5月25日「会計さんと税務くん」 なお

○会計さんと税務くん
 
 今日の講義では、税効果会計(計算)と、資産と費用(理論)について学びました。
 
 税効果会計は簿記1級や簿記論などで習っていたことを、税務の側の視点からどうみるか、どう処理するか、ということを知ることができました。
 
 それがとても面白かったです。先生の説明を聞いていると、税効果会計に関して“会計さん”と“税務くん”の2人が掛けあい漫才をしているように思えてきました。
 
 
 会計さんは、株主や債権者のために会社の財政状態や経営成績を開示したい、と考えています。会計さんは、1年間の取引を日々帳簿につけて、いよいよ決算を迎えます。会計基準に従って、貸借対照表、損益計算書、株主資本等計算書などの財務諸表をつくります。
 
 そこに登場するのが、税務くん。税務くんは、課税を公平にしたいという信念を持って、税務基準で1年間の税金を計算します。会計さんの言い分を全部認めていたら公平に税金を徴収できん、ということで、これは損金にできる、これはできない、これは益金にしない、と様々な調整をするわけです。
 
 例えば会計さんが計上したとある貸倒損失は、税務さんの基準によるとまだ損失にはできない、となると損金不算入になります。しかし、会計さんは「そんな殺生な……」と思うのです。会計さんは保守主義により、たぶん返ってこないであろうその売掛金は、貸倒損失にしたい。しかししかし、そうはいかんのが、税務くん。断固として公平の精神を貫き、税務調整をして損金不算入とします。
 
 税務くんは、税務基準により各種の調整をした所得金額を元に、年税を出します。その年税額を、会計さんに渡します。
 
「これが年税だから、税引前利益から引いてくれ」
 正義心が強い会計さんは、はいそうですかとそれをそのまま財務諸表に載せるわけにはいきません。
「これじゃあ税前利益と、税額、税引後利益が対応していない。業績が同じなのに、最終利益が違っていたら、投資家の人の判断を誤らせてしまうおそれがある。税金のことを知らない人のことを考えないのは、優しくないのではないか」
 
 そこで登場するのが、税効果会計。会計さんの切り札です。会計さんは、決して税務くんを目の敵にしているわけではありません。税務くんが計算した年税額(実際に支払う税金)はきちんと損益計算書に載せます。その上で、税務くんが調整した金額にかかる税金を“法人税等調整額”として付記して加減算することにより、会計上のルールに合った利益に直すのです。税務くんの計算した税額を尊重しつつ、会計さんの求める投資家に優しい利益が計算されました。
 
 
 これで一件落着……とはいきません(ここまでが、私がこれまで会計で習った範囲です)。ここに税務くんがまた物申す、と出てきます。
 
 会計さんは、法人税等調整額と繰延税金資産・繰延税金負債の科目を使って、この税効果会計の仕訳をしています。
 つまり、費用と収益、資産と負債が動いているわけです。税務くんにとって、その動きを認めるわけにいきません。
 
 たとえば、繰延税金資産/法人税等調整額と仕訳を切ったのならば、資産が増え費用が取り消されていることになります。会計では取り消してもいいけれど、税務では費用を取り消して所得を増やすわけにはいかないのです。
 
 そこで、税務くんはこの分の費用を取り戻すべく、別表四で所得の減算調整をします。こうすることで、税務くんにとっての、公平に課税が守られます。
 
 
 会計さんと税務くんに、それぞれの言い分があって、互いに自分の正義のために、手を打っています。そっちがそうでるのなら、こっちはこう調整をする。そうきたのならば、こう仕訳してこう表示する、と。
 
 そのやりとりを考えながらテキストを追い、先生のお話しを聞いていると、税効果会計のストーリーが生き生きと広がっていきいました。どっちの主張もわかるなぁと思いながら、私は2人のやりとりを見てしまいました(少々想像が行き過ぎているかも知れません)。
 
 
 これまで、私は会計で会計の言い分までしか知りませんでした。それが、税効果会計に対して税務がどういう対処をして、公平な課税にしようとしているのかを知ることができました。税効果会計ひとつとっても、あらためて奥が深いと感じました。
 
 これから復習をして、税効果会計のパターンをしっかりと覚えます。きっと私は税効果会計を解くとき、この掛けあい漫才のイメージが浮かぶことと思います。そんな風に面白いなと思って学んだことは、覚えることに大きなプラスになるはずです。
 
 
 それから、大原から新しいテキストが届きました。直前対策テキストの2と3、過去問、総まとめ問題集です。改正税法についての資料も送られてきました。まだテキストが2冊もあるということと、思っていたよりも改正が多いこと、その2つに少し不安を覚えました。
 けれど、道は1つ、地道にこつこつ進むのみです。講義をしっかりと視聴して、優先順位をつけて復習をしていきます。




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