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「階段をのぼれた日」 えつこ




7月11日

 今日は修了検定と仮学科試験を受けました。昨日の夜から落ち着かなくて、先に修了検定を受けて合格したのりよちゃんやゆずちゃんや、もう免許を持っている人とか、色んな人に話しかけました。
 みんなの話を聞いていると前向きな気持ちになって、今日を迎えることができました。
 朝、教習所に着いてしばらくして、案内の放送が鳴りました。私は今までこの放送を聞くたびに、私もはやく修了検定を受けられるようになりたいと思っていたのですが、今日は自分が受けるということが信じられませんでした。
 私は何度も補習を受けてしまっていたので、ずっと受けられないんじゃないかとまで思っていました。教習組のみんなとお父さんとお話をさせてもらってから、私は運転に向かう気持ちが変わりました。
 免許取得に向けての階段をひとつのぼることが出来ました。

 教室に集合して、コースが描かれた紙を配られました。今まで練習してきたコースよりも複雑になっていて、これは検定以前の問題でコースを覚えられないのではないかと不安になりました。
 検定待合所で順番を待ちました。緊張がマックスになりました。今日は修了検定を受ける人がいつもより多くて、8人くらいいたと思います。りさちゃんともえちゃんも一緒で心強かったです。
 すごく緊張しているのだけど、変に競争していなくて、お互いに応援しあっているような空気がありました。頑張ってください、と話しかけてくださる方もいました。
 先に検定を終えたもえちゃんが笑顔で戻ってきてくれました。コースについては指導員さんが指示してくれると教えてくれて、そこは安心しました。
 でも出来る限りは自分で覚えるべきだろうと思って、自分の番が来るまでずっとコースの図を見てイメージトレーニングをしていました。

 ついに自分の番が来ました。指導員さん1人と、検定を受ける人2人でひとつの車に乗り、検定を受ける2人のうち1人が運転して、次に検定を受ける人は後部座席に座っている、というシステムになっていました。
 私は最初は後部座席に座りました。私の前に検定を受けた人は、安全確認のときにしっかりと顔を動かして、「確認オッケー」と声を出していました。
 お父さんとお母さんが、運転技術よりも誠実に安全に運転しようとする気持ちが大事だとお話してくれたことを思い出しました。自分の番が来たとき、とにかく安全確認をやりすぎるくらいに徹底しました。
 途中で何度か注意を受けたり、最後に発着点に止まるところで場所が手前すぎたりして、これは落ちたかもしれな……と、少し暗い気持ちで発表を待ちました。結果は合格でした。これはかなり大目に見てくださったのかもしれないです。
 でも、これは小さな成功体験にしてもいいのかもしれないと思いました。

 もっともっと書きたいことがあるのですが、消灯時間になってしまいました。車だけは絶対に無理だと思っていた私が、今、仮運転免許証を持っているということが、なんだか信じられません。
 でもここで安心し過ぎてはいけません。これからが本番です。路上を運転するときは、練習とはいえ他の人に迷惑をかけてはいけません。甘えをなくして、思いやりの気持ちを持って、運転します。

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