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「よりよくしていこうという気持ちで」 さやね




8月28日
 
 今日は、お父さんとお母さんが出張から帰ってきてくださいました。夕方には、卒業生のみとみちゃんとろくすけ(禄佑)くんが帰ってきてくれました。家族がそろって、みんなと一緒に過ごせることが嬉しいなと思います。
 
 今朝は、桃横田んぼの稲を起こす作業をしました。みかちゃんとみんなと一緒に、朝の田んぼに裸足で入り、稲穂の束を両腕で抱き、滑らかな土の感触、しあわせな香りの中で、夢中になって稲を起こしました。
 
 みかちゃんがはじめに9人のメンバーを3人ずつのグループに分けてくれました。グループごとに区間を決めて、稲を起こしていきます。稲は、ひとつの条の3株~4株を2条、合計6~8株を1束にして、スズランテープで束ね、起こします。グループの中の1人目が先頭になり、稲を起こして道しるべをつくり、それに続いて2人目が隣の2条を、そのまた隣の2条を3人目が起こしていきました。
 
 私は、道しるべを作ってくれるみかちゃんに続きました。みかちゃんと同じ気持ちでありたいと思いました。少しでも速く、少しでも丈夫に稲を起こそうと思いました。稲が起き上がると、稲穂に光が当たり、地面に光が当たりました。稲と田んぼは喜んでいるように見えました。稲と田んぼは何も言わないけれど、私たちを待っているんだ、はやく行かなくちゃと思いました。
 稲は、1株ずつ起こすのではなく、ここを起こすと決めたら、1条ずつもしくは2条まとめて抱きかかえて起こします。起きた稲の束を右腕で支えて、左手でスズランテープを回し、束ねます。
 私のあとに続くあみちゃんが、少しでも稲を起こしやすいようにと思いました。稲を起こすとき、1本や2本の稲穂を起こしはぐってしまわないように、株元に手を入れて、腕で抱えました。稲に傷がつかないように、起こしました。
 
 先日食事の席で、ゆきちゃんが、「稲の束を抱きしめるように、稲を起こしました」と話してくれました。作業をする度により速くより効率的な方法ができて、その方法をゆきちゃんが話してくれたら、私も一緒にその作業をしていたようにはっきりとイメージができました。
 
 作業をしていると、地域の方が通りかかられ、声をかけてくださいました。
「よおく実っているからなあ」
 と言ってくださいました。地域の方が見ていてそう言ってくださるから、本当にそうなんだなと思いました。稲が倒れてしまうのは嫌だけれど、嬉しい面もあるのかなと思いました。
 
 朝食までに、桃横田んぼの稲起こしを終えることができました。目標以上に進みとても嬉しい、とみかちゃんが話してくれました。腰にスズランテープの束をつけて、田んぼから上がったみんなは戦士のようで格好良かったです。
 田んぼに入ると、自然の一部になれます。私は稲になり、田んぼになり、小さな青いカエルになります。田んぼが大好きです。
 
 稲起こしの作業も、ほかの作業も生活も、日々よりよくしていこうという気持ちで向かっていきたいなと思いました。

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