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「厳しさを持って甘い桃を」 あんな




 陽の光が強さを増して、桃の葉が、勢いよく成長しているのを感じます。そして、桃の実も、1日ごとに、確実に大きくなっています。
 5月に入り、私たちは、桃の摘果をしています。
 摘果とは、桃の実を摘んで、厳選していく作業です。すべての実を大きくすることはできないので、木が養えるくらいに、実の数を絞っていくのです。
 摘果は、ふつう、2回か3回にわけて行います。一度に摘む量が多いと、木へのショックが大きかったりして、実の出来に影響します。桃の身になってみれば、そうだろうな、と思います。できるだけ、緩やかに、やんわりと、数を減らしていってやりたいと思いました。
 摘果をする桃の木は、大小あわせて33本あります。
 早生品種である加納岩白桃から初めて、中生、晩生という順番で、畑を巡っていきました。

 ■摘果メンバーと

 一緒に作業するメンバーに、摘果の方法や、理由を伝えさせてもらい、みんなで木に取り付いて、ときどき、確認しながら、1本1本、進めていきました。
 いつも、メンバーのみんなが心を沿わせてくれました。 
 はじめは細長くて平べったかった実が、丸く、膨らんでいくのが、嬉しい気持ちと、どこか、ハラハラするような気持ちになります。
(ちゃんと育ってほしい、美味しい桃になってくれたらいいな)
 と思います。
 桃に触れているなかで、品種によっての実の形の違いとか、1本ごとに、木の勢いや生育の違いを感じることが、興味深かったです。加納岩白桃の実は丸くて可愛らしく、おかやま夢白桃の実は大玉になることを予感させるようなズッシリ感がありました。古畑の白鳳や紅清水の実は大きくなり方が顕著で、見るたびに、ゴロンとした迫力を感じました。
 5月第2週目には、最終的に大きくする数の2倍くらいの量を残していましたが、畑を一巡りして、10日後くらいになると、石生の加納岩白桃の実は、こんなにつけているのは可哀想だと思うくらいに、大きくなりました。
 
 第2回目の摘果は、仕上げの摘果で、最終的に大きくする実だけを残して、数を絞っていきます。
 仕上げの摘果は、特に、緊張します。 
(これから先、虫や病気が来るのではないか。何かの具合で、種が割れてしまって落ちてしまうのではないか)
 などと考えると、少し余分目に残しておきたい気分になります。しかし、厳しい気持ちが必要です。脚立から降りて、少し遠目から見ると、これは桃の木に負担がかかってしまうと気づきます。
 甘い気持ちだと、摘果も甘くなり、良い桃に結びつきません。
 袋をかけたところとか、実が大きくなったときを想像して、実と実の間隔を取っていくようにしています。
 陽当たりのよい枝や、勢いの良い枝にはしっかり実をつけて、日陰のところはつけないなど、枝の場所や葉の状態を見て、あるべき位置に的確に実をつけて、できるだけ美味しい桃をたくさん作りたいと思いました。
 
 桃は、5月の終わり頃から、硬核期に入ります。硬核期とは、種が固まる時期で、この時期に摘果などして桃にショックを与えると、種が割れて、落果が出たりなど、良いことになりません。
 それまでに、すべての木の摘果を終えたいと思っています。

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