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「萌芽」 やよい




6月6日
 
 最近、ふと来たばかりの時のことを振り返ってみました。
 私は来たころから何も変わっていないと自分では思います。
 お父さんから変わってきたと言われてもピンときませんでした。
 
 けれど、よく考えてみると人に対してなのはなに対しての自分の意識が変わったのではないかと思ます。
 来たばかりのころ、私はなのはなのみんながみんな同じ人に見えました。
 観覧車のてっぺんから景色をみると人が米粒くらいの大きさでみんながみんな小さくて同じ大きさで1人ひとりの違いがわからず全員同じに見えます。そのような感覚でした。 
 けれど今、なのはなのみんなを見て1人ひとり持っている色が違うのが分かります。その人そのひとに応じていろんな魅力があることが感じられます。
 いかに来たばかりの私が心を閉ざしていたのかを最近感じはじめました。
 
 来たばかりのころ、誰とも話したくなかったし、話しかけられたくもなかったです。
 みんなに喋りかけられたら嫌だけど仕方ないからいやいや笑い返す、愛想笑いをする。
 そんな感じでした。
 みんなのせっかくの暖かさを感じられず自分にこもって得体のしれない苦しさがありました。
 
 私の目には濁ったレンズが備え付けられている眼鏡がかかっていたと思います。
 
 その濁りは今でも完全に100パーセント澄みきったわけではないと思います。
 まだまだ濁っていると思います。
 
 自分に対する自己否定や被害感情から逃れられなくても、それはひとまず横において、皆に対する興味、憧れ、尊敬の気持ちに自分の気持ちの方向を向けたいです。
 もっともっとみんなに興味を持ちたいです。
 
 自分のことを考えるよりも魅力的で素敵な人に目を向ける。そうしていきたいです。そうします。
 恵まれていることにそういう人がここにはたくさんいます。
 
 
 濁ったレンズを少しでもきれいに透明にするためにMTに真摯に向かいたいです。
 お父さんに何のために治るのか、そう言われたとき私は分からなくなってしまいました。
 
 少し前にお父さんとお話させていただいたときのことを思い出しました。
「病気が治ったときのおまえが楽しみでしょうがない」
 そういってくれました。
 
 誰か1人でも自分の病気が治ることを楽しみにしてくれている。
 そう思うとうれしい気持ちになりました。
 何のために治るのか今はよくわからなくても治らなければならない、そう思えます。
 自分のために治ると考えてもしっくりこなくて、誰かのために治ると考えたら少し前向きになれました。
 私の両親もきっと私がよくなることを望んでいると思います。
 自分ではなく誰かのために、まだ見ぬ誰かのために、楽しみにしてくれている人のために治りたいです。
 
 そのための心の助走を今からMTまでにしておきたいです。
 MTに真摯に向かいます。
 日々努力します。
 
 最後まで読んでいただきありがとうございました。
 おやすみなさい。

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