5月22日「知識が誰かを守る力になる」 なお

○知識が誰かを守る力になる
 
 午前中、6年生教室に村田先生が来てくださいました。
 
 今日の簿記部の授業はみんなからの質問を受ける形のものだったので、少し時間があり、先生のお話を聞くことができました。部屋に置いてあるソファに座って、話をしました。この部屋に引っ越をしてソファを配置を決めたときに、いつか村田先生に座っていただいてお話をできたらいいね、とボーイングチーム3人で話していたので、3人の小さな夢が叶ったようで嬉しかったです。
 
 村田先生は、去年から今年にかけて対応をした税務調査のことを話してくださいました。実際に税務署員にどんなことを質問されたかということを先生は教えてくれました。
 
「さあ、これにどう答える?」
 先生は、実際に聞かれたことに対して税理士としてどういう答えをすべきなのか、ということを私たちに質問しました。たとえば、ある経理ミスがわかったときに、修正仕訳をするとしたらどんな科目を使って仕訳をするのか。あるいは、交際費について調べられて、人数が違っていたと指摘されたらどう答えるか。
 
 こうなんじゃないか、とわかるものもあれば、まったく思いつかないものもあります(わからないことの方が多いです)。先生の答えを聞かせてもらうと、今税理士試験のために勉強していることや、これまで簿記で勉強したことを、こんな風に使うのか、という発見があります。
 
 仕訳をきるときも、正しい答えは1つではありません。いくつかパターンが考えられます。例えば、役員賞与を使ったら損金不算入になり、さらに源泉税も絡んできてしまう、だから貸付金にして損益に影響させないようにする、というように、考えられる答えの中からお客さんにとってベストのものを導く必要があります。
 
 先生の答えを聞けば納得ですが、それを自分で瞬時に判断して返すというのはとても難しいです。実際の仕事はいつでも応用問題だと思いました。自分の中の知識を総動員して、その時の状況、相手の思惑、お客さんの立場を考えて、正しい答えを出さなくてはいけません。
 わからなくて、なにも返せなかったり、言われるがままにはい、はいと聞いてしまったら、それは税理士としている意味がありません。お客さんからの信用も得られません。
 
 知識というのはただ自分の中にため込むだけでは意味がなくて、それをどう武器として使えるか、というのが大切だと思いました。
 また、先生は過去の判例を知っていることも必要だと話してくださいました。税理士となってからも常に新しく知識を取り入れていき、どんな問いかけにも、攻撃にも、対応できる力をつけていくことが、良い仕事をする上で欠かせないと思いました。
 
 
 先生のお話を聞いていると、あらためて自分の中にいまある知識は、あくまでも試験用であることを痛感します。先生に質問されたときも、一瞬「うっ」とつまって、考えて、「……こうですか?」と自信なさげに答えることしかできません。
 
 試験問題を解けるようになるというところが、自分の目標ではないとあらためて思います。もちろん、目の前の試験を乗り越えることは大きな目標ですが、そこがゴールではありません。
 
 
「税理士は税務署側の人間じゃなくて、お客さん側だからね。それを間違っている人は多い。僕は税務署の人に対して、かなり強く出て怖くなるけれど、それはお客さんを守るためのこと」
 
 先生は、お客さんを守る、と言いました。私は、そのときに、昨日の演奏でのMCが頭に浮かびました。
 
「勉強をして、たくさんの知識を得ておいたのならば、なにか解決しなければならない問題が目の前に出てきたとき、様々な選択肢を思い描くことができ、より良い方へを答えを導くことができます」
 
 私のセリフです。村田先生は仕事をする上で、このセリフのように知識をお客様のために使っているのだと思いました。本当に、そうできるのだ、そうしていくのが私の進む道なのだと思いました。
 
 MCの言葉と、先生の仕事のお話がつながったとき、心の中でひとつのピースがかちっと当てはまったような感覚がありました。
 
 小さな、小さな、感動が、心の中に起きます。自分が得をするために勉強をするのではない、誰かを守るため、正義を通すために、勉強をしているのだと思いました。
 
 勉強をすることを苦しく思ったり、誰かに申し訳ない気持ちになったりするのは、勉強した先にあるその大切なことを忘れてしまうからだと思いました。勉強をして得た知識が、暗闇に光を射し、正しい方へと進む力になるのです。そのために、私は勉強をしているのです。嬉しいです。勉強をさせてもらえる今が、嬉しいです。
 
 
 頭で理解したことが、こうして心の中に“実感”“納得”として落ちていくときに、私は安心を覚えます。自分のいま果たすべき役割に誠実になることだけでいいと思いました。自分のいまあるく道を信じてまっすぐに進もうと思いました。
 
 
 試験をクリアするというのは、税理士として最低限これだけはまず知っていないと困る、という基礎の基礎を越えた段階に過ぎません。いまの私にとっては、その最低限のところを越えることが、とても高いハードルです。そこに全力で向かっていかなくてはいけません。
 
 けれど、その目の前の目標だけで頭がいっぱいになると、ときどき苦しくなります。なんのために暗記をしているのか、なんのために繰り返し問題を解いているのか、と足が止まってしまうことがあります。そのときには、自分の知識が誰かを助け、世の中に役立っていけるのだということを、思います。
 
 こんなことを書くのは恥ずかしいのですが、私はこの5月上旬から調子が悪かったです。勉強が遅々として進みませんでした。集中力がありませんでした。ほとんど足が止まっていました。もっとやらなくては、きちんとやらなくては、と思うのに、焦るばかりでちっとも進みませんでした。原因もよくわかりませんでした。
 
 なんとか実判のテストの範囲の暗記をしたり、講義を受けてはいたけれど、それ以上のことをしたくないという気持ちでした。目標にしていた復習も、1日1冊のペースのはずが、4日経っても1冊終わらないという状態でした。すぐに疲れてしまいました。
 
 日記を書く中で、なんとか自分を保っていました。自分の中にある前向きな気持ちにだけ目を向けて、こうありたいという目標を書くことで、また良い波が来るのを待っていました。でも、なかなか浮上せす不安でした。
 
 1年間勉強をしていると、必ず一度はこのようなスランプがくるのだけれど、2週間以上もそれが続いて解決がうまくできませんでした。お父さんとお母さんのところに相談に行こうと思いました。けれど、それも恥ずかしくてできませんでした。もうこのまま試験までいってしまうのではないか、手遅れになってしまうのではないかと思いました。
 
 
 昨日の友の会の総会での演奏と、今日の村田先生のお話を聞いたことで、もう不調なんて言って自分の調子の悪さに酔っていてはだめだと思いました。甘えずに、きちんと立て直そうと思いました。そう思えるきっかけをもらえた、みんなとの演奏の機会と、村田先生のお話に本当に感謝しています。
 
 自分が勉強をする先にある夢、希望。役割、責任。正しい目標を見て、真面目に勉強をします。まだ、間に合うと思います。
 
 最後の実判を解いて、その次はTACの模擬試験を区切りとして計画を立てます。また計画を立てしだい、お父さんに見ていただけたらと思います。




受験日記のトップページへ戻る
←なのはなファミリー トップページへ





「夢を語り続ける」 6月1日

「実りのための勉強を」 6月2日

「ゆりちゃんのお誕生日」 6月3日

「すっきり、の1日」 6月4日

「Nice to meet you, Mr. Kakomon」 6月5日

「22条の森を旅する」 6月6日

「成功を日常に」 6月7日

「前向きに、逃げない気持ちで」 6月8日

「考えること、生み出すこと」 6月9日

「おごらず、謙虚に、あるべき心持ちで生きる」 6月10日

「簿記部6期生、2級受験の日」 6月11日

「回復の目標を持つ」 6月12日

「正しい道が目の前にある」 6月13日

「6月14日」 6月14日

「心からわき上がるゆりかちゃんのプライド」 6月15日

「たった一度のリハーサル」 6月16日

「収穫多きタックの旅」 6月17日

「『おめでとう』と『ありがとう』の1日」 6月18日

「回復すること、幸せになること」 6月19日

「ひとつの節目、そしてトップギアへ」 6月20日

「誰かのために、自分のために」 6月21日

「橋を焼く、そして私は強くなる」 6月22日

「同じ気持ちで生きる仲間」 6月23日


←なのはなファミリー トップページへ
Side effects medicine online pharmacy enter your Health Record number. Best-quality discount drugs http://online-pharmacy-rx.com `[!: Canadian drug stores works with a drugstore. Order and buy medicines through the Internet for the lowest prices in canadian pharmacy <;< generic viagra : Announcements of new drugs. Shares. Best price.