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「ナスとピーマンの支柱立て」 のん




 ナスとピーマンを、今年は下町川上の畑で育てることになりました。下町川にナスとピーマンのための支柱を立てるということで、私は初めての支柱立てをさせてもらうことになりました。作業発表があったあと、行く前にリビングでなるちゃんが概要と目標を説明してくれました。今年は、昨年までとは変えて、作業がしやすいように、ナスの支柱も横と縦のシンプルな支柱にするということでした。

 ■竹運び

 ペアになって3畝間ずつ担当していくことになり、私はしほちゃんとペアになりました。畑に着くと杭の竹を畝に置いてくれてありました。さっそく120センチの縦に立てる竹を畝に運んで置いて行き、それから68メートルの横に渡す竹を運んでいきました。
 横に渡す竹は、畝の両端に太い方がくるようにしたいと教えてもらっていたので、竹を置いてあるそのままの向きでは片方の端が細い方になってしまうので、竹を回転させて置かなくてはならず、少し畑の外まで出て回って、畝を踏まないように進んでいくので、息を合わせなくてはなりませんでした。
 けれど、ペアで、「曲がりまーす」とか、「進みまーす」という掛け声をかけ合ったりして、気持ちいいくらいスムーズに運ぶことができました。しほちゃんと、長いのが欲しいねとか、ここは竹同士が重なっている部分が長いから、この短い竹とチェンジしてもいいねとか、最小限の本数で済むよう、うまく組み合わせて置いていくのが面白かったです。

   

 ■竹の打ち込み

 置き終わったら、杭や縦の竹を打ち込んでいきました。最初にしほちゃんが打ち込んでくれて、結構疲れるから4本交代でいこうと言ってくれました。
 しほちゃんは本当に力強くて、押さえている手が一発ずつで下がっていくのを感じるほどでした。私が打ってみると、杭は短いので、低くて打ちやすかったのですが、120センチの竹は、身長が約150センチの私には少し高くて、かけやの角の部分で引っかけるようにして打ち込むのが精一杯でした。
 竹の太さや、切り口から節までの長さによって、打ったときの音が違って、たまにすごく気が抜けるようなポンという音を立てるものがあって、笑ってしまいました。太い竹はなかなか打ち込まれてくれなくて、1本打ち込むのも一苦労でした。そのあとに細い竹を打ち込むと簡単に沈んでいって、打ち込みながら高さが変わっていくのが分かって、気持ち良さがより一層引き立って感じられました。
 途中で縦の竹が足りなくなってしまって、あるものだけを打ち込んだあとにおやつ休憩をしました。手や腕を大分使っていたので、焼きいもを持つ手が震えていて、そんなに腕は頑張っていたのかと驚きました。
 エネルギーチャージして、身体も休まったところで、作業を再開しました。長い竹が余ったので、それを縦の竹の長さに切って打ち込む人と、杭と支柱を8の字結びでスズランテープで結んでいく人に分かれました。私は結ぶほうをやりました。
 結びやすい長さに切ったスズランテープを、トイレットペーパーの芯に通してくれてあって、それを腰に結びつけて作業をしました。スズランテープが要るときにはそこから引き抜けばいいだけなので、いろんな手間が省けて作業がとてもスムーズに進みました。
 このためになるちゃんやあけみちゃんは手間をかけて用意してくれたんだなと思うと、本当にありがたいなと思いました。

 ■支柱結び

 前に夜の集合で、8の字結びとだっこちゃん結びの講習会をしてもらったにも関わらず、結び方を忘れてしまっていたので、まあちゃんが一緒にやろうと言って教えてくれました。
 スズランテープをちゃんと広げた太い状態で、結べる程度に端を残して2本の竹に巻き付けていき、丁度良い長さになったら竹の間を通してそれまで巻いていたのと十字になるように巻いていき、キュッときつく引っ張って結びました。
 ちゃんときつくできると、支柱と杭が一心同体になっていて、我ながら感動してしまいました。初日は8の字結びの途中までで作業が終わりました。
 次の日に、前日の続きで、支柱と杭を8の字結びで結んでいくのを最初にやりました。まあちゃんに教えてもらったように、できるだけスズランテープを広げた状態で巻いて、キュッと締め上げていきました。スズランテープがじりじりと締まっていくのが見えると、ちゃんときつくできてると感じられて、
(いい感じでできてる!)
 と嬉しく思いながら力を込めました。
 それが終わると、私以外の4人で、横の竹を取り付ける高さのところに、縦の竹に印をつけていきました。横竹を取り付ける高さに糸を取り付けた棒を、畝に渡して、糸と縦の竹が交わったところに印をつけていっていました。画期的な方法だなと思って、それを前もって準備をしてくれていたことがありがたいなと思いました。
 私は杭があるところの補強に使う竹を杭があるところに置いていく作業をしていました。青竹優先で置いていったのですが、青竹だけでは少し足りなくて、ベージュになった竹も置いていきました。
印付けのみんなが畦の方から来るので、反対の奥側から置いていっていたのですが、なるちゃんに、畦側のほうが周りから見える部分だから、そっちに青い竹を置いていって欲しいということを教えてくれました。そんなことを全く気にしていなかった自分が恥ずかしく、また、なるちゃんが凄いなと思いました。畑も表現して見せるものだということを意識しなくてはと思いました。


〈『だっこちゃん結び』〉

 ■横竹の取り付け

 印付けも竹を置くのも終わったら、いよいよ横竹を取り付ける作業に入りました。基本は竹の両端に2人ずつついて、片方の人が押さえて片方の人が結び、真ん中は1か所だけ1人で結んでいき、真ん中が大変そうだったらヘルプにいくというやり方でやりました。とりあえず横竹を取り付けて、結び切れていないところは後から結んでいくということでした。畝間の両側をやって1畝間ずつ終わらせていきました。
 だっこちゃん結びの記憶が曖昧になってしまっていたので、竹を押さえながらみんなが結ぶところを見て、記憶を呼び戻して確認させてもらいました。まあちゃんが竹を押さえてくれて、結ぶのをやらせてくれたのですが、そのときに私が結ぶのを見て、「ナイスナイス」と声をかけてくれて、安心したし嬉しかったです。間違ったら正しいやり方を教えてくれたり、結びやすい細い竹をやらせてくれたり、本当にありがたかったです。
 途中でしほちゃんとゆいちゃんが来てくれて、間の結び残したところや、横竹の端が重なった部分を8の字で結ぶのをやっていってくれました。ピーマンの横竹を取り付けるところまでできたところで、午前中の作業が終わりました。
 午後は午前中の続きからやりました。ピーマンは横竹が一列だけだったのですが、午後にやるナスのほうは上下二列に横竹を渡しました。下に太い竹を取り付けていきました。

 ■ギリギリまで

 なるちゃんとペアになって、なるちゃんが結んで、私が竹を押さえていたのですが、私だったらきっとスズランテープの長さが足りなくなって結べなくなるのを恐れて、そこまでで結んでしまうだろうな、というとろから、なるちゃんはもう一周してからギリギリのところで結んでいて、さすがだなと思いました。
 4人でも横竹を取り付けるのは大丈夫ということで、私も後追い部隊に入って、間の結び残しの部分をだっこちゃん結びで、横竹同士を8の字結びで結んでいくのをやりました。ゆいちゃんが養生テープを小指とかに貼ると、スズランテープを引っ張るときに手に食い込む痛みが減るということを考えてくれて、貼ってやってみたのですが、確かに痛みが軽減されて助かりました。
 なるちゃんのようにギリギリで結べるように、結ぼうかなと思ってからもう一周してみると、本当になるちゃんと同じくらいに結べて、感動しました。支柱が安定するように、全力でスズランテープを体重をかけて引っ張りました。全力で引っ張るために今どんな恐ろしい顔して引っ張ってるんだろうなぁとちょっと思いましたが、考えないことにしました。
 横竹が渡し終わった段階で、休憩を入れました。それからなるちゃんがゆかこちゃんとのりよちゃんを連れてきてくれました。2人を加えて作業がどんどん進んでいきました。のりよちゃんとあけみちゃんで杭のところの補強の竹を打ち込んでいってくれて、他のみんなで残りの結びをやっていきました。


 
 最後にみんなで補強した竹と支柱や杭を8の字結びで結んでいきました。そして昨日の午後からやり始めた支柱立てが終わりました。もの凄い達成感を感じました。終わったときに、近くにいたまあちゃんと終わったねと笑い合えたことや、やり切った……! と言わんばかりの表情をしているなるみちゃんや、みんなと達成感を共有できたことも嬉しかったです。
 初めてのことで、手際が悪く、わかっていない部分も多い私でしたが、みんなに囲まれて、たくさん教えてもらいながら作業することができて幸せでした。
 あけみちゃんとなるちゃんが、作業をどう進めていくかを綿密に考えて、みんながやりやすいように、作業がスムーズにはかどるように、準備をしてくれていたことがとてもありがたかったです。みんなの優しさを感じながらの作業は本当に楽しかったです。
 

 
 
 終わったあとに畑を見ると、チョコレート色の塗料を塗った竹で組まれた支柱が奇麗に並んでいて、すごく気持ちが良くて、これを自分たちで立てたんだと思い、感動しました。
 前回とは畑の場所も、支柱の組み方も、支柱の竹の色や状態もちがう、ナスとピーマンの畑が、今回は一体どんな風になっていくのだろうと想像するとわくわくしてきました。植え付けられてから、どんな風に畑の様子が変わっていくのかをみるのも、またみんなで手入れや収穫をしていくのも、今からとっても楽しみです。

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