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「あるべき姿を捉えて」 さとみ




7月11日

 今日は、アセスメント演奏の後、2回目の水墨画教室に参加させていただきました。

 今日は、太田先生に基本の書き方を教えていただき、木多先生と高崎先生に、葡萄と睡蓮の書き方を教えていただきました。
 1度回した筆をまた戻して描く、丸い葡萄の一粒。筆先を中心に向けて描く、5枚の連なった葉。
 半分を濃く描き、細い線で縁取りをしてから薄い色を置く、表裏が見える葉の表現方法。左右二筆で合わせて書く、一枚の花弁。
 二筆で描けてしまう睡蓮の葉など、一つひとつ、作品が出来上がるまでの工程を、実際に描きながら教えていただきました。

 先生は手早く筆を運び、描かれる半紙も気持ちよさそうに墨を吸いながら、葡萄や睡蓮が形作られてゆきました。私は、とてもそんな風にはいかなかったけれど、教えていただいた描き方で、お手本の真似をした水墨画を描き上げることができました。
 先生のお手本を貰ったとき、1回目より一段と難しくなったような気がして、
(本当にこんな手の込んだ作品が描けるのだろうか)
 と思ってしまった程、複雑そうに見えた葡萄と睡蓮だったので、とても嬉しかったです。

 まえちゃんやかにちゃん、あすかちゃんの葡萄の枝ぶりが、繊細で、味があり、素敵だな、と思いました。
 私は、多くの部分で上手くいかないと思うところばかりだったけれど、特に階調の作り方が難しくて、先生方の濃淡とは程遠いと思いました。
 みんなの作品が出来上がってから、お母さんが、食堂の黒板に貼って夕食のときにお父さんに見てもらおう、と言ってくださいました。
 みんなの作品を、良く描けていると褒めてくださったお母さんは、私の2枚も
「さとみのも、粋だなあ」
 と言ってくださいました。

 そのとき、私は初心者だけれど、今のままで何も変わらなくて良くて、練度だけを高めていったらいいのだと思いました。

 水墨画は、描くものの本質を捉えて表現する、精神性の高いものだと教えていただきました。
 描くもののあるべき姿を捉えられるからこそ、先生が最後に書いてくださった桃のように、いらないものをそぎ落とし、落としてはいけないところを押さえた絵が、本当の桃のように見えるのだと思いました。
 この場合、私の初心者の部分は筆の表現から零れる部分。これから練度を上げることも墨の表現には入らず、水墨画で表現される部分は、私はもう既に持っていて、それを誇りに思っていいのだと思いました。
 一本の筆で、墨の濃淡のみで描く水墨画の表現がおもしろくて、素敵だと思いました。

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