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「まだ見ぬ誰かの希望となるために」 のん




―― 心の傷を探る 15Daysミーティング大成功! ――

 
 

〈心の傷を探るミーティング。
それぞれが自分と向き合い、自分の体験を材料として、
なぜ私たちは傷ついてしまったのか、そしてこれからどう生きていくのかを真剣に考えました〉
 
 
 人生をかけたミーティング。今回のミーティングが始まる前にお父さんとお母さんがそう話してくれました。6月12日から文字通り私たちの人生を左右するミーティングが始まりました。テーマゼロから始まり、テーマ9までの1回1回のテーマの作文を書く前に、お父さんがそのテーマの答えを話して教えてくれました。その答えに沿って自分の過去を振り返り、私たちは社会の構造からして傷つくべくして傷ついたということを正しく認識し、自分の心の傷、自我の崩壊について考えました。

 ■多くの発見

 摂食障害とは本当はどんな病気なのかから始まり、両親のこと、祖父母のこと、学校のことなどを思い返し、作文にしていきました。書くことでより思考が深まり、クリアーになっていくのを感じました。そのなかで自分はどのように傷ついたのか、癒されなかったのか、自我が崩壊したのか、その原因はなんだったのか、じっくり考えました。
 それを書き進めていくなかで、多くの発見がありました。大嫌いだと思っていた父に、私がそっくりだったこと。あんなに大好きだった母が、私を苦しめる存在だったこと。私は母がいなくなってしまうのではないか、家族がバラバラになってしまうのではないかと心配し、私が母を助けなくては、母に好かれる良い子でいなくてはと思いながら生きるようになったということ。 そうして生きてきて、母に喜んでもらうため、褒めてもらうため、父に認めてもらうために生きてきて、親の評価を自分の価値として生きてきた自分に気付かされました。私の自我は親の価値観で作られていたのだと思いました。

 学費が安い国公立大学に入ること、母に楽をさせる、父が認めてくれる、安定した職に就くこと。それを目標に生きてきて、激しい競争を勝ち抜いてきて、疲れ切って、はたと気がついたときには、それが自分の本当にやりたいことではなくて、親の価値観に染まったもの、親のためにと思ったものだったことに気がつき、自我の崩壊を感じたのだと思いました。
 
 

 
 
 ■手放す

 それに気がついたとき、ああ、心のなかの親を手放さなければいけないんだなと悟りました。そして、これからは親のためでなく、まだ見ぬ誰かのために、自分と同じように傷く人が出ない世の中を作るために生きていくんだと思いました。
 私が心に傷を負った瞬間、この運命が決まったのだと思いました。
 親と共依存になり一緒に地獄に堕ちるか、親を捨ててまだ見ぬ誰かのために生きるかのどちらかの道しかありませんでした。
 私がなのはなに来たばかりのころ、母への依存が手放せなくて、訴えた私に、お父さんが、全てをわかって治らないということを選ぶこともできるということを話してくれました。その意味がわかりました。親のためという気持ちを捨てれば、まだ見ぬ人のためにと自分を奮い立たせて生きることができると分かったうえで、親のために生きることを選ぶことだったのだと思いました。
 私は今、物理的に母と離れたときのような、寂しさや悲しさを感じています。精神的に親を手放しているんだなと思いました。親のためにと思って生きてきたことをミーティングで気付いてから、私が何かをするたびに親を思い浮かべて、見てくれるかな、喜んでくれるかなと思っていたということに気がつきだして、愕然としています。
 
 

 
 
 ■まだ見ぬ誰かの希望に

 これからそれを1つひとつ全て手放して、なのはなの考えを落とし込んでいくんだと思いました。満杯に水の入ったコップは、一度空にしないと新しいものは入りません。一度自分をリセットして、ゼロから自分を作っていきたいと思います。
 そして、傷ついた人の、まだ見ぬ誰かの希望になれるように生きていきます。私は摂食障害になってよかったです。摂食障害になったから、医者でもカウンセラーでもわからない、傷ついた人の心がよくわかります。摂食障害になったから、摂食障害から回復して、活躍することで、摂食障害だった人でも、こんなに生き生きと生きられるという証明になることができます。私が努力して、成長することが傷ついた人の希望になる、ということができます。
 
 

 
 
 ■誇りを持って

 親のための力は燃え尽きました。でも、まだ見ぬ誰かのための力は、燃え尽きることはありません。摂食障害から立ち直った人で、こんなに素晴らしい人がいると知って、傷ついた人がじゃあ自分も頑張って治ってみようと思える、そんな人になります。そのために努力し続けます。成長し続けます。高い人になります。
 私の全ては、まだ見ぬ人の希望になるべくしてある。自分は、まだ見ぬ人のためのもので、自分のための自分ではないのだと思うと、自分を捨てる気持ちと、自分を慈しむ気持ちが出てきました。これが正しい自尊心なのだと思いました。
 私は今、親を手放して、脆弱な自我しかなくて、すごく不安です。でも、なのはなファミリーのお父さん、お母さん、みんな、卒業生がいます。まだ見ぬ人のために生きる、まだ見ぬ人の希望になるという、希望があります。自分は生きているんだということを、自分として生きていくんだということを実感しています。幸せです。深い絶望は、このためにあったのだと思えます。

 みんなの最後のテーマの作文を読ませてもらっていくうちに、自分にはこんなにたくさんの同じ志を持った、心強い仲間がいるのだと実感しました。最後に残っていた不安も、それで消えていくのを感じました。自分はこの仲間と一緒に生きていくんだと強く思いました。
 今回のミーティングで、本当に私の人生が変わりました。お父さん、お母さんが導いてくださって、真摯に自分と向き合うみんなと一緒にできたからだと思います。本当に感謝しきれないくらいの感謝の気持ちでいっぱいです。なのはなファミリーの1人として、誇りを持って生きていきます。

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