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「豊作を願って! どろんこ綱引き・相撲・リレー大会!!」 ちさ




 豊作を祈願して、泥んこ綱引き、泥んこ相撲、そして、盛男おじいちゃんが提案してくださり泥んこリレーの日。盛りだくさんで、泥んこ運動会みたいだなと思いました。
 緊張と、楽しみな気持ちを抑えながら、5月23日の午後、みんなと上田んぼに出発しました。着くと、盛男おじいちゃんが、「選手の登場だ」と、迎えてくださって、気持ちが引き締まり、高まりました。

 ■待ちに待った日

 待ちに待っていたこの日で、とても嬉しかったです。
 年に一度だけの、今ではなのはな恒例の行事で、とても天気の良いなか、盛男おじいちゃんや、永禮さんも来てくださって、みんなとこの日を迎えられて嬉しかったです。
 あゆちゃんの進行により、いよいよ始まりました。
「服を汚さないでいようと思ったら、楽しめないよ。みんなで、田んぼの中で一皮剥きましょう」
 前の日にも、始まる前にも、お母さんがそう話してくれました。その言葉に背中を押され、オドオドと緊張する気持ちも吹っ飛び、思い切り遊びたい、と思いました。
 まず最初の種目は綱引きです。
 泥の中で、足の踏ん張りがきくのか、練習もなくて、感覚があまりわからないので少しドキドキしました。
 田んぼに足を一歩踏み入れたとき、少し冷たい水と、田んぼでしか味わえない土の感触に興奮しました。この感じが凄く好きで、なんだか安心した気持ちになりました。そして、この感触に触れ、いよいよ田んぼの中での綱引き、相撲、リレーが始まるんだ、という感じがして気持ちが高まりました。
 一戦目は、東西対決。出身地が名古屋より東か、西か。私は西のチームで出場しました。
 足を横向き(内側に向けて)にすると踏ん張りやすい、と、おじいちゃんが教えてくださったり、1番先頭の人と中心の距離感、並ぶ順、感覚、掛け声……。
 緊張も、興奮も抑えて、みんなでほんの少しの間だけれど、知恵をあわせて体制を整えました。西チームは、「ヨイショ」で、「ショ」の時にみんなで一気に力を入れようと決まりました。力が一緒にはいると、1回の引く力は強いのと、引きやすいのかなと感じたり、気持ちも1つになるような感じもしました。

 ■思いっきり遊べた

「ヨーイ、スタート」
 始まると、上田んぼいっぱいに掛け声が広がりました。
「ヨイショッ、ヨイショッ」
 引いているみんなも、畦で応援しているみんなも、みんなで一体となって綱を引いている感じがして凄く嬉しく、暖かく、力が入りました。
 全部忘れて、真っ直ぐ夢中になりました。
 引いては、引かれて、綱を持ちながら、みんなの気迫が伝わってきました。
 上下ではないけれど、シーソーみたいに、1本の綱もって一緒になって右へ、左へ揺れるのが、暖かかったです。そして、見ていても面白かったです。
 とても僅差で、結果は西チームの勝ちでした。

    
 
 そのあとも血液型対決、畑のチーム対決、ネコ派・イヌ派対決、今自分で育てている野菜、MYトマトMYカボチャ対決。
 色々なチームで、色々な試合を行いました。
 やっていても、見ているだけでも楽しかったです。
 気がついたら尻餅をついてしまい、泥んこになってしまいました。ちょっと恥ずかしかったけれど、田んぼの中が凄く気持ち良かったです。1回泥んこになると、あとはどんなことも本気で、全力になれる気がしました。自由な感じがしました。心の縛りを取って、田んぼの中で思いっきり遊べたことが嬉しかったです。


 
 次の種目は相撲。田んぼの中での相撲を想像するだけで、面白そうで、凄く楽しみでした。
 トーナメント戦で、身長順にペアが決まり、1ペアずつ田んぼ一面の広い土俵の中で戦いました。見たことも、やったこともない田んぼでの相撲に胸が高まると同時に、少し緊張しました。

 ■初めてのどろんこ相撲

 行司のお父さんの合図と共に2人の間に力が込められました。一緒にバランスを崩しそうになったり、見ていても楽しく、声を上げてしまいました。一緒に戦った気持ちになりました。
 一緒に田んぼの中に倒れるペア。なげ倒されるペア。足を引っかけたり、凄く動き回るペア。
 試合ごとに空気や、雰囲気が違って、どの試合も新鮮でした。そしてみんなにお父さんが四股名をつけてもらいました。
 私は初めての泥んこ相撲をのんちゃんとしました。練習もしたことがなかったけれど、みんなの姿を見ながら気持ちは作られていきました。
 始まった、と、思ったら、考える暇もないぐらいあっという間に、田んぼの中に一緒に倒れました。のんちゃんと、目が合って笑ってしまいました。
 さっきまでとは違って、更に泥んこになったのんちゃんと目が合いました。そして自分も同じでした。とても楽しかったです。とても気持ち良かったです。田んぼの存在が凄く大きく、美しく、勇敢に感じました。
 田んぼにいると気持ちが大きく持てる気がしました。スカッとしました。

 最後に勝ち残ったのは、まあちゃん、なるちゃん、あおい君でした。
 決勝戦を見ながら、3人の力強さと、でも、軽やかで、粘り強いところが凄く格好良かったです。
 泥んこ相撲の優勝はあおい君。あおい君の奇麗な動きに引き込まれました。
 やればやるほど畑の景色が茶色く、泥んこ色に染まっていき、みんな同じような姿をしていました。誰かと目が合うとき、思わず嬉しくなりました。
 上田んぼがスタジアムみたいで、真剣な空気、応援の声、そして笑い声、活気で溢れていて、嬉しかったです。
 勝っても、負けても、みんな活き活きとしていて、凄く暖かい時間でした。
 
 そして最後は、おじいちゃんが提案してくださった、リレー大会。1人上田んぼの3分の1での、畑のチーム対決です。

 

 ■一気にかけ出して

 スタートの合図と共に、一番を走る4人の選手が、水しぶきを上げて一気にかけ出しました。
 先頭を走るのはなるちゃん。田んぼの中だと言うことを、忘れるぐらい速くて、格好良かったです。次から次へと、バトンが回っていき、リレーが進みました。バトンを落とすと泥の中で見えなくなるので、みんなが大切そうにギュッと握りしめていました。
 私の前の番のどれみちゃんが真っ直ぐにこっちに向かって走って来てくれました。
「はいっ」どれみちゃんが力強くバトンを渡してくれて、次は私の番。
 緊張も忘れて、走りました。走っていると走ることに必死で、自分を忘れて、走ることに精一杯になって、凄く楽しく、それが気持ち良かったです。
 地面とは違って、田んぼは走りにくかったです。足がはまりそうになり、バランスを崩しそうになったり、短い距離だけれどハラハラしました。
 次の番のりなちゃんが構えているのが見えました。
 全力で走り抜けました。田んぼの中で走りにくいな、とも思ったけれど、走ることが楽しく、とても気持ち良かったです。

 ■とても濃い時間

 りなちゃんがしっかりバトンを受け取ってくれました。そして、そのまま駆け抜けていく姿が格好良かったです。
 そして応援に夢中になりました。走るのも楽しかったけれど、応援するのも凄く楽しくて、一緒に走っているような気持ちになりました。抜かしたり、転んだり、田んぼの中ならではのリレーが凄く新鮮で、楽しくて、みんなの笑顔が溢れていました。
 いよいよアンカー。先頭を走るもえちゃんが、力強く進んでいました。水しぶきを上げながら、ヒーローが駆け抜けてくるみたいで凄く格好良かったです。
 全チームがゴール。
 活気が溢れていました。笑顔が広がっていて、みんながやり切った表情をしていました。


 
 とてもとても濃い時間でした。たくさん笑って、はしゃいで、凄く楽しかったです。家族みんなの中での泥んこ運動会が、とても暖かく、大切な時間でした。
 上田んぼいっぱいにみんなの笑い声が響き渡って、暖かい空気で満ちていました。この嬉しい気持ちや、暖かさがギュッと詰まったお米ができると良いなと思いました。
「バンザーイ、バンザーイ、バンザーイッ!」
 最後にみんなで万歳三唱をしました。とてもとても楽しかったです。たくさん笑って、みんなと1つになって戦った時間がとても嬉しかったです。
 おいしいお米ができますように。  

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