今年度の税理士試験が行なわれ、
なおちゃん、たかこちゃんは、5科目目の試験を無事に終えました。
さやねちゃんは、これからまた
次の科目試験に向けて勉強を続けていきますが、
そのときまで、『ボーイングチーム 税理士資格試験 受験日記』は、
一度、一区切りとさせていただきます。
たくさんの応援を、ありがとうございました!

 

〈8月9日、試験会場のサンメッセ香川にて〉


6月5日「Nice to meet you, Mr. Kakomon」 なお

○Nice to meet you, Mr. Kakomon
 
 今日6月4日は、法人税法の過去問との初顔合わせの日でした。
 
 実力判定公開模擬試験よりも緊張をしました。実判は、なじみ深い大原の問題であるのに対し、過去問は試験委員の方が作った問題です。これまでとはまったく違う世界に飛び込むような気持ちでした。
 
 同じ法人税法という法律に従って作られた問題であるにもかかわらず、相手がどんな問いかけをしてくるのか、どんな言葉で情報を与えてくるのか、未知の部分がとても多いのが過去問です。同じルールで戦う、日本のプロ野球とメジャーリーグとの違いが、実判と過去問のそれに似ているのかもしれないと思いました(野球に詳しいわけではないので、あくまで自分のイメージですが)。
 
 見たことのない球種、体験したことのない球速、あるいはストライクゾーンの微妙な違い、球場の広さ、慣れないマウンドの高さ、天然芝か人工芝か……。同じルールだけれど、そんないくつもの違いの中で、自分のプレーが通用するのか、それともまったく刃が立たないのか、そんな怖さと、チャレンジする楽しみの両方の気持ちがあります。
 
 大事なのは、未知の世界、ということに怖じ気づかず、落ち着いていつも通りのプレーをすることだと思います。つまり、難しい問題に手を出すのではなく、自分が確実に解ける問題を選んで解いていくことです。なにも超速球や、見たことのない変化球を打とうとする必要はないのです。甘い球が来たら、逃さず振りにいき芯で捉える。大きいの(ホームラン)を狙わない。コツコツとクリーンヒットを重ねて、確実に1点ずつ得点を積み重ねる。それが、過去問、ひいては本試験の勝負のコツだと思います。
 
 
 過去問の解答を始める前に、講義で馬場先生のお話を聞きました。過去問を解く目的を先生は教えてくださいました。目的は、3つです。
 
 多様な形式と、試験委員の先生の出題の癖を体感すること。
 解きづらさを体感すること。
 未学習項目への対応(アプローチ)を体感すること。
 
 試験委員の方は実務家なので、受験生が解きやすいかどうかで問題を作るわけではありません。必要な資料が揃っていないこともあります。そこを斟酌して解かなくてはいけない、と先生は言いました。
 
 過去問は全部で6回分あり、すべて異なる試験員のものです。それは、試験委員によってかなり傾向が変わることを知るためです。馬場先生のお話を聞いていて、試験委員の方の特徴が面白いと思いました。
 
 特に私が興味をもったのが、第57回の植田試験委員の問題です。解答する項目は少ないのだけれど、資料が膨大で難易度が高い問題です。なぜ資料が膨大なのか、というと、数字が緻密で、問われていない箇所まですべてつじつまが合っているからだそうです。
 問題のための問題ではなく、法人税額を求めるまでの過程として完結していて、細かいところを見てもすべて数字に筋が通っている、そんな問題なのだろうか、と想像しました。そういう問題が、私は好きだと思いました。難易度が高いので、実際に解いてみたら苦戦するだろうけれど、その問題を解くときが今から楽しみです。
 
 過去問は普段の模擬試験とのギャップがあり、解きにくいというのが大前提です。その中で一番に心がけるのは、未学習項目を捨てるアプローチです。馬場先生は、読んでもわからないと思ったら、すぐに捨てて他の項目に行くように、と話してくれました。これは、法人税法に限らず、どの科目でも同じことです。
 
 私はどちらかというと、難しいものに手を出して攻略してみたくなるタイプなのですが、これまで税理士試験の試験を受けてきて、潔く捨てる、ということができるようになってきました。法人税法も、その基本を忘れずに、無駄に考えて手を止める、ということがないようにしたいと思います。
 
 過去問第1回は、平成27年度第65回の問題でした。結果は、36点でした。合格するための目標点が34点以上とあったので、ギリギリ届いた(ボーダーライン)という感じです。今回の問題は、過去の中でも一番ボリュームが少なく、難易度も低いということでした。確かにスピードの遅い私でも60分くらいで解き終わったので、実判よりもずっとはやかったことになります。はじめて過去問を解いてみて感じたことは、やはり大事なのは解ける問題を優先して解くこと、です。先生も言っていたように、それにつきると思いました。
 
 簡単な問題を確実にとる、ということは、普段ならできても本試験ではできない可能性があります。その原因というか、本試験で自分がどういう思考に陥りやすいか、ということも、体感できました。
 私が陥る思考、それは、難しい論点に引きずられて、普通に解けば良いものも深読みしてしまうということです。
 
 今回の問題は、前期の修正処理をしてから当期の法人税額を計算するという形式でした。この問題の中で、私が戸惑った部分が、4箇所ありました。
 
 1つ目は、受取配当の資料の中になぜか住民税の金額が載っていたことです。これまで見たことのない資料です。一瞬考えて、これはスルーしました。住民税をどう処理するのか、なに関わってくるのか、まったくわからなかったので、見なかったことにして、いつもどおりの処理をしました。
 
 2つ目は、所得拡大促進税制に関する資料です。これは改正があった論点で、つい数日前にならったものです。習ったばかりということで(よーし、解いてやるぞ!)と鼻息も荒く向かったところ、返り討ちにあいました。資料の読み取りがかなり難しくて、なんとか計算パターンを組んで解答を埋めたものの、配点6点のうち、たったの1点しかとれませんでした。残りの5点は★黒星(解答が困難で合否に影響なし)の箇所でした。捧げた労力と時間に対して、見返りの少ない結果となりました。
 解説を読むと、資料の読み方1つで様々な別解が考えられると書いてありました。これは、一番後回しにして、時間が余ったら埋めるということでいい問題だったのだと思いました。
 
 3つ目は、繰延消費税額の項目です。これは問われていること自体は基本的なことなのですが、資料に書かれていることの意味がくめませんでした。たった5行程度の文章の中に、繰延消費税額の発生時と、過去2年間にどう処理をしたのかを判断するための情報が詰まっていました。自分がまったく気がつけなかったことが、こんなにもあったのだと思いました。解説を読んで、私はそのことに驚き、そしてとても嬉しくなりました。
(自分が覚えた知識をこんな風に使って読み取ることができたなら、どんなに解くのが楽しいだろうか、解くときの手応えがあるだろうか)
 そう思うと、もっともっと問題を解くための材料となる知識を確かなものにしたいと思いました。
 
 そして4つ目は、解答欄にあった謎の項目名です。『中間納付及び過誤納に係る還付金額』と『所得税額等及び欠損金の繰り戻しによる還付金額』の2つが、解答用紙に印字されていました。どう資料を読んでも、そこを埋める金額が出せそうになかったです。そもそも、還付金は出ないはずでは、と思いました。結局、解答を見るとそこはなにも数字が入っていませんでした。すっぱりと捨てれば良かったものの、私は最後まで気になっていて、資料をちゃんと読んだら還付があるのだろうか、と何度も読み返してしまいました。
 
 以上の4点が、難しくて戸惑った点です。ふたを開けてみれば、その4つはすべて正答しなくても合否に影響のないと思われる部分でした。
 
 私は、このような難しい資料や読み取れないものに出会うと、徐々に不安になってきます。簡単に答えたところも、もしかしたら間違っているかも知れない、と考えてしまうのです。シンプルに見えるけれど実はひっかけで、別の読み取りをしなくてはいけなかったのでは? という自分の答えに対する疑いが出てきます。そして、答えを埋めたところにまだ戻って計算をし直してみたり、資料を何度も読んでみたりしてしまいました。採点をしてみると、簡単に答えられたところは、きちんと正解をしていました。
 
 深読みして時間をロスしてしまうことは、ボリュームの多い問題だったら命取りです。丁寧に解くことと、無駄に時間をかけることは違います。簡単だと思って、早とちりをしたり資料の見落としをしてもだめだし、シンプルに考えて解けば良いところを深読みしても駄目、その塩梅が自分にとって難しいと感じます。
 それはきっと、確実な知識が土台にあることと、過去問や模擬試験を重ねることでの経験によって乗り越えていくことなのだろうと思います。
 
 知識が確実であれば、確信を持って答えを出せます。自分の中にある知識の範囲外のことであれば、それはできなくても仕方ないと割り切れます。これからいくつかの過去問を解き、本試験に近いレベルの模擬試験を受けていけば、どの位のテンポ(スピード感)を持って解答をしていけばいいのかが身につくと思います。
 
 今日初めて過去問を解いてみて、本番になると自分がどういうところで焦り、不安を感じ、ミスをするのか、それが少し見えたことが収穫です。そして、過去問は楽しいと思いました。自分の庭の大原の問題を解くときとはまた違う、新鮮な気持ちで問題を解けます。初めての相手に出会うときの緊張や期待、挑戦する気持ち、それが自分の心を動かします。
 
 問題から得るものも、模擬試験と過去問では違います。過去問は、知識の面でのレベルアップではなく、気持ちの面でのレベルアップのためにあると思いました。本試験を解くときに、どれだけ平常心で解けるか、普段の力を出せるか、そこを鍛えるために、過去問を解きます。
 
 今年の本試験では、試験委員の方が変わります。ということは、過去にはない新しい傾向の問題が出題されることになります。問題用紙を開いたとき、どんな世界が待っているのか、見るまで誰にもわかりません。その瞬間の緊張、驚き、動揺、それを、過去問をもって経験していきます。先生は、過去問は基本的に解き直しは不要だと言いました。つまり、初見での対応のしかたを体感する、それが過去問の目的だからです。
 
 過去問は、たった1回の勝負です。残りは4回分あります。すべて宿題なので、これから計画を立てて、毎日の勉強時間に組み込んでいきいます。
 
 プレイボール!
 8月9日午前9時。私の試合は、始まります。どんな問題が出ても、いつもどおりのプレーができるように、過去問を大切にしていきます。
 
 
 
6月5日 ②

○前向きな空気
 まあちゃん、お誕生日おめでとうございます。
 
 私は、まあちゃんの笑顔と、明るい声、前向きな姿勢にたくさん助けてもらっています。まあちゃんは、いつもメジャートーンで返事を返してくれます。自分がわからないことも、同じ視点に立って一緒に考えてくれます。明るい笑顔を絶やさずにいてくれます。そのことに、とても安心します。まあちゃんが嬉しかったことや発見を笑顔で伝えてくれるとき、自分も同じようにそのことを感じさせてもらいます。
 
 ウィンターコンサートの練習で畜生界のシーンをしたとき、まあちゃんが良いものにしようとたくさんアイディアを出して、積極的に練習を進めてくれました。劇をつくる1人として、そのシーンのことを真剣に考えて、楽しみながら練習に向かっているまあちゃんに、私は支えられていました。
 
 笑顔や、前向きな気持ちというのは、周りにいるみんなを安心させてくれます。まあちゃんから私はそのことを教えてもらいます。声のトーン1つ、表情1つで、空気はつくられます。明るい空気を作れるまあちゃんの優しさや、強さがとても素敵です。明るい空気を作ってくれるまあちゃんが、私は大好きです。

 
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6月5日「いよいよ」 さやね

 いよいよ国税徴収法の実判が始まりました。今日の午前中、第1回の実判を受けました。第1問は理論、第2問は計算です。
 
 理論は3つの問からなり、「普通乗用自動車を差し押さえる場合についての事例形式の問題」、「第三者が占有する動産等の差押について」、それから「個別理論を抜き書きする問題」を解きました。
 
 私は、Aランクの個別理論をテキストを読み込み唱えることで覚えてきました。しかし問題にはもちろんBランクの理論も出てきます。Bランクのものは覚えていないから書けません。またAランクのものも、正しく書けませんでした。ただ、ぼやっとした概要は覚えているままに書きました。
 
 第2問の計算は、22条の問題でした。問題文にある日付にマーカーを引いて、線表を書きました。線表を書くことで、答えの全体像がつかめました。計算は、ルールを覚えているから解くことができました。
 ただ間違いもありました。社会保険料は「公課」なので、常に「租税(国税)」よりも後に配当を受けます。その大原則を抜かしてしまい、一部の答えを作ってしまいました。減点です。
 また、計算の最後の問題で、滞納者の甲と乙の名前を、乙と書くべきところで甲と書いてしまいました。何も考えずに書いてしまいました。致命的なミスでした。
 
 120分のうち101分で問題を解き終えました。覚えられていない理論があったので、早く終わりました。
 
 解答解説で、山藤先生が、国徴の本試験は、90分で問題を一通り解いて、それからじっくりと見直して時間がくる、という感じです、と教えてくださいました。大原の答練は、それよりもたくさんの問題を解くために、多めに問題を用意しています。ただ、理論も計算も覚えるだけなので、覚えていたら、時間はたっぷりとあります。
 国徴は、暗記です。覚えたら解けます。覚えたら合格します。それだけです。
 
 今回の実判を明後日に解き直します。今日と明日で、理論を完璧に覚えて、満点を取ります。と同時に、次回の実判に向けて、新しい理論を暗記します。
 理論テキストを読み、目で見て形を覚えます。唱えて音で覚えます。私の身体をつっつくと、国徴と法人の理論が流れて聞こえてきます。
 さあ今夜も暗記をがんばります。




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「夏の集大成」 8月1日

「再会」 8月2日

「86回」 8月3日

「桃とあんなちゃん」 8月4日

「一瞬の美しさを大切に」 8月5日

「勇気と信じる気持ちをたずさえて」 8月6日

「地固まる」 8月7日

「強く信じて前に進む」 8月10日

「法人税法の神様に誓う2時間」前編 8月9日

「法人税法の神様に誓う2時間」後編 8月9日

「常にプレーヤーとして生きる」 8月11,12日

「シンプルで本質的な生活」 8月12日

「強さと、笑顔を」 8月13日

「なのはなとしての正しさを、自分の中にいれる」 8月14日

「私の夢」① 8月8日

「私の夢」② 8月9日

「私の夢」③ 8月10日

「安心できる場所」 8月15日

「虹のお誕生日」 8月16日


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