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「心を耕す」 さとえ




8月28日

 お父さんとお母さんが帰ってきて下さって、嬉しいです。
○日記の書き方についてのお話し

・日記に誤字が多い人は、それだけ、普段の生活でも、浅い認識や理解しかできていない。いつまでも心が浅く、深まっていかない。漢字や、名前が分からない時、調べる時間があるのに調べないのは、自分に甘いと思う。

 私は、「これでも良いや。分からないから、良く覚えていないから、失敗しないように、曖昧にして書こう」と、思っていました。これくらいで良い、と、浅く手を打って、正しく認識すること、曖昧なところをなくすことから、逃げていたと思いました。
「誤字や、認識の間違いが多い人がいる」という話しを、右から左に、聞き流していました。でも、認識の間違いや、理解に浅いというのは、自分のことだと思いました。

 私は、普段の生活でも、リーダーの人が言われたことを、すぐに忘れたり、数字や、名前、数を、正しく覚えておらず、大体で答えたり、書くことばかりでした。
 そういう、自分の曖昧さを許して、甘やかしていたのだと、お父さんのお話を聞いて思いました。

 心に突っ込むことは、自分にとって、苦しいことだと思って、逃げていました。自分の曖昧さ、浅さを、知りたくない、目を向けたくない。恥ずかしい思いをしたくないと思っているからだと、思いました。

 でも、それは普通ではない。普通の人にはなれない。もっと深くならなければいけないのだと、お父さんのお話を聞いて、思いました。目を背けてはいけないと思いました。
 心を耕すこと、曖昧さを無くして、正しく理解することから、逃げずに、心に積み重ねていきます。
 

・自分の気持ちを書くのでも、楽屋内ではなく、ステージに立っている日記を書く。
 
 作業をする時、リーダーでもリーダーでなくても、当事者として、主人公として、リアルに体験したこと、感じたことを、日記に書きます。
 私はちゃんと、私という自分の人生を歩く、という意味なのかなと思いました。

・気持ちは、1行分の長さしかない。書くことで、深まっていく。
 お父さんのお話をきいて、または本を読んで、自分はどう思ったのかを書く。お父さんの話と、自分が感じたことを書く。言われたこと、書いてあることをそのまま書き写すだけでは、心は耕されない。

 昨日『キュリー夫人』を読んだ感想文を提出したばかりでした。
 私は、お父さんがお話ししてくださるとおり、本の内容を要約して、分かったつもりでいただけだったと、思いました。

 心で感じて、深く考えること、諦めないで考えます。他の人の言葉を使うのではなく、評価や、失敗を恐れずに、自分が感じたことを、言葉にします。
 お父さんのお話を聞いて、何を感じたのか。小説を読んで私は、何を感じたのか。自分の言葉で書くことを、意識します。

○みとみちゃんと、ろくすけ君

 夕方、みとみちゃんとろくすけ君が帰ってきてくださいました。
 リビングで、ようこちゃんやしほちゃん、みよちゃん達と、座って、何でもなく話している、みとみちゃんにお会いしました。
 その姿があまりにも自然で、みとみちゃんが帰ってきてくれていると、すぐに気付けませんでした。
「さとえちゃん」と、みとみちゃんが笑顔で手を振ってくれて、とても安心した気持ちがしました。
 みとみちゃんにとって、なのはなは、故郷なんだと思いました。みとみちゃんにとって、安心して帰って来られる、家族の場所なんだと思いました。そう思うと、胸があたたかくなりました。

 
○稲起こし

 今日の午後に、なるちゃんと、たかこちゃん、さやねちゃん、るりこちゃんと、奥奥田んぼの稲起こしの作業をさせてもらいました。
はじめに「田んぼを上から見ると、どこが倒れているのか、分かりやすいんだ」と、なるちゃんが話してくれました。
 稲が倒れている向きの、反対側から起こすようにする。条と条の間は30センチ、株間は、15センチで植わっている。
 15センチ間隔で植わる条(田植機が進んだ方向)に沿って、束にすると、歩く動線がなくならなくて良いと、教えてくれました。
 
 稲を起こす方向や、束にする株の取り方を、教えてくれました。
「テントを建てるように」「スズランで結ぶとき、高すぎず、低すぎない位置が良い。あまりきつく結んでもいけない。……色々言ってばかりなのだけれど」と、なるちゃんが、話してくれました。身体をかがめて、両手で、大事そうに稲を起こして、蝶々結びで、稲の束を結わえて見せてくれました。

 なるちゃんや、まりこちゃん達が、何回も稲起こしをしてきて、確立してきたやり方なんだと思いました。
 稲の束のバランスを取ることが、難しくて、時間が掛かってしまいました。でも、稲の束の運命が、自分に掛かっていると思うと、何とか、稲刈りの時まで倒れないように、丈夫に立てて、結びたいなと思いました。
 紐の結びが緩いと、束のバランスが崩れて、倒れやすくなってしまうんだなと、感じました。茎が曲がった稲を、テントの形にすることが、難しいなと思いました。
 稲は、私の胸の高さまでありました。こんなに背が高く成長するんだと思いました。
 
 なるちゃんは、田んぼを見渡して、時々、畦の上から、歩いて田んぼを見渡して、倒れている稲がないか、見ていました。
 私は、同じ作業の人達から、少し離れた場所で作業をしていて、たかこちゃんも、さやねちゃんも、静かに、作業を進めていました。
 途中から「終わりそう?」と、みかちゃんとさとちゃん、あやかちゃんが、助けに来てくださいました。
 しっかりと、手もとを見ることができなかったのですが、みかちゃんは、地際の茎もとから、ぐっと掴んで、稲を起こして、結わえているように見えました。
 稲と同じ気持ちで、稲が上がるように、身体で支えて、稲を起こしていたように思いました。
 もっと、丈夫に、稲を起こせるようになりたいです。奥奥田んぼの稲起こしを、みんなと終えることができて嬉しかったです。

○桃の肥料のお話し

 お父さんが、魔法の、桃の肥料のお話しをしてくださいました。
 生き物は、1つだけでは生きていけないんだと思いました。
 ただ肥料を撒いたら、桃の実が甘くなったり、作物に影響が出るのではないのだと、思いました。
 お父さんのお話を聞いて、微生物が繁殖していくこと、その微生物が、更に違う物質をエサにして、繁殖していく、連鎖があって、繋がっていくのだと思いました。
 お父さんは、なぜ、この成分が効くのか。そのために、何が必要なのか。効かないのは、何が足りていないからなのかを、話してくださいました。
 微生物が繁殖するところを、想像して、胸が高鳴りました。お父さんのように、話せない、野菜の声を聞こうという気持ちを持って、畑に向かいます。

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