊かさ、
効率の良さを追う競争に満ちた生き方以外に、
人が歩む道はなかったのか
それを知るために一行は、2000年前まで飛びます。
そこは、南米のアンデスです。
グルグルが悪事を働いた、アンデス。
このアンデスに、
私たちにとってのひとつの答えが在ります。

さやねちゃんがソロで演奏する『那由他(なゆた)』が、
人のあるべき心を表現します。
私は、このシーンを大切に思います。
団長が愛した、アンデスの酋長の奥さん。
団長が愛した、アンデスの人の心。
働き者で欲のない人しか住めない
厳しい自然環境の中で生きる人々は、
互いに助け合いながら、
日々の中で慈しむように優しさを育て生きている。
それは、地球の人間にしか持てない心。

経済的な豊かさや便利さを追う競争とは
違う道を歩んでいるアンデス。
そこに、今も昔も変わらず、
人としての豊かさが有り続けるのです。
私は、ギターの音色が
その心の有り様を深く表現する中で、セリフを言います。
ただ、この気持ちを伝えたい、と願いながら。

IMG_9093

DSC_5440

 IMG_9161 物語のラスト。
ジーヴスの操縦するセスナ機で、
レベル6からのヒントが記された、
ナスカの地上絵を見に行きます。

そこにあったヒントは、地球再生の3つの鍵です。
美しい理想を描く心。
理想の実現に立ち向かう勇気。
理想を実現する知恵。
私たちが持つべき、心と、勇気と、知恵。

鍵を握るのは、
アンデスの娘の生まれ変わりの、みちことれいな。
3人目の知恵者のグルグル。

一行は、サーカス団員とともに、
サーカステントへと避難します。

地上を見るための演出に作った、
大道具のセスナ機。
乗って窓枠から顔を出した瞬間、
お客さんがとても面白そうに
私たちのほうを見ているのがわかりました。
実は飛行機に乗っている姿は、
客観的に見たことがないのですが、
客席からの空気は、
とても面白い! と感じてもらえているのが
伝わってきました。
ホッとしたし、嬉しかったです。

PC160823
地上を再生するために
生き残るために乗り込んだサーカステント。
最後の1シーンは、
客席のドアからみちこと団長が登場するところからはじまります。
会場のみなさんも、
私たちの仲間、新しい世界を作る、
このサーカステントの乗組員なのです。

団長の私は、
みちこさんと2人で、客席の間を駈けました。
お客さんの名前を呼び、乗っていますか?
と安否を確認します。

客席から、「乗ってます!」と返事が返ってきます。
私は、こうしてセリフを言っていると、
本当に、
この文化ホールに集まったみなさんと一緒に、
この物語の先、
これからの未来を作っていくのだと思えて、
そのことが嬉しかったです。

私たちは、誰よりもはやく、
この時代の生きにくさを感じて、危機を知らせるカナリア。
人生というショーを精一杯演じて、
時代の舵をきっていき、
仲間とともに新しい世界を作っていく。

劇のラストの、レベル6からのメッセージです。
私たちは、ウィンターコンサートという舞台で、
その思いを、表現しました。

DSC_5480

DSC_5478

PC160029
PC160976  やり直しのきかない、一度きりのステージ。
自分をさらけ出して、気持ちを伝えるステージ。
仲間とお互いに高め合い、支え合い作るステージ。
それは、自分が生きるべき人生そのものです。

バディを組んで
チームワークの中で練習してきた時間。
係のみんなと連携をとって、準備をした時間。
私は、仕事をしながら、
みんなにたくさん支えてもらい、
団長の役を演じ切ることができたことに、
心から感謝しています。
舞台で全力で役を表現することで、
その感謝の気持ちを返したいと思い、
本番のステージに立ちました。

PC160934

『フロム・ナウ・オン』。
コンサートのフィナーレの曲、
自分が生きるべき道が見えたとき、そこから人生がはじまる。
自分が帰ることができる仲間がいる。
自分が志す目標がある。
このラストの曲は、大切なもの、人、願いに向かって、
迷いなく駆け出していく、
そんなイメージが私にはあります。

私は、これから先に続いていく人生というショーを
全力で演じていきます。
なのはなのみんなと、
仲間となった会場にいたみなさんと、
新しい時代を作っていくために、人生を生きていきます。 

(なお)

IMG_9681 

« ★前のページ  ||  ★次のページ »







登録を解除される場合は、こちらをクリックください。




Copyright © なのはなファミリー―摂食障害からの回復施設―. All rights reserved.
Designed by Theme Junkie. Powered by WordPress sozai by :night on the planetヒバナ
Side effects medicine online pharmacy enter your Health Record number. Best-quality discount drugs http://online-pharmacy-rx.com `[!: Canadian drug stores works with a drugstore. Order and buy medicines through the Internet for the lowest prices in canadian pharmacy <;< generic viagra : Announcements of new drugs. Shares. Best price.