今年度の税理士試験が行なわれ、
なおちゃん、たかこちゃんは、5科目目の試験を無事に終えました。
さやねちゃんは、これからまた
次の科目試験に向けて勉強を続けていきますが、
そのときまで、『ボーイングチーム 税理士資格試験 受験日記』は、
一度、一区切りとさせていただきます。
たくさんの応援を、ありがとうございました!

 

〈8月9日、試験会場のサンメッセ香川にて〉


4月30日「3人で作る古吉野の日常」 なお

○3人で作る古吉野の日常
 
 山小屋へキャンプへ行った3日間、ボーイングチーム3人は古吉野で勉強をしていました。朝起きて、ご飯を食べて、洗い物をして、掃除をして、洗濯物をたたんで、勉強をして……いつもと変わらない3日間だけれど、いつもとは違う3日間でした。3人で過ごしたからこその楽しみがたくさんありました。たかこちゃんとさやねちゃんと一緒に作る日常がそこにはありました。その中で、小さな心使いや優しさを2人から感じました。2人を近くに感じて過ごせたことがとても嬉しかったです。
 
 私たちの1日は、朝食の準備からはじまります。朝食は8時半で、その15分前に3人で食堂に集まって配膳をしました。
 毎日の食事は、山小屋でキャンプをするみんなと同じメニューです。混ぜご飯、カレー、ベビーリーフのサラダ、そして河上まさはるさんの特製焼きそばなど、河上さんやさとわちゃんが考えてくださった、キャンプならではのメニューが並んでいます。さとわちゃんがボーイングチーム用に、と献立をわかりやすく紙に書いてくれていました。
 
 その献立に沿って、たかこちゃん、さやねちゃん、私の3人で役割分担をしました。混ぜご飯を作る人、お味噌汁とお茶を作る人、副菜を盛り付ける人、お米研ぎをする人など、毎食毎に決めて一覧表にしました。
 
 
「もしもおかずの材料が足りなかったら、畑に行ってラディッシュをとってきても良いし、味噌汁の具材には、そこ(台所の外)に三つ葉がはえているから、それを摘んで味噌汁に入れたらいいけん、あとわかめと豆腐もあるから好きにつくりんちゃい」
 河上さんがボーイングチームの食事を気にかけてくださり、こう言ってくれました。畑からその日の食事に必要な食材をとってきてそのまま調理をする、というと本当に野外でのキャンプのようです。
 
「なにかあっても、畑にはみんなで育てている野菜もあるし、お米もあるし味噌もあるから、安心だね」
 お母さんの言う「最終的には自給自足が一番強い」ではないけれど、あらためて農業をしている強みというか、安心感を感じます(実際には量が足りていたのでやらなかったのですが、3日目の朝食前にベビーリーフと二十日大根を収穫してそのまま朝食のおかずに使うという予定でした)。
 
 
 2日目の朝ご飯は、山菜の混ぜご飯でした。
 炊いた山菜の汁に旨味があるから、具を混ぜるときに汁を切りすぎないのがポイントだと河上さんが教えてくれました。さやねちゃんが、具材を混ぜてくれました。濃い緑の小松菜のおひたし、黒豆の煮豆に、お味噌汁。食堂の花瓶に生けてあるお花を全部集めてきて、自分たちのテーブルの周りに飾りました。お花に囲まれて「いただきます」。
 
 食事をいただきながら、朝食のあとになにをしようか、と話しました。
 さやねちゃんが、湯飲みの茶渋をとるためにハイターにつけようと提案してくれました。居室の掃除も、久しぶりに念入りにできるね、と3人で話しました。台所の洗濯物があるから、干そうと言いました。
 食事の後、洗い物と掃除、花瓶の水替え、洗濯物に分かれました。6年生教室は、防寒対策のビニールのテープの部分を一部外して、窓を開けられるようにしました。この部屋はなっちゃんの訓練に使うので、部屋が寒くならないように、すべてビニールを外すのはもう少し後にしようと3人で話しました。棚の上をふき、ソファを動かして床を綺麗にしました。食後の1時間ほどで、掃除や洗濯などをすませました。
 普段は、何曜日は洗いの日で、何曜日は朝食当番で、と決まった流れですごしています。それがなくて、今朝はなにをしようか、というところから考えるのがとても楽しかったです。
 
 
 2日目の夕食には、ちあきちゃんが山小屋からまさはるさんの作ってくださった焼きそばを持ってきてくれました。段ボールに『ボーイングチーム用』と書かれていました。その日は、焼きそば、里芋のサラダ、お味噌汁、ベビーリーフのサラダという献立にしました。日が長くなった今は、18時を過ぎても外が明るいです。私たちは、プレートに盛り付けた焼きそばを持って、中庭に出ました。背中に夕日を受けて、階段に座って食べました。涼しい夕方の風がふいていました。山の中のテントで寝るとけっこう寒そうだな、夜晴れていて星が見えていたらいいな、と山小屋にいるみんなのことを考えました。
 
 ご飯を食べながら、色々な話をしました。吹き矢の話、今年の納涼祭でどんなことをしたいか、山小屋のクチナシの花のこと……。試験が終わったら山小屋に泊まりで行きたいね、と私たちは言いました。夕食が終わって振り向くと、西の方の空に細い月が綺麗に見えました。
 
 
 3人で話をしながら食事をする時間は、とても穏やかに流れました。勉強をしているときは、自分のペースで進めています。没頭してその世界に入り込みます。ご飯の時間になると、3人が集まって準備をして一緒に食べます。そのときに、心の扉がすっと開いていくのを感じます。
 
 誰かと生活をともにして、一緒にご飯を食べたり、家の中のことをすることは、自分にとって大切なことだと思います。なのはなに来て、私は誰かがいてくれる毎日が日常になっています。症状がひどくて苦しかったときは、1人が一番だったし、誰にも干渉されたくなかったです。人といることがストレスでした。なのはなに来て、私は人の中にいることが当たり前になり、いつしかその“当たり前”に幸せや安心を感じるようになりました。
 1人ではなく、誰かと一緒に日々の生活や自然の中で感じる喜びや楽しさを共有する時間がかけがえのないものだと思えることが、とても嬉しいです。キャンプの間、あらためてそのことを思いました。
 
 私は、2泊3日の中でしたことは、決して非日常的なことではありません。けれど、とても楽しいと感じました。特別なことをしなくても、日常というのは楽しめるものなのだと思います。ちょっとしたアイディアや、計画や、協力する気持ち、それが、家族で暮らす毎日の幸せなのだなと感じます。
 
 
 さやねちゃんが、みかちゃんから頼まれてハウスの開け閉めをしていました。たかこちゃんが、ラディッシュや絹さや、ベビーリーフの水やりをすることを教えてくれました。さやねちゃんと私も一緒に行かせてもらいました。
 たかこちゃんとさやねちゃんは、みんながいない間のことを思って、動いていました。なのはなの畑のこと、みんなが帰ってきたときのために、2人は静かに自然に心を使って動いていました。
 
 夕方に、ハウスに水やりに行くと、みかちゃん、まりのちゃん、りさちゃんなど何人かの人が山小屋から苗などの世話のために戻ってきていました。吉畑のハウスの中で育っているトマトの苗の青い香りがとても良かったです。良い苗ができているのは、こうして毎日まりのちゃんたちが世話を続けているからです。キャンプに限らず、イベントがあるときも、ミーティングなどで忙しいときも、苗にお休みはありません。畑の作物にお休みはありません。
 
 苗担当のまりのちゃんやりさちゃんの姿を見て、ひとつのことを成功させるために必要なのは、毎日の地道な積み重ねなのだと感じます。大きなことをひとつしたらそれで終わりではなくて、続けていくことです。きっと、勉強も同じだろうと思います。やったりやらなかったり、言い訳をしてさぼったり、それでは身になりません。毎日誠実に積み上げていくことが、花開くことにつながるのです。
 
 苗だけなく、他の野菜も、毎日土の乾き具合をみて水をやる量を調整したり、適切な手入れをしているチームのみんながいるから、たくさんの綺麗な野菜がいただけます。毎日続けていくこと、誠実に畑に向かうみんなの気持ちを思いながら、水やりをしました。生きている野菜を相手にするみんなの誠実さを自分もならっていきたいと思いました。
 
 
○山小屋で過ごした夜
 キャンプ1日目の夜のバーベキューとお父さんお母さんのライブに参加しました。勉強で残るといっても、ライブは絶対に見たいねと話していました。
「ボーイングチームもバーベキューは一緒にしよう」
 お父さんがこう言ってくれて、私たちは夕食から山小屋に合流することにしました。金曜日で学校に行っていたこうみちゃんと一緒に、17時過ぎに山小屋へと向かいました。
 山小屋に着いて坂道を上ると、草刈りをしてすっきりとした畑が見えました。こうみちゃんと一緒に、坂の途中からダッシュをして上りました。山小屋前には、盛男さんのおじいちゃん、お父さんお母さん、バーベキューの準備で火をおこしているあゆちゃんたちがいました。ゆうたくんもうちわで炭をあおいいでいました。
 
 山小屋に着いたとき、気持ちが解放されるのを感じました。山小屋は自分の原点です。ここにきたら、いつでも真っ新な気持ちに私は帰ることができます。後ろを山に囲まれて包まれている山小屋のたたずまいの中にいるだけで、自分の心がなにもまとわない、ありのままの自分になります。
 
 お父さんとおじいちゃんがベンチに座ってお話をされていました。梨の花は散っていて、地面に白い花びらが落ちていました。山小屋は、私のなのはなでの人生をずっと見守ってきてくれた場所です。山小屋は、自分の家であり、家族のような気持ちもします。
 
 テーブルの上にウォークラリーでみんなが作った山菜の入ったバスケットが置いてありました。ぜんまいやこごみ、小さなタケノコ、苔や小石をちりばめてカゴの中に飾られていました。苔がしかれたミニ庭園のような作品もあって、私は特にその作品が好きだなと思いました。山小屋の前の梨の木や八朔の木には、説明書きや花言葉が書かれたプレートがかけられていました。ウォークラリーでみんながたっぷりと山の中を楽しんだのだろうと想像しました。
 
 
 その夜のライブで嬉しかったことが2つあります。
 ひとつはお父さんとお母さんが歌う『無縁坂』を聞けたこと。もうひとつは、お父さんお母さんのお話です。
 私は『無縁坂』という曲が好きです。お父さんがよく歌う曲ではなかったので、歌い始めたとき、少し驚きました。自分へのサプライズプレゼントのように思えてしまいました。ライブの後に、たかこちゃんも『無縁坂』が大好きな曲だと話してくれて、その偶然も嬉しかったです。
 
 ライブでは、お父さんとお母さんがクジで当たった子へコメントをしてくれました。『予言者』という設定のトークで、お父さんとお母さんは、1人ひとりに対して、その子がなのはなに来るまでにどのようなことで心が傷つき、欠落してしまったのか、これから自立していくために、どう心を立て直していくのか、ということを話してくれました。
 みんなへの言葉を聞いていると、お父さんとお母さんがその子のことを深く理解して、向き合ってくれているのだと感じました。心の奥深くにあるものを見つめてくれています。誰かに深く理解してもらっていると、私も大きな安心を感じました。他の人が理解されている、ということは自分も同じくらい理解されているということです。
 
「みんなに良くなって欲しいと思っている」
 お父さんはこう言いました。お父さんとお母さんはいつも本気で心に向き合ってくれます。その本気に、私も本気でありたいと思います。誇りや希望を持ってまっすぐに生きていけるようになるためには、お父さんたちが心にまっすぐに投げかける気持ちから逃げずに、まっすぐに向き合いたいと思いました。
 
 その夜、たかこちゃんとさやねちゃんと3人で古吉野に帰りました。駐車場に下りる坂は真っ暗でした。横道にそれないか怖かったので、たかこちゃんと身体をくっつけて歩きました。さやねちゃんがすぐ後ろにいてくれました。3人でぎゅっとくっついて真っ暗な坂道を降りていきいました。
 
 
 
○3日間の勉強について~信託と公益法人税制~

 キャンプ期間中、苦手な理論暗記2題と計算の復習をメインにしました。
 公益法人税制と信託税制の講義の復習をして、理論の問題を解きました。この2つは、個別理論を習ったとき以来あまり見直していなかった項目です。暗記も中途半端なままにしていました。
 
 いま、講義は直前対策テキストを使っています。その講義の中では、これまでの個別の暗記というところから一歩すすみ、関連理論のつながりをつけていったり、意義や要件にポイントを絞って、適用の有無や事例問題に対応できる力をつけていく内容になっています。また、先生が講義の中で『暗記の消化促進剤にしてもらいたい』と話してくれていました。解説を聞くことで、暗記の手助けになれば、ということです。
 
 私は、どちらかというと、力業で暗記をする方です。理解よりも先に、とりあえず書かれている条文をまるのみで覚えてしまう方法です。あとから理解が来て、理解が進むと短期記憶から長期記憶へと変わっていきます。ところが、一度目の暗記でなかなか覚えられないものもあります。すぐに忘れても良いから、まずは一度全文を暗唱できるようにしているのですが、それができないのです。信託と公益法人税制がそのパターンでした。
 
 この場合は、基本のやり方を変えて理解を同時並行でしながら、理解を暗記の手助けにします。信託は、いつ・誰に課税をするのか、というのがポイントです。それが少しばかり複雑で、信託の課税の形式的な考え方があり、法人税法の実質主義の考え方があります。その実質主義を原則とした上で、特例の場合があります。信託の種類によって、課税のタイミングと対象者が変わります。
 
 条文の作りも一筋縄ではいきません。『~~の場合は、いつ、誰に課税される』ストレートに書かれていません。『~~の限りでない』の次にさらに『~~でないものとみなして適用する』という文章があり、否定の否定だから、消去法でこうだよね、という言い回しがあります。一度読んだだけでは、結論が見えてきません。
 
 それをどう覚えるか、というのは、理解がなくてはできないと思いました。今回、あらためて講義を視聴して、信託の構図を確認しました。原則を土台にして、なぜ原則が適用できないのか、ということをしっかりと頭に入れました。
 信託の種類によっては、原則の発生時受益者課税にすると、課税が遅れてしまう(受益派が存在しない)、事務手続きが煩雑(受益者がたくさんいる)、ということがあります。難しいことは抜きにして、まずは一言でいえるくらい状況をシンプルにして考えました。
 
 
 先生の説明をもとにして、自分の中にわかりやすい物語を描いていきます。それを手がかりにして、覚えていきたいと思いました。昨日、なんとか一度暗唱をすることができました。信託の理論は、1ページだけなので、ボリュームは少ないです。内容と文章の作りを理解していけば、記憶に定着していくのだと思います。相続税でも、信託の理論には手こずりました。一度覚えるまでに時間がかかりました。法人税法でも、諦めずに何度も唱え、イメージを作って覚えていきます。
 
 公益法人税制では、みなし寄付金のところが少し光が見えてきました。はじめは、意味がよくわからず、保留にしていました。今回のもう一度この理論に取り組んでみて、公益法人の内部でお金のやりとりをするという状況が少しわかったように感じました(まだ、ぼんやりと、ですが)。
 すぐに理解しようと急いた気持ちにならず、暗唱する、講義のメモを読む解説を読むということを繰り返していきます。そして、いまわからないことも、小さな気付きや理解を積み重ねて、少しずつ輪郭をはっきりとさせていけたらいいなと思います。
 
 キャンプ期間のことを書きましたが、まとまりのない日記になってしまいました。
 明日から5月です。引き続き、計算の復習と、実判4回分、直前対策の講義、理論の理解と暗記を進めていきます。




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